カテゴリー : 植物の形

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ヒノキ科スギ属の植物を求めて

ヒノキ科ヒノキ属の植物を求めてのの続き 話の発端は、 生きていた化石のメタセコイヤ メタセコイヤ並木でメタセコイヤを見た。 メタセコイヤというのは生きた化石として扱われている植物で、 ヒノキかスギの祖先だと考えられている。 このような情報があれば、 ヒノキやスギの葉をマジマジと見たくなるのが人の性 というわけで、 前回はおそらくヒノキ属であろう葉を探してみた記事を記載した。 今回は、 おそらくスギ属であ...

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ヒノキ科ヒノキ属の植物を求めて

生きていた化石のメタセコイヤ 先日、メタセコイヤの並木を見に行った。 メタセコイヤを分類学的に見ると、 ヒノキ科(またはスギ科)メタセコイヤ属の落葉樹で、和名はアケボノスギ、もしくはイチイヒノキと呼ぶらしい。 メタセコイヤ - Wikipedia このような情報を見たら、現在のヒノキと比較したくなるのが人の性でしょう。 というわけでヒノキやスギを探してみることにした。 といっても、 日常生活でヒノキやスギを見つけ、 しかも脚立抜きで葉を撮影出来るような木を探すのは大...

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生きていた化石のメタセコイヤ

石炭紀を生きたスギナの祖先は大きかったの記事で FPDM: 博物館の出版物「恐竜のくらした森 ―恐竜は花を見たか?」 恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク - 福井県勝山市 勝山ジオパークにある恐竜博物館で、恐竜時代の花についての本を購入した。 その本の16ページ目に生きていた化石メタセコイヤというページがある。 メタセコイヤは1941年に化石として発見されたが、 周りをよくよく見てみれば、7年後の1948年に現存の木が発見された という植物である。 メタセコイヤ...

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石炭紀を生きたスギナの祖先は大きかった

恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク 恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク - 福井県勝山市 恐竜博物館に訪れる前に事前準備として、 恐竜に関する書籍をある程度読んだ上で博物館に行った。 事前準備と展示の両方で時々目につく植物の進化の話。 博物館では以前植物に関する特別展示があったらしく、 博物館の書籍コーナーに特別展示の時に作成された書籍があったので、 購入して読んでみた。 FPDM: 博物館の出版物「恐竜のくらした森 ―恐竜は花を見たか?」 書籍のタ...

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紫色の葉のカタバミ

道端で時々葉が紫になっているカタバミを見つける。 紫といえばアントシアニンで、 アントシアニンといえば、光合成と成長のバランスが合わない時に調整に用いられるというイメージがある。 葉でアントシアニンを蓄積させる意味 夏の日射量が多くて、気温も高い時期に、 カタバミは自身を傷つける程光合成をしてしまうのか? と思ったけれども、 そうであればどこかに緑色の個所があっても良いはず。 これは常にアントシアニンをたくさん合成してしまう株なのか? と思い調べてみたところ、 ...

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攻めるアサガオ

何の変哲ないと言ったら失礼なので、 詳細はちゃんと書いておくと、 綺麗に管理されている針葉樹だけれども、 この木が珍しい変異種ではない(はず)の木があった。 この木のもう少し低いところを見てみたら、 ちょうど楕円で囲ったあたりだけれども、 楕円の左下のところでアサガオの花が咲いていた。 もう一度この枝を見て、 なぜ楕円で囲ったのかの理由を書くと、 楕円の左下から右上に向かって一本のつるが見えるだろう。 そう! このアサ...

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エノコロ、それはまるで犬の尻尾のようだ

お盆を終えたら急に涼しくなった。 まだ暑い日はあるだろうけれども、 一気に秋に向かう感が出てくるのがちょうどこの時期 こんな時期に特徴的なのが、 比較的大きなエノコログサが生えているというイメージがある。 風に揺られたエノコロの穂は、 和名で書くと狗尾草でイヌ(狗)の尾の様だと思い、エノコロと名付けた気持ちがよく分かる。 あまりにも風が強くて、 エノコロの穂の全体を撮影したものがデジカメに記録されていなくて、 下が切れたエノコロの穂の写真で妥協す...

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発根に関することをまとめてみると

前回の酵母エキス入り肥料の効果の記事で 酵母の細胞壁であるβ-グルカンの断片を植物が根から吸収すると発根が促進される。 という研究結果を見た。 酵母というのは単細胞のように振る舞っているが、 実際のところは細菌ではなく菌として扱われ、 ざっくりとしたまとめ方になるけれども、 大腸菌のような細菌ではなく、キノコのような菌類の方に分類されている。 菌と細菌について それを踏まえた上で、 今まで挙がってきた発根に関する内容をまとめてみる。 酸素供...

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アーバスキュラ菌根菌が好む環境を探る

前回のアーバスキュラ菌根菌の記事で、 アーバスキュラ菌根菌であるグロムスと共生すると、 宿主植物が利用できなかったリン酸や地中深いところの養分を利用できるようになる という内容を記載した。 菌類の土壌からの養分の吸収の仕組みは凄いものがあり、 鉱物質に吸いにくい微量要素は菌根菌を介してかもしれない。 銅の機能を活かした農薬、ボルドー液 そんな菌根菌だけれども、 菌である上、土壌中のことなので、栽培中の作物を抜いて確認ということがしにくい為、 感染のパターンだけ把握してお...

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アーバスキュラ菌根菌

先日、 施肥設計の見直しで農薬防除の回数は確実に減らせるの話から 菌根菌の話題になった。 菌根菌というのは、植物の根で共生するエンドファイトの一種で、 冒頭の記事で話題になっているネギでも共生が確認されている。 エンドファイトと呼ばれる菌たち 冒頭の記事のネギで菌根菌と共生関係を築いているかどうか?は置いといて、 今回の記事は菌根菌について触れておく。 菌根菌にはいくつかのタイプがあって、 植物の種類(果樹であるかとかランであるか)によって共生する菌は異なる...

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豪雨ニモマケズ、暴風ニモマケズ

川に来た。 二週間前の豪雨で今見えている場所はすべて見えなかった程増水した個所は、 今ではいつも通りの水位に戻っている。 見えている個所すべてが増水したということは、 目の前に見える草たちは浸水したわけだ。 これらの植物に寄ってみると、 川の流れに従って倒れていて、 上の方は緑の葉が残っている。 この草をよくよく見てみると、 根元の方では新しい脇芽が出ていた。 これを見て、 ただただ単純にこの草は強いな という感想を抱いた。 ...

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藪から出ないし、藪の内側へと突き進まない

梅雨を抜け、いきなり暑くなったので、 少しでも日陰をと思って藪沿いを歩いていた。 そんな時、 この植物が目についた。 ササの周りにつる性の植物が居たんだけれども、 なんかある程度伸長したつるが、 どういうわけか?Uターンし自身に巻きつき、 ある程度戻ったら上に向かって伸長し直している。 これは、 この植物が何らかの方法で藪から抜けたことに気がついて、 藪の中の背の高い植物に向かって方向転換したということだろうか? ...

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マルバツユクサは地中でも花を形成する

ツユクサの季節 ミカンの栽培を止めた途端、上の写真の草がたくさん生えてきたらしい。 この植物をマルバツユクサだと仮定して、 なぜこの植物が突然生えてきたのか?を探っていきたい。 はじめにマルバツユクサについて調べてみた時に、 マルバツユクサの種子サイズと出芽時期・遮光が生育と種子生産に及ぼす影響 - 雑草研究 Vol. 51(3)139~145(2006) という論文を見つけた。 植物の生育に関する論文であれば、 大概はじめににテーマとなる植物のことが詳しく記載されて...

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ツユクサの季節

ミカンの栽培跡に現れた草たちで掲載した上の写真の葉は、 植物図鑑の写真を見続けて、おそらくマルバツユクサなのだろうと判断した。 マルバツユクサ - Wikipedia 後で記載するけれども、 この葉には葉柄がなく葉鞘であったので単子葉だと判断出来るし、 丸葉に葉の縁が波打っているのでマルバツユクサの特徴を捉えている。 マルバツユクサは九州地方の果樹園で防除が困難な雑草として扱われているらしいので、 この点でも特徴が合致する。 マルバツユクサに触れる前に、 ツユクサ科...

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ハウスミカン栽培の銅欠乏

ミカンの木の落ち葉がなかなか土へと還らないから話は戻って、 不調なミカンの木からの漂白の落ち葉での(おそらく)銅欠乏の話をする。 ミカンの栽培マニュアルに目を通した時頻繁に挙がったこととして、 ・ミカンは石灰を好む ・ミカンは弱酸性域の土質を好む ・水はけの良い場所を好む ミカンではなく果樹について調べた時、たまに ・お礼肥(収穫後に与える肥料)では硫酸銅を与える とあった。 これらの内容が目についた時にふと (JA全農 肥料農薬部 施...

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不調なミカンの木からの漂白の落ち葉

佐賀のハウスミカンの栽培者の方向けに塩類集積等の話をしましたの後に栽培の様子を見に行った。 ハウス内で下記のような話題が挙がった。 最近、ミカンの落ち葉が土に還るまでの時間が遅くなっているように感じる。 その中で更に不調の木からの落ち葉は 白っぽいものが多くなっている。 調子の良い木であれば、 こんな感じで褐色になっている。 なぜ、落ち葉は土に還りにくくなったのだろう? なぜ、落ち葉の色が白くなってしまったのだろう。 この疑問に対する解答...

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雨上がり、葉の上の滴の今後

雨上がりの道でふと目についたイネ科の草 葉の上には大小様々な滴が出来ていた。 この滴を見て思うことは、葉の表面は撥水性が凄いなと。 クチクラ層は何からできている? そこでふと思い出したけども、 葉の表にも気孔という水の蒸散に関与した穴があったよな。 気孔の日々のお仕事 種類によっては表にたくさんある葉もあったはず。 更に葉がねじれて裏が表のように振る舞っている草もあったよな。 そのねじれに秘密あり、な気がする 降雨で葉の上に水が溜まり、 晴れで日射量...

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アジサイの先が丸まった装飾花

梅雨入りしてからいくぶん経過した。 梅雨と言えば、 アジサイが綺麗な季節です。 至るところでアジサイが咲き誇っている。 アジサイは美しいが故に 美しい花特有の様々な様々な品種がある花卉園芸作物の一つである。 先に装飾することに意味はあるのかい? 様々な品種があるということで、 このような花弁の先が丸まっている品種もある。 これをよく見てみると、 梅雨という長雨の中で、 この花弁の丸みが受け皿のように雨をずっと保...

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夏に活躍!C4回路の植物たち

スベリヒユの持つCAM回路 前回まででスベリヒユのもつCAM回路(CAM型光合成)についてを記載した。 ざっくりと書くと、 乾燥した環境において気孔を開いた際に葉内の水が過剰に蒸散されないための仕組みで、 乾燥ストレス下において非常に重要な機能と言える。 上の記事の更に一つ前の塩類集積土壌でも平然とたたずむスベリヒユで スベリヒユはC4回路(C4型光合成)も持つと記載した。 このC4回路はエノコロでも触れた。 エノコロを見て思い出す師の言葉 C4回路とい...

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スベリヒユの持つCAM回路

塩類集積土壌でも平然とたたずむスベリヒユ 先日の記事で 塩類集積を起こした土でスベリヒユが繁茂していた という内容を記載した。 スベリヒユを調べてみると、 C4回路とCAM回路といった周りの草とは異なる光合成をしていた ということがわかった。 この話を進める上で、 C4とCAMについて知る必要があるため触れておく。 逆順になるけれども、まずはCAM回路について。 そもそもCAMとは何か?というと、 ベンケイソウ型有機酸代謝のことでCrassulacean...

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