前回のトマトの品質向上のための摘葉の記事では、摘葉することで、果実や残した葉のシンク強度が高まり、秀品率が向上するという事を記載した。

ここで生じる疑問として、


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どれ程の葉を摘葉して良いのか?ということ。


この疑問に応える為に葉面積指数(Leaf Area Index, LAI)という指数がある。

これは、床面積1㎡当たりに締める葉の表面積㎡でLAIが4を目指すように摘葉すると、利用可能な光をほぼ受光できるようになる。


ただし、上の葉が下の光合成能が高い葉を遮光したら意味がないので、


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上から見て各々の葉があまり重なり合わないようにしなければならない。

※上の葉の小葉の間に下の葉の小葉が位置するようになれば良い。

※おそらくそうなるようにトマトは進化したはず。


なんて説明を記載したけれども、葉の表面積はどう測定したら良いの?や遮光による受光のロスはどのように評価すれば良いの?ということで検索をしてみたら、トマト葉面積指数(LAI)の簡易推定法 - 宮城県農業・園芸総合研究所 野菜部の資料に辿り着いた。


内容は複雑なので直接資料を見てもらうとして、簡易的とはいえ、葉の平均の計算には骨が折れるので、LAI値に対応した木の形のリストを作成して、そのイメージを頭に叩き込むといったことになるのかなと。