前回のカエルの変態は中干し有りの田では間に合うのか?の記事の続き。



田植え前に土作り + レンゲ後の稲作で中干しせずに夏を経過した田では、



水がとても澄んでいて、イネ以外の草がほとんど生えていないことに気が付く。

中干しをしたところでは緑色の藻が生えていたり、草が生えていたりする。


緑色の藻がないと、水の底まで光が届き、水温が上がりやすいという事を以前記載した。

※以前は藻ではなくウキクサだけれども

ウキクサは稲作においてどのような影響を与えるのか?


何故こんなにも田の水が澄んでいるのだろう?

オタマジャクシが藻や後発で発芽した若い草を食べてしまったのか?


オタマジャクシの食性を調べたら、水草や藻を食べると記載されていた。

他にはデトリタス(生物遺体や生物由来の物質の破片や微生物の死骸、あるいはそれらの排泄物を起源とする微細な有機物粒子)を食すとも記載されていた。

オタマジャクシ#習性 - Wikipedia

デトリタス - Wikipedia



その後、変態を経てカエルになると、食性が肉食(昆虫食)へと変わる。

この食性を見て、イネの株は食べないのか?と気になるが、



この成長具合を見れば問題ないだろう。


興味深い研究内容で、アマガエル幼生の水稲用農薬に対する感受性 ー水辺の生きものに対する農薬の影響を調べるー 農環研ニュース No.107 2015.7というものがあるが、除草剤の一部がオタマジャクシの生育に影響を与えているというものがある。



オタマジャクシがたくさんいれば、田の底は綺麗になり除草の手間が減るが、除草剤を散布して経費をかけて手間も増やす。


中干しをしている田は、冬季に乾土効果を狙い定期的に耕起して、田植え後は水の管理で管理コストを増やし、更には農薬散布でコストを増やす。

冬季の耕起は米の耐性の低下に繋がる可能性が非常に高いため、管理コスト自体も上がる。

稲作の冷害を緩和させるには土作り

稲わらの腐熟の為に石灰窒素の施用という謎


米が儲からないから離農が増えているという問題は、冬季の簡易的な土作りで軽減されるかもしれない。