フィードリーダーで農研機構のRSSを登録していたら、新着に(研究成果) 葉緑体成分フィトールがネコブセンチュウ防除に有効であることを確認 - 農研機構が現れた。

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話は脱線したので、元に戻す。

冒頭の農研機構の研究報告だけれども、葉緑体を分解した時に生成されるフィトールというアルコールが土壌中にあると、根(研究ではトマトだった)に植物ホルモンのエチレンが蓄積し、センチュウに対する抵抗性が増したそうだ。

ヨトウ対策は植物ホルモンの視点から

いもち病の抵抗性を色素の観点から見てみるの続きでメチル化を見る


この研究報告で非常に興味深い点がフィトールというアルコールが、


David Richfield - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる


上の図の葉緑体の主成分であるクロロフィルのピロールと呼ばれる箇所の一つ(上の図で下の細長いところ)が外れ、


Ed (Edgar181) - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる


外れた箇所がフィトールとなる。

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植物の老化葉でクロロフィルからある程度分解されたものがあるらしいので、フィトールは葉自身が葉緑素を分解する際に生成されている可能性が高い。




この内容を読んだ時、頭に浮かんだのが



香り化合物の合成経路から見えてくることの記事で記載した内容と同じだけれども、作物の畝の間の通路で緑肥を育て、ある程度の高さで刈り倒したら、切り口から滲み出た汁が土壌に染み込む。

この汁の中には今回のフィトールらしきものが含まれている可能性が高いので、周辺の植物に抵抗性を向上させるような刺激を与える。


似たような方法で行う土壌消毒の方法に


環境に優しい土壌消毒のダゾメット


緑肥カラシナを鋤き込み、カラシナの葉に含まれるイソチオシアネートで土壌消毒を行う?方法があるけれども、今回の内容と組み合わせると更に素晴らしい効果になるのでは?と期待した。


センチュウによる根の食害が減れば、食害痕から侵入する細菌由来の病気も軽減出来るので、青枯病といった致命傷も軽減出来るはず。

連作障害に立ち向かう、線虫編


根部で病原性微生物の影響を減らす事ができれば、養分吸収の低下を阻止できるので、地上部の抵抗性にも繋がる。


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