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湘南の海岸で緑の石を見かけたで触れた緑の石に関して、もう少し見てみることにする。


湘南に流れる川の上流に関して色々と読み漁っていると、凝灰岩を構成する鉱物のうち、緑色の石をセラドン石と呼ぶそうだ。

地質の窓(平成26年度) – 相模原市立博物館


今回の石がセラドン石であるか?は知らないが、セラドン石だと仮定して話を進めるとして、セラドン石という用語をキーワードとして更に検索を進めると、セラドン石でストラップをつくろう | 神奈川県立 生命の星・地球博物館にたどり着いた。


このページを読み進めてみると、

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セラドン石は、東丹沢に普通に見られる石です。そのセラドン石による装飾具「管玉」の弥生時代から古墳時代にかけての玉造工房が厚木市や海老名市の遺跡から見つかっています。

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と記載されていた。


更に検索をしてみると、石ころ図鑑 堆積岩(丹沢の凝灰岩 4) - 平塚市博物館のページでセラドン石は白雲母系の粘土鉱物と表記されていた。


雲母といえば、


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湘南の海岸で平らなキラキラの鉱物を見かけたけれども、あれが雲母であるはず。

青い石を理解するために鉱物の緑泥石化作用を見る




話は戻って、弥生時代にセラドン石を加工して装飾品を作っていたという事だけれども、どの地域でも人は緑の石に惹かれるものなのだなと改めて思った。

弥生時代の人たちは緑色凝灰岩を好んだか?


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