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今年も近隣の水田の様子を見ているのだが、いつも見ている田よりも周辺の田の方が葉の色が薄い。

※比較用の写真は載せないので、葉色の薄さは想像でお任せします。


なぜ、上記の症状で違和感を感じているのか?というとレンゲ米の水田からイネの生長を考えるの記事に記載している内容であるが、いつも見ている物理性の改善 + レンゲ + 中干し無しの田では地上部の初期生育が遅く、葉色が濃くなるのが周辺よりも遅い傾向にある。


それにも関わらず、今年の周辺の水田の葉色が薄いのは、肥料の効きが若干ズレたからではないかと。




肥効がズレるとはどのようなことか?


窒素に絞った上で一番簡単なのが、初期生育時の無機窒素の量が少ないことが考えられるが、そうであれば葉色よりも気になる症状に陥っているはず。


ここらへんの地域で使用している一発肥料の細かい配合が変わったか?

※例えば、鶏糞が配合されている場合、熟成具合の異なる鶏糞に変わるとか

稲作でよく見かける一発肥料について

一発肥料の2つの型

家畜糞の熟成について考える


今年の6月の梅雨入り遅れで気温が平年よりも上回る気候条件で一発肥料の効きがズレたとか。

※有機成分多めの一発肥料は土の温度や水分量で肥効がズレることがある。

今年の稲作でも一発肥料が意図通りに効いていない

6月の日本 気温はまた平年上回る 梅雨入り遅れも雨量は多い - ウェザーニュース


最初に一気に肥料が効いて、地上部の茂りに対して、地下部の根の成長が弱く、地上部の成長に対して、根の養分吸収が追いつかなくなっているのか?


若干ずつだけれども、稲作が難しくなっているような気がする。


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