定期購読している誠文堂新光社の子供の科学 2022 6月号のコカトピというコーナーで興味深い内容が目に付いた。

その内容というのが、植物は雨に打たれると免疫を活性化する - 名古屋大学研究成果情報で、ページのタイトルの通りで、モデル植物(植物の研究でよく使われる)であるシロイヌナズナにおいて、



葉にある小さな突起(トライコーム)に雨が当たることで、免疫系を活発にする。


背景としては、植物にとって雨は恵みの雨と呼ばれる一方、病原性の微生物も雨と一緒にやってくるので、雨は危険因子の一種であると捉えることもできる。

なので、葉の表面が降雨を感知したら、免疫系を活発にするようになったのだろう。


この話を読んで色々と頭に浮かんだ。


例えば、



写真のような高設の溶液栽培において、天井にスプリンクラーを設置し、定期的に散布することで殺菌剤の使用回数を減らすとか。


今回と似たような話を、植物は痛みを感じた時にグルタミン酸を用いて全身に伝えているの記事で触れたけれども、降雨の話は前段階に当たるだろう。

植物の理解が進むにつれ、栽培が簡略化されていく様を見るのは面白い。

研究というのは、基礎の方が応用できることが多くて良いな。


それと、子供の科学のコカトピのような薄く広くのトピックは、ヒントが多くてありがたい。


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