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三笠ノ森椿

開花も終盤にさしかかり、花弁の縁が黒ずんできたけど、

それを加味した上でも美しい模様をしている。


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三保ノ月椿

白い花弁にすっと薄いピンクが入った模様


どちらが美しいかと問われれば、

美しさとは個人の好みによるものなのでどちらかに集中することは無いだろう。


何が言いたいのか?というと、

美しいと感じるのは人それぞれで、

人それぞれ、地域それぞれで各々が美しいと思う個体を選抜していったから、

園芸というのはこんなにも多様になったのだろうなと。


そうなると美しさの評価は出来ないことになるけど、

それでもやっぱり競い咲きをしたいということで、

・花全体の大きさ

・模様の入り具合(色の抜き具合)

・花弁の枚数(多ければ良いというものではない)

・花弁の形状の奇抜さ

といった指標を次々と開発していったのだろうなと。

※椿だけの話ではないよ。

第57回朝顔展@京都府立植物園

色、長さ、枚数、花の魅力

幽玄の美の伊勢菊


せっかく椿展に行ったので、

陶器や葉の形状ではなく花について焦点を当ててみた。

浄安寺の椿展