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アーカイブ : 2022年04年月

 

草むらでも白い花は案外目立つ

草むらの横の道を歩いている時、草むらのある箇所が気になった。気になった箇所というのは、赤丸で囲った箇所で、近づいてよく見てみると、白い花が咲いていた。白い花弁五枚でイチゴの花にどことなく似ているので、これはバラ科のクサイチゴだろうか?林の林床に鮮やかな実周りが緑色の夏草で覆われえいるところに白という色が逆に目立つなと。まぁ、この花はおそらく昆虫には別の色に見えているのだろうけれども。植物が有害な紫外線から身を守る為のフラボノイド

 

マルチ栽培は土の資源を過剰に使ってしまう

マルチを張って栽培をすると気になることとして、栽培が終わってマルチを剥ぐと、土の粒子が細かくなっている。栽培を始める前の土はこんな感じで、コロコロとした団粒がなくなってしまう。マルチで土を覆うことで、土は高湿気と紫外線が当たらない状態になり、マルチの下の糸状菌たちの活動を抑える要因がなくなるため、土壌中の有機物の消耗が早くなったのだろう。生ゴミを埋めた後に素焼き鉢で覆う団粒が壊れることで、土の排水性・保水性が低下し、保肥力も低下している。 ...

 

生分解性プラスチックのポリ乳酸の処分法を調べてみた

※上の写真のマルチはおそらくビニールマルチだけれども、ポリ乳酸のマルチだと過程して見てほしい。生分解性プラスチックのポリ乳酸とは何か?の記事で生分解性マルチの一種であるポリ乳酸についてを見たけれども、上の写真のように土と接して分解が開始されないのだろうか?と疑問が生じたので、ポリ乳酸の処分こと堆肥内での発酵について調べてみることにした。早速検索してみたところ、ユニチカ株式会社 望月政嗣著 ポリ乳酸繊維の特徴と応用 -植物から生まれた環境調和型次世代合成繊維- 繊消誌 Vol.47...

 

生分解性プラスチックのポリ乳酸とは何か?

マルチ栽培とESGの記事で、土の被覆資材として活用するマルチについて見た。世界的なマイクロプラスチック問題が大きくなっていったら、マルチ栽培の風当たりが強くなるのでは?と予想しているので、風当たりがないうちに色々と見ておきたい。そのうちの一つに生分解性プラスチックから作られたマルチがある。栽培の師のところで生分解性マルチを使っていたので、ビニールマルチとの差というものはなんとなくわかる。生分解性マルチは土の微生物によって分解されるというから使用中に消滅してしまうのではない...

 

常緑広葉樹の落葉

平日で雨が降っていない日にいつも訪れている箇所にある木で気になった事があるのでメモとして残しておく。上の写真はブナ科のシラカシで常緑広葉樹に分類されている。常緑広葉樹というのは、秋から冬にかけての寒い時期になる前に葉が褐色して落葉するということはなく、寒い冬でも葉を残す木を指す。そんな常緑広葉樹のシラカシだけれども、落葉している葉が多い事に気が付いた。落葉している葉は褐色になりかかっているけれども、緑色が残っていて、葉の表面には光沢も残っている...

 

マルチ栽培とESG

海洋のマイクロプラスチックの環境問題をよく見かける。町での生活で使用されたプラスチックが断片化しつつ、川から海に流れ、海洋でゴミが蓄積しているという問題だ。海洋に流れ着いたゴミを、海の生物が食べてしまう事で様々な問題が引き起こされると考えられている。マイクロプラスチック - Wikipediaこの話題を見た時に真先に頭に浮かぶのが、マルチというビニール資材で土を覆って栽培する手法だ。栽培後にビニールを回収するので問題ないのでは?と思うかもしれないが、...

 

ツツジとタンポポの花が咲く

ツツジの根元にカンサイタンポポが咲いていた。ツツジの赤い花の間で黄色い花を咲かせてかなり目立つ。蜜を吸いに昆虫でもこないかな?としばらく見ていたけれども、ミツバチはどれもツツジの方の花に行ってしまい、黄色いタンポポの方には来ない。ミツバチを含むハナバチは、一日の最初に蜜を採取した花の色を覚え、その日は同じ色の花にしか向かわないという特性があったことを思い出した。花とミツバチの共進化、花の色今の時期はツツジの花が多いので、ミツバチは積極的にツツジの花に向...

 

イネの二次代謝物のフェノールアミドを調べてみた

稲作を二次代謝物の観点から眺めてみるとの記事で、イネのアレロパシーについて調べた内容を記載したが、合わせてフェノール性アミドという二次代謝物がトビイロウンカの致死率を高めるという内容も記載した。気になって見たので、これらのキーワードで検索をしてみたら、研究紹介 | 植物・昆虫間相互作用グループ|岡山大学 資源植物科学研究所/大学院環境生命科学研究科という素晴らしいページに辿り着いた。ヒメトビウンカの越冬からウンカの防除を考える要約するとウンカやヨトウに対して防御を示す...

 

クズのツルの絡まろうとする姿勢

マメ科のクズが旺盛になり始める季節になった。伸長したツルに後方から伸長してきたツルが絡まり始めている。この絡まりをよく見ると、ツルの接地点で脇芽が発生していて、二本のツルがV字になって、先に伸長したツルを抑え始めている。クズはこうやって複雑に絡み合うのだなと感心した。秋の七草としてのクズはどんな草?

 

タンポポは強い

キク科のタンポポとノゲシ、進化の過程の中でどちらが先に誕生したのだろうか?と思う事がある。ノゲシはアスファルトのちょっとした隙間を狙う系統分類学の本を読むと、16S リボソームRNA(rRNA)を頼りに整理しているみたいなので、ここらへんの解析をすればわかるのだろうけれども、私には解析する術を持ち合わせていない。16S リボソームRNA - Wikipediaというような前置きはここまでにしておいて、あぜ道で草刈り跡があって、ふと目についた。おそらく機...

 

SOY Shopで住所項目設定プラグインを作成しました

SOY Shopのユーザから下記の要望の連絡がありました。カートやマイページの顧客情報入力画面の住所の項目で、番地を必ず入力出来るようにしてほしい。本件を解決するために、住所項目設定プラグインを作成しました。住所項目設定プラグインで出来る事は、項目数の変更、項目名の変更と各項目をどれに必須にするか?で、町番地が一つの項目であれば、町名までを入力して、番地を入力しなくても手続きを進められてしまったが、町名と番地を分けてしまえば、番地も必須...

 

タネは花に邪魔され遠くに飛んでいけなかった

道端で咲いているスイバの仲間らしき花が目に付いた。何が気になったか?というと、タンポポのタネのようなものがスイバらしき花にくっついていた。写真では一つのタネしか載せていないけれども、ざっと数えただけで5個のタネが付いていた。だから何?という話だけれども気になってしまったので記事にしてみた。冒頭の写真のすぐ近くにセイヨウタンポポらしき株がいくつか生えているので、そのうちの一つの株から飛び立ったタネなのだろう。タンポポを見続ける日々

 

レンゲ栽培の効果は田植え後の雑草管理にも影響を与える

レンゲにアレロパシーがあるのかな?と気になったので調べてみたら、アレロパシーではないが興味深い内容に辿り着いた。レンゲと水で雑草を抑える -レンゲによる休耕田の雑草管理- 静岡県/農林技術研究所によると、レンゲは生産量が少ないため、土壌を被覆して他の草の競合になるのは難しいけれども、レンゲ後に田に入水すると速やかに分解されて、土壌表面を有機酸を含んだ有機物の層が形成され、土壌表面が露出しているにも関わらず、草の発生は抑制されたそうだ。昨年度の稲作で除草作業が発生しなか...

 

稲作を二次代謝物の観点から眺めてみると

ナズナのタネの死滅について考えるまでの記事で、裏作のレンゲ栽培時に田一面をナズナが占めた事を考える。ナズナから重要な何かを得られる可能性を感じるわけで、イネ、レンゲとナズナの相互関係について貪欲に調べる事にしている。とりあえず、思いついたものとして、イネにはモミラクトンというアレロパシー物質があったなと。モミラクトンは葉では抗菌性を示すファイトアレキシンとして、根圏ではアレロパシー物質として働く二次代謝物だ。モミラクトンの分泌量の増加を追うナズナではどうだろう?と検索...

 

レンゲ栽培の効果を高める為に

安江多輔編著 レンゲ全書 来歴・性状・栽培・利用文化 農文協を読んでいて、ふと目についたところがあったので紹介する。レンゲは水田の裏作(稲作をしていない時期、晩秋から冬期を経て初春を指す)に栽培する。それは詰まるところ水田特有の粘土質の土壌でありながら、レンゲと共生をする根粒菌は適度な乾燥がなければ共生がうまくいかないそうだ。水田は水持ちをよくするように改良を加えられた土壌であるため、乾燥というものが難しい。レンゲ自体はマメ科で深根性であり、水を多く欲するという特徴がある。 ...

 

ナズナのタネの死滅について考える

レンゲ米の田にナズナのタネが大量に落ちたの記事で、夏期灌水中のナズナ種子の死滅について触れた。種子の死滅について考える時に、逆に灌水しっぱなしにも関わらず生き残るタネがいることが不思議でしょうがなくなった。生き残るタネとそうでないタネ。この違いは何なのだろう?タネの死滅について考えてみることにした。タネの死について考えられることとして、タネの中身が食べられるか腐る事が挙げられる。腐るという現象も水田中のカビや細菌の作用に因るものなので、食べられると同義...

 

レンゲ米の田にナズナのタネが大量に落ちた

いつも観測しているレンゲ米の水田だけれども、今年はナバナが田一面を占め、一斉に開花した。物理性の改善 + レンゲの栽培で植生は変化したか?開花したということは、当然、実を付けてタネを落とす。ナズナは自家受粉だったので、花粉の持ち出し量はほぼないはずで、タネに微量要素やリン酸がパックされた状態になる。タネはほぼ重力散布であったはずなので、そのままの場所にタネを落とし、タネとしての養分持ち出し量は気にしなくて良いはず。なんてことを考えていたらふと気になった...

 

タンポポを見続ける日々

息子と毎日歩いている道は、在来タンポポ(カンサイタンポポ)、シロバナタンポポとセイヨウタンポポが混在している地域で、おそらくだけれども、徐々にセイヨウタンポポが生育域を広げているようなところであるはずだ。最近、咲いているタンポポが在来か外来かを見ながら歩いている。見分け方は集合花のガク片の反り返りを見ている。もうこのタンポポの花には誰か蜜を吸いに来たかい?どれくらいの株数を見ただろうか。こんな場面でタンポポが咲いている時に、遠目からでも写真右側が在来で、左...

 

土壌分析でリン酸の数値が高い結果が返ってきたら次作は気を引き締めた方が良い

先日人前で栽培におけるリン酸過剰問題の話をした。土壌分析の結果でリン酸の値が少しでも既定値よりも大きかった場合は糸状菌由来の病気の発生に気を付けろ。農薬の使用量が増えることは確定だと捉えておいた方が良い。という内容を強調した。何故このような話をしたのか?といえば、昨年に知り合った生態学者の言葉がある。作物に寄生して養分を取る糸状菌がいたとする。この糸状菌は土壌中に豊富に吸収しやすいリン酸があれば、自身のみで積極的にリン酸を吸収して増殖して作物に感染を始める。 ...

 

レンゲを育てている田が増えました

毎日農道を歩いているのだけれども、ちらほらとレンゲが咲いている事に気が付いた。レンゲが咲いている田はどこも昨年はレンゲが生えていなかったので、今年最大の出来事は物理性の改善 + レンゲ + 中干しなしの稲作によるインパクトを感じたことの記事で紹介した田の成果を見て、マネをし始めたのだろうか?そうであれば、良い傾向になりつつあるなと。ただ、レンゲ栽培には注意点があり、その分の詰めがないので、見様見真似では成果がでなさそうで、栽培はやはり感と経験だけではどうにもならな...

 

タンポポの茎から出てくる白い液に触れて大丈夫?

最近息子らと道に生えているタンポポでどれくらいカンサイタンポポがいるか?を見ている。セイヨウタンポポが蔓延る草むらでシロバナタンポポを見かけた住んでいる地域では、在来種のカンサイタンポポが残っていると思われる地域で、できれば在来種の個体数が増えてほしいと思っている。そんな中でセイヨウタンポポの花茎を千切る事があって、切り口から出てくる白い液体を触った息子が、これは臭いけど毒はないか?と聞いてくる。レタスから出てくる白い液体と同じであれば、確か体に良かったはずだ...

 

YAHBOOMのワールドオブモジュールを購入した

YAHBOOMから発売されたワールドオブモジュールというものを購入した。昨年末あたりに見かけてからずっと気になっていた。何故気になっているのか?といえば、LEGOテクニックと互換性があり、本屋でよく見かけるようになったポプラ社のメカメカツクール レゴブロックで作る実験マシーンの本の内容を簡単に拡張できる。とりあえず、色識別モジュールがあるので、色を識別して、ブロックを仕分けするような仕組みを作りたいな。ワールド オブ モジュール センサーキット ( ビルデ...

 

タンポポに似たあの花は何ものだ?

コオニタビラコはホトケノザの続きで、キク科の草の目利きになりたくて、キク科っぽい花を重点的に見ている。そんな中、カンサイタンポポらしき花だけれども、なんかちょっと違う花を見かけた。もうこのタンポポの花には誰か蜜を吸いに来たかい?ちょっと違う感はタンポポを含めキク科は一見一つの花に見えているけれども、無数の小さな花が集まった集合花と呼ばれる花を咲かせる。上の写真の花は中心部の小さい花(舌状花)が少ない。カンサイタンポポも舌状花はセイヨウタンポポと...

 

コオニタビラコはホトケノザ

水田の土で、よく見る草はなんて名前?の記事で触れたオニタビラコを小さくしたような草を見かけた。自信はないが、この草はコオニタビラコではないか?とコオニタビラコのWikipediaのページで/*************************************************/葉は羽状複葉で頂羽片が大きくて丸っこい/*************************************************/※コオニタビラコ - Wikipedia ...

 

SOY Shopから自動で送信されるメールの件名が文字化けだった時の対応

SOY Shopを利用しているユーザから注文時に自動で送信されるメールの件名が突然文字化けになった。メールの送信にはsendmailを利用し、ドコモやauといった一部のキャリアで文字化けが発生していたらしい。Ubuntuにインストールしたsendmailの起動と送信が遅くて困った文字化けの原因を調査すると、$ sudo apt update$ sudo apt upgradeをした後だったので、PHPのsendmail当たりの設定が変わってしまったかもしれないが、これ...

 

よく見る草はなんて名前?

水がほとんど流れていない用水路であったり、道路の端の壁のところでよく見かける草。小さなタンポポのような花を咲かせている。この草の名前は何度覚えても、すぐに名前が出てこない。いい加減しっかりと輪唱して覚えるか!ということで成美堂出版の里山さんぽ植物図鑑を開いてみた。この草はキク科のオニタビラコだ。オニタビラコは漢字で鬼田平子と書く。田に関係している草なのだろうか?なんて書いたけれども、そもそもこの草は全然オニタビラコではなかったとかだった...

 

ホウレンソウの良さは石灰のさじ加減

前回のホウレンソウの根元の赤色は何だ?の記事でホウレンソウの根元の赤色の箇所にはマンガンが豊富に含まれているという内容を見かけた事を記載した。ここで一つ疑問が生じる。土壌中のマンガンはpHが酸性に傾けば肥効を示す要素であるが、ホウレンソウは酸性土壌を好まないという話がある。ホウレンソウの栽培時に石灰でpHの調整を行うのはよく聞く話ではあるが、石灰を効かせ過ぎるとホウレンソウの品質の低下に繋がるのではないかと。石灰だからといってpHを調整できるわけではない石灰過剰の土壌で鉄...

 

ホウレンソウの根元の赤色は何だ?

ホウレンソウを買ってきてと頼まれたので、近所の店に買いに行った。野菜を購入する際は比較的鮮度の良さそうなものを購入したいのが人の性というもの。店頭に並んでいるホウレンソウを見比べて、気になった事がある。ホウレンソウの根元は赤色だけれども、この赤色って何だろう?この赤色が鮮やかであれば品質が良いと判断できないだろうか?というわけで早速検索をしてみたところ、下記のページに辿り着いた。ほうれん草の根元の赤い部分を捨てていませんか?|みなとの野菜大辞典...

 

田の中心の環境は過酷であるか?

レンゲとナズナは共存しているのか?の記事以降、田の草の生え方を気にしている。気になった田の一つに、この箇所がある。見ての通り、田が草で覆われている。この田が冬期の荒起こしをしているか?は覚えていない。上の写真の左下に白い花の群生があるわけだけれども、近くで見ると、こんな感じ。咲いている花は、どれも果実が細長いのでアブラナ科のタネツケバナである可能性が高い。田の縁で群生を形成しているのは、縁のみトラクターで耕起...

 

白い花弁のノゲシを探せ

ノゲシの花からキク科の花の未来を思うの記事で、花弁の色が白くなりかけている花のノゲシが増えているらしいということで探してみようという内容を記載した。この記事の後から花弁の色が白くなりかけている個体を探し始めたのだけれども、なかなか見つからない。そんな中で、駐車場の端の割れ目から生えているノゲシが目に付いた。集合花の外側の花弁(実際には舌状花)が脱色している。丁子菊という別の道を選んだ菊外側の舌状花が綺麗に脱色しているのは何故なのだろう?...

 

レンゲの花が咲きそうだ

今回は一記録として残す。レンゲとナズナは共存しているのか?の記事までで見たレンゲを育てている田のレンゲで、開花が始まっていた。今年は去年程レンゲは生育しなかったな。レンゲとナズナは共存ではなく競合していたということになるのかな?

 

ノゲシの花からキク科の花の未来を思う

目に付いたノゲシらしき草が綿毛を形成していたの記事でノゲシについて触れた。綿毛が形成されるのがはやかったので、どんな昆虫が送粉しているのか?もしくは単為生殖であるか?が気になったので調べてみることにした。検索結果に表示されたページを読んでみたら、結実ではないが興味深い記事に辿り着いた。その記事というのが千葉県野田市のPDFだ。ページ名が見当たらないので、URLをそのまま記載しておく。https://www.city.noda.chiba.jp/_res/projects/...


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