最近息子らと道に生えているタンポポでどれくらいカンサイタンポポがいるか?を見ている。
住んでいる地域では、在来種のカンサイタンポポが残っていると思われる地域で、できれば在来種の個体数が増えてほしいと思っている。
そんな中でセイヨウタンポポの花茎を千切る事があって、
切り口から出てくる白い液体を触った息子が、これは臭いけど毒はないか?と聞いてくる。
レタスから出てくる白い液体と同じであれば、確か体に良かったはずだけれども、詳細は調べたことがなかったなということで調べてみることにした。
タンポポと似た花を咲かせるレタスも含めて検索をしてみたら、
Ayacop - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる
ラクチュコピクリンと
Edgar181 - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる
ラクチュシンという物質名を見かけた。
どちらも鎮痛、鎮静作用があるらしく、薬効が期待されている。
ただ、前者のラクチュコピクリンの説明をよく読むと、コリンエステラーゼ阻害剤としての挙動がある。
コリンエステラーゼの阻害といえば、同じような効果のある殺虫剤がある。
殺虫剤の方も鎮静作用を薬効としたものだから、当たり前と言っちゃ当たり前。
とはいえ、花茎を千切った時に触れる量程度では、健康被害を心配する必要はないだろう。
コリンエステラーゼ阻害剤として働くのは口から入り込んだ時だろうし。