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プログラミング教材開発
大阪府高槻市原地区で肥料教室を開いています
検索キーワード:「含礫片岩」
 

限りなき旅路

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10年間毎日投稿を続けた筆者が、節目を振り返ります。この10年で最も印象深かったのは「緑色片岩」との出会いです。全国各地を巡り、土の始まりである母岩の理解を深める中で、それが農業生産性、特に稲作の品質と密接に関わることを発見しました。また、緑色の岩石には興味深い地域の伝承や日本の歴史との繋がりがあることも知りました。得られた知見を協力者の田で実践し、米の品質・収量を地域トップクラスに向上させ、講演の機会も得ました。今後は知見を共有し、学びの「限りなき旅路」を続けると結んでいます。

 

いろんな色の結晶片岩2

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橘本神社の向かいの川原には、緑色の結晶片岩が多く見られる。しかし、近づいてみると薄茶色の結晶片岩も存在する。これは砂岩が変成作用を受けた砂岩片岩の可能性がある。濃い茶色の部分は、鉄の酸化または緑泥石の風化が考えられる。ルーペを使ってさらに詳しく観察することで、その正体に迫ることができるだろう。

 

摂津峡で緑の石探し

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著者は、米の美味しさは水質、ひいては上流の岩石に含まれるかんらん石や緑泥石由来のマグネシウムとケイ酸に関係すると仮説を立て、摂津峡で緑の石探しを行った。芥川で緑泥石を含む緑色岩を発見した経験と、大歩危で緑色の岩石の種類の多様性を知ったことで、著者の岩石観察眼は向上していた。摂津峡では、一見緑色に見えない岩石にも接写で緑色の鉱物が含まれていることを確認。更に、周辺には濃い緑色の石が存在し、それらが水質に影響を与えていると推測した。これらの観察は、土壌形成や岩石の種類に関する過去の探求と関連づけられている。

 

阿波の土柱

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阿波の土柱は、侵食が進行中の地形であり、脆い部分が崩落し、風化に強い部分が柱状に残っている。柱の先端には礫が見られ、崩落箇所にも礫が転がっている。吉野川北岸に位置し、南岸の大歩危(三波川変成帯)とは地質が異なり、堆積岩で構成されている。土柱の形成過程は、礫を含む堆積物が風雨に晒され、浸食の差によって柱状の地形が生まれたと考えられる。周辺の地質図を見ると、南北で地質が明確に異なり、興味深い。

 

礫岩の中に緑色の石

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大歩危の礫岩に注目。礫岩とは様々な石が堆積し固まった岩石。写真の礫岩中には緑色の石が含まれており、これは礫岩形成以前に緑色岩が存在したことを示す。つまり、緑色の石の元の物質が堆積・変成し緑色岩となり、それが割れて再び堆積、礫岩の一部となった。このことから、緑色岩の形成は礫岩形成よりも古い時期に起こったと考えられる。大歩危では下流に行くほど緑色の岩が目立つため、緑色岩の形成と地域的な地質変化の関係も示唆される。

 

吉野川で緑泥片岩探し

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緑泥石を含む緑泥片岩が吉野川に多く存在する理由を探るため、著者は大歩危下流の川辺を調査。安全な場所を地元住民の行動から判断し、川原の石を観察した。扁平な緑色の石が多く、図鑑を参考に緑泥片岩を特定。顕微鏡で確認すると緑色で、緑泥石に加え黄緑色の緑廉石も含む可能性が高いことがわかった。また、窪みのある石も見つかり、粘土鉱物である緑泥石が水に溶けやすく風化しやすい性質から、窪みが形成されたと推測。このことから、緑泥石が川の水に溶け込み、下流の土壌形成に影響を与えている可能性を示唆している。

 

大歩危の三名含礫片岩

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著者は高知からの帰路、車窓から大歩危の鮮やかな緑色の岩に気づき、三波川変成帯の緑泥岩等と関連付け、秀品率への影響に興味を持った。現地では、薄く押しつぶされた片岩を多数確認し、プレートの圧力の強さを実感。目的は徳島県指定天然記念物の三名含礫片岩を見ることで、礫岩が高圧変成作用で扁平化した様子、うっすら緑色の岩に含まれる緑色の扁平な石を確認した。大歩危での観察は複数回に渡り報告される予定。


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