イヨカンの誕生地は何処だ?の記事で、イヨカンは何処で誕生したか?を探ったが、結局何処であったか?はわからなかった。
誕生に関して一点気になることがあるので、今回はその内容に触れる。
少数の祖先品種から交雑を繰り返すことで多様なカンキツ品種が発生した | 農研機構の図を見ると、イヨカンは海紅柑(カイコウカン)とダンシーの交配種ということになっている。
気になったというのは後者のダンシーの方で、ダンシーについて検索をしてみたら、
※上の写真は紅みかんのイメージ
紅ミカンを指すらしいが、このミカンはアメリカの柑橘類の品種の1つで、1867年にダンシー大佐によって育てられた苗木から栽培が始まったそうだ。
イヨカンは上記のダンシーを指すのか?
であれば、イヨカンが発見される前にダンシーはどうやって日本にやってきた?
GoogleのAIにダンシーを聞いてみたら、中国原産の大紅ミカンがアメリカのフロリダに渡り改良されたと返ってきたので、中国から直接大紅ミカンが入ってきたということか?
そうであれば、日本のカンキツの歴史に大紅ミカンがあっても良いはず。
検索をしてみたら、JAにしうわ 西宇和農業協同組合 | 販売(柑橘の歴史(2))のページで、大紅ミカンは室町時代に発生と記載されている。
何処で発生であるか?は記載がないが、室町時代と書いてあるので、日本なのだろうなと勝手に思い込む。