ブログ内検索
とにかく速いブログサイトを目指す

カテゴリー : ビタミン・ミネラル・味

美味しい野菜は食べると健康になり、病気になりにくくなるという仮説を元に野菜の美味しさを追求する。美味しい野菜が広まることで病気のリスクを減らし、昨今の健康保険の圧迫を少しでも軽減したい
 

人体内での鉄の役割

鉄サプリに含まれる鉄分はどんな形?までの記事で、栄養としての鉄にはどのような種類があるのか?について触れてきた。人体内で鉄がどのように使われるのか?は有名だけれども、とりあえず触れておくことにする。厚生労働省の(2)微量ミネラル ①鉄によると、鉄はヘモグロビンや各種酵素を構成と記載されている。Yikrazuul - 投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン, リンクによるヘモグロビンは血管を流れる赤血球を構成する要素で、酸素と結合して、体中の...

 

鉄サプリに含まれる鉄分はどんな形?

ダイズに含まれるフェリチン鉄までの記事で、食品から摂取できる鉄の構造を見た。鉄には摂取しやすいヘム鉄と摂取しにくいとされる非ヘム鉄があるが、非ヘム鉄の中でもダイズに含まれる鉄は比較的摂取がしやすいということを知った。次に気になることといえば、鉄サプリに含まれる鉄の構造だろうか。粒状にするわけで、変化に弱そうと勝手にイメージしているヘム鉄を粒状にしているのだろうか?成分表を調べてみたら、クエン酸鉄という表記が目に付いた。重要だけど扱いにくいものでもあ...

 

ダイズに含まれるフェリチン鉄

植物性の食品に多く含まれる非ヘム鉄はどんな形?の記事で、鉄分が多いとされるコマツナ等の軟弱葉物に含まれる鉄の構造を見た。植物性の非ヘム鉄に分類される鉄の大半は光合成の電子伝達体で関与する鉄硫黄タンパクであるらしい。ここで一つ疑問が浮かぶ。植物性の鉄で豊富に含まれているのは軟弱葉物だけではなく、ダイズも鉄分が豊富に含まれていると言われている。ダイズは見ての通り、タネであって光合成は行っていない。発芽後にすぐに必要になるかもしれないので、電子伝達体の鉄硫黄タン...

 

植物性の食品に多く含まれる非ヘム鉄はどんな形?

前回の人は鉄鍋由来の鉄を摂取しても活用することができるのか?の記事で、人が鉄鍋から溶け出した鉄を摂取した後に利用できるのか?という疑問について探った。前回では人体では酸化された鉄(Fe3+:3価鉄)であっても利用可であることはわかったけれども、鉄鍋から溶け出した状態の酸化鉄(おそらくFe2O3)の摂取自体が可能であるか?はわかっていない。というわけで、栄養としての鉄を更に深堀してみることにする。厚生労働省の(2)微量ミネラル ①鉄がわかりやすかったので参考にすると...

 

人は鉄鍋由来の鉄を摂取しても活用することができるのか?

鉄分不足の解消で野菜の摂取は期待できるのか?の記事で、人体において鉄が欠乏すると疲労感が抜けないという話から、(特に施設栽培)の野菜は栄養としての鉄の含有量が少ないのでは?という内容を記載した。この話を投稿している時に頭に思い浮かんだ内容がいくつかあるので、これから触れていくことにする。鉄鍋で料理をすると、鍋表面の鉄分が溶け出し、栄養として鉄が摂取しやすくなるという話題がある。おそらくだけれども、この時の鉄は表面のサビであることが多そうなので、Fe3+になるのだろうけ...

 

鉄分不足の解消で野菜の摂取は期待できるのか?

しっかりと睡眠をとっても、起床後に疲労感が残っている。いくつか注目している箇所があるので、一日に歩いている時間は結構なものになり、それが疲労感の原因では?と指摘された。今年最大の出来事は物理性の改善 + レンゲ + 中干しなしの稲作によるインパクトを感じたことであれば、疲労感は何らかの栄養が不足しているからだろうとアタリを付けた。調べてみると、鉄不足により疲労感の解消がなくなるという内容を見かけた。確かに、足の裏を頻繁に刺激する運動で赤血球が潰れ、鉄欠乏を誘発するとい...

 

コオニタビラコはホトケノザ

水田の土で、よく見る草はなんて名前?の記事で触れたオニタビラコを小さくしたような草を見かけた。自信はないが、この草はコオニタビラコではないか?とコオニタビラコのWikipediaのページで/*************************************************/葉は羽状複葉で頂羽片が大きくて丸っこい/*************************************************/※コオニタビラコ - Wikipedia ...

 

ホウレンソウの根元の赤色は何だ?

ホウレンソウを買ってきてと頼まれたので、近所の店に買いに行った。野菜を購入する際は比較的鮮度の良さそうなものを購入したいのが人の性というもの。店頭に並んでいるホウレンソウを見比べて、気になった事がある。ホウレンソウの根元は赤色だけれども、この赤色って何だろう?この赤色が鮮やかであれば品質が良いと判断できないだろうか?というわけで早速検索をしてみたところ、下記のページに辿り着いた。ほうれん草の根元の赤い部分を捨てていませんか?|みなとの野菜大辞典...

 

ビールの香りと植物のタネ

前回の落葉針葉樹の根元からの記事でクロマツやスギの葉油に含まれるモノテルペンアルコールに種子の発芽抑制作用があるという内容を記載した。この手の話で次に気になることと言えば、発芽抑制効果のある物質が土壌の微生物の作用によってどのように消えていくか?で、土を構成する成分として組み込まれていけば良いなという淡い期待がある。ということで、前回触れた物質を基軸にして再び検索をしてみたら、興味深い読み物に辿り着いた。蛸井潔 酵母のgeraniol代謝が醸し出す柑橘の香り - ホップ香気成分の...

 

ツワブキを見て、キクイモの栽培を思い出した

道の隙間から生えたツワブキが大きいの記事を書いていた時、ふと頭に浮かんだ事がある。師のところに居た時に、キクイモを植えたのだけれども、キクイモは養分食いで収穫後はしばらく何も育てられないという話があった事を思い出した。私のとっての農業とSOY Shopこれはどういうことなのだろう?という事が、ツワブキを見ていて少しわかった気がする。キクイモは川に近いところの植物なんだろうなということ。養分食いという言葉を聞いて連想するのが、与えた肥料分...

 

コオロギせんべいを食べてみた

大豆肉の普及には稲作の活用が重要であるはずだの記事までで大豆肉についてを記載している時に、コオロギせんべいというものを思い出した。日本ではコオロギせんべいは無印良品で購入できるので、購入して食してみた。コオロギせんべい 55g | せんべい 通販 | 無印良品味はえびせんを食べているような味と食感だった。何故大豆肉の時にコオロギせんべいが頭に浮かんだのか?というと、以前、コオロギは環境負荷が非常に少ないタンパク源となり得るという事を読んだことに因る。無印商...

 

高槻米の米粉「清水っ粉」からできた米粉めんを頂いた

昨年同様、高槻の原の生協で物理性の改善 + レンゲ栽培 + 中干し無しの稲作の検討会を行いまして、その際に、高槻の原生協コミュニティルームでレンゲ米栽培の観測の報告会を行いました大阪産(もん)に認定されている高槻「清水っ粉」でできた米粉めんを頂いた。大阪産(もん)名品の会高槻清水地域産ブランド米粉 「清水っ粉」試食した感想は、うどんのような歯ごたえが有りつつ、そうめんのような滑らかな舌触りで、米のような甘みがほんのり残っていて、新たな麺料理とい...

 

煮出しした麦茶が泡立った

夏の風物詩である麦茶だけれども、やかんで水を沸かし、そこに麦茶のパックを入れて、麦茶成分を抽出し冷やす。冷やしたものを容器に入れる時に泡立つのを見て、サポニンが含まれているのかな?と思う。サポニンといえば、界面活性作用があり、細胞膜を破壊する。※界面活性作用があるため、麦茶を容器に勢いよく注ぐと泡立つ事になる。血液に入った場合は赤血球を破壊するため、人体に対して毒性があることになる。花蜜にサポニンを含む花を咲かせる木があるらしいだけれども、...

 

サンショウの辛味成分はトウガラシのものとはちょっと違う

サンショウの味は辛味があるが、トウガラシのカプサイシンとは違って痺れが強いように感じる。吉田宗弘著 日本特産䛾香辛料である山椒 - 関西大学化学生命工学部食品化学・栄養化学(旧食品工学)研究室によると、※吉田宗弘著 日本特産䛾香辛料である山椒 - 関西大学化学生命工学部食品化学・栄養化学(旧食品工学)研究室 2ページ 図2山椒の辛味・香気成分と唐辛子の辛味成分より一部抜粋サンショオールという成分が関与している。By Arrowsmaster - 投稿者自身によ...

 

木の芽を叩くと放出される香りの続き

前回の木の芽を叩くと放出される香りの記事で木の芽の香り化合物のリナロールを見た。Calvero - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによるリナロールはビタミンAやビタミンEの合成中間体で、植物にとっては重要な物質であることがわかる。ここで一つ疑問になるのが、人は何故リナロールの香りを良い香りと感じるのだろうか?リナロールに惹き付けられて、リナロールを摂取しても、人体ではそこからビタミンを合成できないはず。木の芽から離れるけれども、果実から...

 

木の芽を叩くと放出される香り

サンショウの実の香りの記事に引き続き、サンショウの香りについてを追ってみる。今回は木の芽(サンショウの若い葉)について見ていくことにしよう。木の芽は香料として汁物に添えたりするけれども、添える前に葉を叩くことで香りが増すと言われている。葉内に蓄積した香り化合物が、叩くことで何処かに穴が空き、香りが外に出るようになったのだろう。これは痛みは青葉の香りにのせて隣株に伝えるの記事で記載した食害性昆虫からの被害を軽減するための防衛の手段と同じであるはず。ただ、サン...

 

サンショウの実の香り

前回の葉が発する香りを整理してみるの記事を踏まえた上で、改めて、サンショウの香りについてを見ることにする。最初に果実の香りについて検索をしてみたところ、地域の香りを持つ特産物-飛騨のサンショウ- 岐阜県森林研究所のPDFにサンショウの実の香りの主な成分は、あら金 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによるd-リモネン(上の図の左)とEdgar181 - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンク...

 

トマト果実の割れを回避するために葉のシンク強度を考える

前回のトマトの果実のヒビ割れ問題に触れてみるの記事に引き続き、トマト果実の割れについて触れてみる。果実の割れの要因を整理すると・果皮が柔らかい状態・果実に急激に水が移行してきたであり、果皮を硬くすると、極力果実に水を移行させないという二つの切り口で問題を回避出来る。果皮の硬さについては、カルシウムの適切な吸収になるので、要因の後者の果実への水の移行とリンクする。水の移行についてわかっている事を整理すると、カルシウム過剰によるカルシウム欠乏当たり...

 

若山神社のシイ林の開花編

広葉樹の森を眺めてみての記事で見てきたクリーム色の箇所がこんもりしている木を近くで見たくて、ツブラジイの林で有名な若山神社に向かった。若山神社のシイ林木が高くて上部の花が見えないので、階段を登り上から見れる場所から見てみた。超望遠レンズでなんとか撮影できたけれども、圧倒的な花の量だ。シイの木は虫媒花なので、これだけ大量に花が咲いていたら、それはもうたくさんの昆虫がやってくるのだろうな。シイの花はクリに似た独特な匂いがあるが、シイの花にはクリ...

 

赤紫蘇の色が気になった

前回の地獄の窯の蓋の記事でキランソウという草についてを調べた。この草は薬草として非常に優れていて、前回の記事では触れなかったが医者殺しという異名がある程の薬効があるらしい。薬効の主な物質は一種のフラボノイドと二種のステロイドでだった。この内容を見てふと頭に浮かんだのが、赤紫蘇(シソ)の色素は何だろう?ということ。講義の意味でのフラボノイド(アントシアニン)だよな?黄色い色素のフラボノイドpHによるアントシアニンの色の変わり方を見るということで検...

 

地獄の釜の蓋

倒木の下で発芽するドングリの記事に引き続き、里山のような環境での話。カエデの木だったか?木の根元あたりで、とあるロゼットの草が目に付いた。花の上に葉が展開しているように見えるので、珍しい形だなと思った。受粉かタネの散布はアリが関わっているのかな?帰宅してから調べられるように写真を撮影しておくことにした。成美堂出版の里山さんぽ植物図鑑を開いてみたところ、自信はないがおそらくシソ科のキランソウ(金瘡小草)ではないか?と判断している。...

 

イチゴの栽培は難しいの続き

イチゴの栽培は難しいの話の続きイチゴは栽培の旬とニーズがズレているため、生育上得意としていない環境での栽培になり、病気になりやすく、虫の被害を受けやすい。更に栽培を難しくする要因として、ミツバチによる花粉の媒介がある以上、むやみに殺虫剤を使用することができないということもある。そんなイチゴの栽培だけれども、よく見聞きする内容として下記がある・うどんこ病・炭疽病・ハダニ※各々写真はなしイチゴのハウス栽培とうどんこ病で気になった事があるので、今回の記事...

 

フキノトウの天ぷらを食べた

先日、フキノトウの天ぷらを食べた。フキノトウは苦味が強いが、何故か美味いと感じる不思議な味がする。動物において苦味は中毒死を回避する防衛本能のようなものだけれども、フキノトウの天ぷらはもう少し食べたいと思った。ネズミがドングリを食すこの苦味は一体何なのだろう?フキはキク科フキ属に属する多年草の草本植物になる。フキ - Wikipediaフキノトウはトウ(新芽のよなもの)であるため、ビタミンやミネラルが豊富に含まれている。他におそらく自身...

 

ヘアリーベッチ米栽培という取り組みで思うこと

前回のヘアリーベッチの可能性を探るの記事を書いている時に、ヘアリーベッチのことを検索していたら、兵庫県の東播磨での取り組みで、ヘアリーベッチ米という栽培方法を見かけた。兵庫県/知ってください・食べてください。東播磨の農畜水産物!!ヘアリーベッチをレンゲ米栽培のように田植えの前に緑肥として利用する栽培で、化学肥料の削減を目的として素晴らしい取り組みだと思う反面、農薬の使用量が増えるだろうなという不安もある。何故、そのような不安があるかというと、ヘアリーベッチ米と合わせて...

 

兵庫の某進学校に通う高校生に肥料の話をした時のこと

何年前だったかな?兵庫県の某進学校の高校生から肥料の話で質問があるので行っても良いですか?と連絡があり、遠路はるばる京都にきて話をした時の話をしよう。こちらにやってきた高校生は二人で、ニ人共高校三年だった。一人はたしか某国立大学の理科三類に現役合格をしていたはず。そんな彼らがわざわざ京都に来て、何の話をしたいのかな?と思っていたところ、肥料について本やネットでは分からない事を聞きたいとのことだった。先に彼らとの肥料の話に入る前に雑談になるが、彼らが高校の生物の授業のプ...

 

キノコで食品軟化

キノコを調べていると、食以外で様々な視点を得られるわけで、マッシュルームの栽培から温床培土の事を考えるの記事では、有機栽培の技術の評価の視点を得る事ができた。引き続き、何か興味深いことがないかと調べてみることにする。検索をしていたら、ブナシメジに関して、岡田昌己等 ブナシメジに含まれるプロテアーゼの筋原線維タンパク質分解作用 - 日本家政学会誌 Vol.66 No.1 19〜24 (2015)という研究報告に辿り着いた。要約すると、ブナシメジの子実体(普段食べている部...

 

マッシュルームの人工栽培から堆肥の熟成を学ぶ

キノコの事を網羅的に調べていて、Wikipediaでマッシュルームのページを読んでいた時に興味深い内容が記載されていたので紹介する。紹介の前にマッシュルームそのものの話だけれども、日本でマッシュルームの近縁種について触れておくと、ハラタケになる。一般的に雨の後野原や草地に見つけることができるらしい。ハラタケ - Wikipediaこの内容を踏まえた上で、マッシュルーム - Wikipediaに記載されているマッシュルームの人工栽培についてだけれども、※上の写真は育...

 

ブナシメジとバナナの皮

キノコとヤシャブシの記事までで最近キノコの話題をよく挙げている。キノコの事を学ぶ理由は大きく二つあって、一つはブナシメジの廃菌床を活用したいの記事にあるように堆肥の深い理解の為に必要で、もう一つは今は伏せておいて、そのうち記載することにする。今までの記事で菌床栽培出来るキノコは大体が腐生菌で菌根菌のキノコは菌床栽培できないという事がわかった。※ただし、ホンシメジにように例外的に菌床栽培できるキノコもいる香りマツタケ,味シメジのホンシメジ菌床栽培で更に何かないか?を検索...

 

独特の食感のキクラゲ

キクラゲ目キクラゲ科のキクラゲは中華料理の食材としてよく見かける食用キノコ。キクラゲを小学館の図鑑NEO きのこで調べてみるとアラゲキクラゲという名前のキノコではあるが、ブナ科のコナラの枯れ木に生えている写真がある。キクラゲがブナ科の木に生えている写真を見て、私の中でのブナ科の木の存在感は更に増した。ナメコが生える環境はどんな所?キクラゲの栄養を見ると、ビタミンDが圧倒的に多いという記述をよく見かける。キクラゲといえば独特な弾力のある食感で、この食感がビタミン...

 

冬に生えるキノコのヒラタケ

ナメコが生える環境はどんな所?の記事に引き続き、今回はヒラタケについて調べてみる。ヒラタケを小学館の図鑑NEO きのこで調べてみると、ハラタケ目に属するキノコで、冬に生える数少ないキノコのうちの一つと紹介されている。ヒラタケ(エリンギも含む)も食料品店で時々見かけるキノコの一つなので、栄養の方も見ておくことにする。冬に生える数少ないキノコということで、耐寒性が栄養価に影響しているかもしれない。きのこの成分と効用:林野庁に記載されている内容を参考にすると、ヒラタケは亜鉛、ナ...

 

珍しいキノコだったマイタケ

会社名としてよく聞くキノコにマイタケというものがある。このマイタケというキノコが気になったので調べてみることにした。マイタケはトンビマイタケ科に属するキノコで、小学館の図鑑NEO きのこによると、伐採された木の幹にキノコカワラタケや木の根元にサルノコシカケサルノコシカケと近縁の扱いになっていた。マイタケの見られる環境は生きているブナ科の大木の根元であるらしく、根元に堆積した有機物を餌にしている腐生菌で(木材腐朽菌)あるらしい。 ...

 

香りマツタケの香りはどんなもの?

※photolibrary前回の香りマツタケ,味シメジのホンシメジの記事で、記事名にもある香りがマツタケで味はシメジのホンシメジを見た。味のシメジはブナシメジあたりを指すとして、香りの方が残っているので、今回はマツタケの香りについて見ることにする。最初にマツタケの香りについて調べてみると、Calvero - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる1-オクテン-3-オールという不飽和アルコールに辿り着いた。※アルコールは-O...

 

香りマツタケ,味シメジのホンシメジ

前回のブナシメジに豊富に含まれる成分を知りたいの記事で、シメジ科のブナシメジについてを見た。ここで気になったのが、シメジといえばブナシメジの事を指すのか?それとも、他にもシメジというキノコはあるのか?ということで、小学館の図鑑NEO きのこを開いてシメジの内容を確認してみたところ、※photolibraryホンシメジ(写真上)やハタケシメジ(写真なし)があることがわかった。面白い事に、ブナシメジは腐生菌(枯木や倒木を養分とする)が、ホンシメ...

 

ブナシメジに豊富に含まれる成分を知りたい

前回のキノコは種類によって栄養価が異なるのか?の記事で、市場には様々な種類の食用キノコがあるけれども、これらのキノコの栄養価はどれ程異なるのだろう?という事が気になった調べてみた。最初の取っ掛かりとして、抗酸化作用の資料を見つけて、エノキダケやシイタケ等が抗酸化作用が高い事を知った。ここで次に気になったのが、抗酸化作用が低いとされるキノコの他の成分を調べれば、冒頭の目的であるキノコ毎の栄養価の違いの理解に近づくことが出来るのでは?と思い、抗酸化作用が一番下ではないけれ...

 

キノコは種類によって栄養価が異なるのか?

最近、よく見かける内容で、風邪の予防でキノコを食べようというもの。キノコから摂取できるビタミンDが免疫の調整に有効であるらしい。ビタミンDの前駆体を体に組み込むキノコたちビタミンD#作用のメカニズム - Wikipediaここでふと気になったこととして、野菜であれば思いつくものとして、ダイコンやシュンギクと種類に対して栄養価が異なる事が想像できるけれども、キノコはそこらへんの区分が曖昧だよなと。やはりキノコでも種類によって大きく栄養価が異なったりするのかな?マツタ...

 

昨日は節分だったので歳の数以上のマメを食べた

昨日は節分だった。今年は100年近くぶりに2月2日が節分だった。節分といえば歳の数の炒った食べるという風習があるけれども、翌日安くなったものを買い込んで、おやつとして食べるという人が結構な人数いるはず。炒ったダイズはなんかやめられないからね。ついつい、歳の数以上に食べ続けてしまう。昨日は節分だったので、歳の数だけダイズを食べたの記事でも書いたけれども、節分の日に歳の数だけ炒ったダイズを食べるのは栄養学の面で理にかなっているらしい。上記リンクの記事からはや五年。...

 

家畜糞による土作りの土から収穫した野菜の摂取は健康に繋がるか?

硝酸イオンの人体への影響を知りたいの続きまでの記事で、人が硝酸イオン(実際には硝酸か硝酸塩の形)を摂取した場合、体内でどのような反応があるのか?を見てきた。※硝酸イオンは人体内で合成されるため、摂取したものがどれ程の影響を与えるのか?は不明次に作物に硝酸(硝酸態窒素と呼ばれる)を過剰に与えた時の影響に触れる。家畜糞を熟成させればさせる程、硝酸態窒素の濃度が増えると言われている。これはタンパクを分解した時の最終産物が硝酸といういうことであって、家畜糞も有機質肥料の一...

 

硝酸イオンの人体への影響を知りたいの続き

硝酸イオンの人体への影響を知りたいまでの記事で、野菜に含まれる硝酸は人体に何らかの影響を与える可能性があるらしいということで、硝酸イオンがどのように影響を与えるか?を見た。口腔内の唾液付近で、硝酸イオンから亜硝酸イオンに変わり、亜硝酸イオンが体内で何らかの影響を与える。人体と亜硝酸イオンで更に調べると、ニトロソ化合物という用語にたどり着く。パブリック・ドメイン, リンクニトロソ化合物というのは、反応性の高い亜硝酸がニトロソ基(-NO)になり、何らか(上の図...

 

硝酸イオンの人体への影響を知りたい

前回の硝酸イオン低減化への道の記事で、農業の研究では硝酸イオン低減の栽培体系の確立を目指しているが、実際の栽培では逆になっている。逆になっている要因は家畜糞を堆肥とみなして、有機質肥料と似た成分の家畜糞を堆肥使用時の量(5倍〜数十倍)を投入する傾向がある。硝酸塩に近い成分を豊富に含む家畜糞を大量に投入したら、作物や土壌に何らかの悪影響を与えるのは当たり前の話で、ある年を境に作物の光合成は急激に下がる事に繋がる。※家畜糞の施用の障害はマンガンの吸収が低下することで、マンガンは光合成の要...

 

花の色素と稲作と

昨年の食の知見から秀品率の向上への記事同様、年末なので今年を振り返ってみることにする。今年の最大の出来事といえば、なんと言っても、ウンカの当たり年だと言われ、ウンカの被害が尋常ではなかった状況において、周辺がウンカによる坪枯れで秀品率が激減している中、レンゲ米栽培 + 農薬不使用栽培で無事に収穫できた方の栽培に関われたことではないかと。高槻の原生協コミュニティルームでレンゲ米栽培の観測の報告会を行いましたこの水田をほぼ毎日観測していて、中干しの技術の見直しの必要性...

 

シイタケから抽出された二つの物質

シイタケの旨味成分のグアニル酸の記事に引き続き、シイタケから抽出できた物質を調べていたら、User:Edgar181 - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによるエリタデニンというアルカロイドと、Yikrazuul - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによるレンチナンという多糖を見かけた。レンチナンは以前、キノコが行う自身の再構築の記事で触れたので、今回はこれ以上触れない事にする。レンチナン - Wikip...

 

シイタケの旨味成分のグアニル酸

前回のシイタケ栽培における原木との相性とは何だ?の記事で、スギ木粉でのシイタケ栽培の研究報告を紹介して、キノコと原木との相性とは何か?に触れてみた。シイタケといえば、食材としても魅力的で、独特の旨味があるらしいので、今回は旨味について見てみることにする。人にとっての旨味成分が植物の発根を促進するか?CC 表示-継承 3.0, リンクシイタケに含まれる旨味成分としてグアニル酸というものがあるらしい。グアニル酸の化学式を見ると、グアニン(右)、五炭糖のリボ...

 

シイタケ栽培における原木との相性とは何だ?

前回のシイタケのシイは何だ?の記事で、シイタケ菌と原木には相性があり、クヌギ等のブナ科の木が相性が良いとされていた。この相性を決める要因は一体何なのだろう?樹皮に含まれるタンニンの量か?植物と昆虫の攻防。ポリフェノールクヌギ等の樹皮にはタンニンが多く含まれているらしいので、それはないか。シイタケ菌を含む糸状菌はタンニンを有効活用できそうだし。アルミニウムの結合力とポリフェノールの吸着性なんて思いながら、検索してみたところ、古い論文ではあるが興味深い研究報告...

 

ポリアミンについて探る

Calvero. - Selfmade with ChemDraw., パブリック・ドメイン, リンクによるスペルミンとは何だろう?の記事以降、スペルミン(ポリアミン)についてが気になっている。人体内でのスペルミンの作用の一つに、軽微な刺激に対して過剰に免疫細胞が活性化してしまうことを抑制することがあり、昨今の某ウィルス感染騒動の重要な要因なんだろうなと捉えている。人体において、スペルミンの合成は加齢とともに低下していくが、食品の摂取によって補う事が出来るそうなので、どのよう...

 

スペルミンとは何だろう?

前回のクリの木は虫媒花の記事で、匂いの要因であるか?は不明だけれども、Calvero. - Selfmade with ChemDraw., パブリック・ドメイン, リンクによるスペルミンという物質(以後ポリアミンとする)があることを見た。おそらくだけれども、クリのハチミツあたりにはこのスペルミンが入っている可能性があるため、この物質が体にとってどのような影響を与えるのか?が気になった。というわけで早速検索をしてみると、早田邦康著 高ポリアミン食による哺乳類のアン...

 

クリの木は虫媒花

前回のブナ科の風媒花の木々の記事で、ブナ科でどの属が風媒花なのか?を見た。ブナ科の系統樹で風媒花の属を赤で囲い、それを踏まえた上で、風媒花の属が(照葉樹林の)森のどこらへんに自生するのか?を見た。※夏緑林のブナは除くここで一つ不思議に思う事がある。それはクリ属の存在だ。クリの木といえば、庭に植わっているイメージがあり、葉も大きめの落葉性で林縁に自生する傾向があるはずだ。クリの木...

 

ブナ科の風媒花の木々

前回の若山神社のシイ林を囲むようにカシ林の記事で、シイとカシが棲み分けしているという内容を記載した。この棲み分けというのが、ブナ科の木の種子と果実の大きさが意味するものの記事で作成したイメージそのものだった。これらの内容に新たな知見を加えてみる。※コナラ属のクヌギの花ブナ科の木には風媒花と虫媒花があり、名古屋大学出版会から出版されている広木詔三著 森林の系統生態学 -ブナ科を中心にを参考に整理すると、赤枠で囲った...

 

ベニテングダケの毒性

前回の森を学ぶ為にブナ科の木々を学ぶの記事で、森林の生態においてブナ科が優位になる要因の一つとして考えられている外生菌根菌についての話題に触れた。外生菌根菌の話題の際に挙がったキノコが、テングダケ科のキノコで、このキノコって毒キノコのイメージがあるよな?という流れになったので、今回は毒キノコで有名なベニテングダケの毒性について見てみることにする。ベニテングダケは毒キノコとして有名なだけあって、Wikipediaの記述も充実している。ベニテングダケで毒性を示...

 

ネズミがドングリを食す

ドングリとポリフェノールと森の動物たちの記事で、ドングリにはポリフェノールがあり、大量に摂取すると中毒死することがあるという内容を記載し、それであればドングリを餌にしている森の動物たちはどうして無事なの?という疑問を投げかけた。それに対して、素晴らしい研究結果があるので、今回はその結果を紹介する。被食防御物質タンニンに富むドングリをアカネズミが利用できるわけ - 独立行政法人 森林総合研究所 - 国立研究開発法人 森林研究・整備機構のページを読むと、NOZO ...

 

刈り取った穂を天日干しすることで味は変わるのか?

刈り取りした穂を天日干ししている田を見かけた。天日干しをすると味が変わるというけれども、実際はどうなのか?米粒の形状が変化するのか?が気になったので調べてみることにした。早速検索をしてみると、米の天日干し及び熱風式機械乾燥の乾燥手法の差異が品質に及ぼす影響 - 日本調理科学会誌Vo1.40,No.5,347~351(2007)という研究報告に辿り着いた。米粒の栄養価に明確な差はなかったが、電子顕微鏡で米粒のデンプンの様子を確認したところ、細胞の配置に差があり、デンプン粒の立体...


Powered by SOY CMS  ↑トップへ