カテゴリー : ビタミン・ミネラル・味

美味しい野菜は食べると健康になり、病気になりにくくなるという仮説を元に野菜の美味しさを追求する。美味しい野菜が広まることで病気のリスクを減らし、昨今の健康保険の圧迫を少しでも軽減したい
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ウィルス感染症予防の一手としてのアスコルビン酸誘導体

農薬の研究開発をされていた方から、お役に立つのではということで、アスコルビン酸(ビタミン C)誘導体の抗ウイルス剤としての利用 - 植物防疫 第 70 巻 第 7 号(2016 年)をご教示頂いた。概要はタイトル通りで、一例としてトマトに対してアスコルビン酸(ビタミンC)誘導体を散布するとウィルス由来の感染症が軽減もしくは遅延されると記載されていた。試験条件によっては80%近い効果を得られたが、多くは50%付近の効果であった。作用機構を見るにはRNA干渉(RNAi)を把握している...

 

葛粉のイソフラボン

前回の吉野の葛餅の記事で餡入葛餅の上にきな粉をまぶして食した事を記載した。HiCさんによる写真ACからの写真葛餅の主原料である葛粉はマメ科のクズの根から出来ている。クズの根といえば、漢方の葛根湯の主原料でもあるわけで、薬効も期待出来る。というわけで調べてみた。マメ科植物と聞いてすぐに連想するのが、おそらく根粒菌だろう。根粒菌といえば、イソフラボンなので、クズのイソフラボンを調べてみたら、マメを食え、マメをYikrazuul - ...

 

吉野の葛餅

最近知った言葉で松下幸之助の「学ぶ心さえあれば、万物すべてこれわが師である」というものがある。人からかけられた言葉だけでなく、日常で目に入る様々なものからでも学ぶ事が出来ると解釈している。ビスマルクの有名な言葉で「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」がある。どうやらこれは教科書的な歴史ではなく他人の経験を糧にするという意味合いが強いらしい。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と「誤解」で検索するとそんなニュアンスのものがたくさん引っかかる。これら2つの言葉を個人的に...

 

カキの葉とネコ

chappyさんによる写真ACからの写真カキの色素の記事でタイトル通り、カキの色素について調べてみた。せっかくの機会なので、カキについて他にも色々と調べてみた。地人書館の新訂図解植物観察事典でカキのページを開いてみたら、/*******************************************/若い芽にはビタミンCなどを多く含むので、ネコ、小鳥などが好んで食べる。また、葉にもビタミンCが多いので、薬用として利用する/*****************...

 

カキの色素

nimojiさんによる写真ACからの写真上の写真は素材サイトのものだけれども、そろそろ色付き始めるようなカキの木を見かける。最近は植物の色素について注目しているので、カキの果皮の色について気になった。いもち病の抵抗性を色素の観点から見てみるカキの果皮が橙色なので、カキとカロテノイドで検索してみたら、カロテノイドが増加するカキ「富有」の保管温度 - 農研機構のページに辿り着いた。上記のページでは収穫後のカキを保管温度の異なる場所においたらカロテノイドの量が増えたという内...

 

アズキの種皮から発見された色素

前回の初秋に咲く黄色い花の群生にハナバチが集まるの記事で、ねじれて複雑な形をした花がノアズキではないか?という話題を挙げた。新たに知り得た知見があれば、その内容を掘り下げておくといずれ何処かで役に立つので、アズキを見ておく事にする。最初のとっつきとして、Wikipediaを見てみると、アズキにはサポニンやポリフェノールが含まれており、サポニンは血糖値を抑制し、ポリフェノールには強い抗酸化力があるらしい。フェニルプロパノイド類が血糖値の上昇を緩やかにするはずポリフェ...

 

薄い色の花弁のアサガオからフラボノイドのことを考える

前回の記事の薄い色の花弁のアサガオの花が咲きましたで見た薄い花弁のアサガオの花でいくつか気になることがあった。これは私だけではなく、この株だけ生育が遅いと話題に挙がる程、様々な方でも一目瞭然な違いだった。これは植木鉢を上から見た時のものだけれども、写真の中心や左上の方に葉の色が薄いものがある。これは発芽した時からずっとそうで、色の薄い(黄緑)葉の株は生育が遅い傾向にあった。この色の花が咲いた時に、この色はなんと呼ばれているのだろう?と気になったので...

 

川のオギたちがケイ素を吸収している

川を見ていた。川に堆積している箇所におそらくイネ科のオギらしき草が群生していた。オギは川に堆積した泥や川の水からケイ素(ケイ酸)やミネラルを吸収して大きくなっているのだろうなとふと思った。※イネ科植物の泡状細胞珪酸体形状の多様性と記載用語の提案 植生史研究 第18巻 第1号(2010)光合成の質を高める為に川からの恩恵を活用したいの記事で水田の用水路の整備によって川底の泥の巻き上げが発生しなくなり、川からの恩恵(金属系の養分の流入量)が減った可能性があるという内容を記...

 

光合成の質を高める為に川からの恩恵を活用したい

前回の亜鉛欠乏と植物のオートファジーの記事で、植物のオートファジーのきっかけとして、再利用性の高い要素が欠乏した際に行われている事に触れ、亜鉛欠乏について触れた。亜鉛といえば、秀品率向上の新たな課題は亜鉛をどう加えるか?の記事で触れた通り、欠乏しやすい要素として扱われている。栽培で亜鉛を供給するにはどうすれば良いか?を考えてみると、肥料以外ですぐに思いつくのが、川の水を畑に入れること。この視点で検索してみたところ、河川から検出される全亜鉛の由来に関する研究 -河川...

 

亜鉛欠乏と植物のオートファジー

前回の植物のオートファジーの記事で植物でのオートファジーのざっくりとした内容を見た。Emma Farmer (-- Serephine ♠ talk - 10:28, 21 April 2007 (UTC)) - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる今回は更に踏み込んで、オートファジーの制御について見ていくことにする。オートファジーを知る上で、吉本 光希著 植物の必須栄養素から考える植物オートファジーの重要性 - Journal of Japa...

 

アサガオとヒルガオの花粉の色は何色だ?

アサガオのこぼれ種が自生した箇所を見つけた。いつも通っている道だけれども、早朝にこの道を通ることはほぼなく、アサガオは昼にはしおれるので、今までこの場所にアサガオがこんなにもいた事に気が付くことができなかった。自生した和のアサガオは少し前あたりから探していて、やっと見つけた。アサガオといえば、朝に咲いて昼にはしぼんでいる花という事で有名だけれども、どこの本で読んだか忘れたが、しおれるというのは、花粉を夏の暑い日差しから守る為という説であったはずだ。この...

 

葉の色が濃くなるとどうなるのか?

イネは肥料の窒素分をどう利用するか?の続きだけれども、一旦稲作から離れて、野菜全般の話に移る。この写真のミズナは牛糞を主として施肥を行っていたところのミズナで、秀品率が激減していた。ここの秀品率を改善するために施肥設計から牛糞を外し、植物性の有機物(剪定枝やコーヒー粕が主体)を主にしたところ、秀品率は3倍近くに向上した。撮影時の天候等で明確な写真というわけではないけれども、顕著にわかることとして、秀品率が高くなったところでは葉の色が薄くなっている。...

 

イネは肥料の窒素分をどう利用するか?

葉の色が濃いイネはいもち病に罹りやすいの記事で窒素系の肥料の過多で葉の色が濃くなった株はいもち病に罹りやすいという内容を見ていきたい。※上の写真は葉の色が極端に濃いわけではないけれども、目視で比較的葉の色が濃いものを撮影した葉の色が濃いというのが何なのか?単純に葉緑素が多いからなのか?それとも葉で光を反射する物質を多く溜め込んでいるのか?が現時点の知識レベルではわからないので、窒素の吸収の仕組みから見ていくことにする。イネの初期生育は水に浸っている水田であ...

 

いもち病の抵抗性を色素の観点から見てみる

前回の葉の色が濃いイネはいもち病に罹りやすいの記事の途中で、イネのサクラネチンはいもち病菌に対して抗菌作用を持つというリンクを掲載した。サクラチネンはいもち病のファイトアレキシンとしての作用がある。※ファイトアレキシン≒感染病の抵抗性ファイトアレキシン - WikipediaYikrazuul - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによるサクラチネン - Wikipediaサクラチネンの構造を見ると、フラバノン骨格の化合物なのでフラボノイド...

 

麦茶は最高の飲み物だという投稿を見かけて

TSUKI KENさんによる写真ACからの写真夏といえば麦茶で、麦茶で思い出すことがある。某SNSで誰かが「麦茶はミネラルがあって、カフェインがなくごくごく飲めて最高の飲み物だ」というニュアンスの投稿をしていた。この投稿以降、麦茶の印象が上がった。この投稿を見かけたのはTwitterなんだけれども、Twitterは見ず知らずの誰かの名言が時々挙がってきて、こんなにも良い印象を与えるなんて凄いと改めて思う。そういえば、麦茶の色は濃い茶色だよなと改めて見て思う。茶...

 

伐採された木の幹にキノコ

雨上がり、サクラの木の下のキノコたちに引き続き、梅雨はキノコがたくさん生えるので、今回も撮影してきたキノコを調べる。おそらく成長半ばでバッサリ切られた木の幹に黒っぽいキノコが生えていた。拙い鑑識眼で判断するにおそらくタマチョレイタケ科のカワラタケと呼ばれるキノコだろう。カワラタケ - Wikipediaもしかしたら違うかもしれないけれども、カワラタケだとして話を進めよう。Wikipediaのページに「菌糸体よりクレスチンという抗悪性腫瘍剤になる多糖類が得られる...

 

フラボノイドに意識を向けて

前回の植物が有害な紫外線から身を守る為のフラボノイドの記事で、シロイヌナズナにおいて紫外線が強い地域で特異的に増えるフラボノイドを見た。紫外線から身を守る為に葉にフラボノイドを蓄積するというのは以前から言われていて、施肥設計の見直しで農薬防除の回数は確実に減らせるネギのケンフェロールやケルセチンあたりをよく見聞きする。※ケンフェロールとケルセチンはどちらも淡黄のフラボノイド3種類のネギ類の抗酸化活性と抗酸化成分の比較 - 平成18年度日本調理科学会大会黄色い色...

 

放線菌のカロテノイド生合成

前回の乳酸菌が合成するカロテノイドの記事では、ウシ生乳由来の乳酸菌が好気環境下において、酸化ストレス耐性としてカロテノイドを合成しているという研究報告に触れた。他にも何かあるか?と検索を続けていたら、高野英晃 - 微生物機能を誘発する環境因子群とその作用機構に関する研究 - 日本農学進歩賞(2015)という研究報告にたどり着いた。要約すると、土壌にいるグラム陽性細菌である放線菌(の一種)で、光を感知することによってカロテノイドの生産が促進された。放線菌は受光することによって、カロテノ...

 

乳酸菌が合成するカロテノイド

カロテノイドの先にあるものまでの記事で植物においてのカロテノイドの生合成とカロテノイドの代謝産物についてを見た。人体において、カロテノイドの摂取後の効果で有名なものはUser:Slashme - Drawn in BKchem, perl, inkscape, vim, パブリック・ドメイン, リンクによるβ-カロテン - WikipediaNEUROtiker (talk) - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによるβ-カロテンから...

 

鮭とイクラのカロテノイド

カロテノイドの理解を深める為には、カロテノイドに関わるものを網羅的に触れることが大事であるはず。カロテノイドの先にあるもの身近でカロテノイドが豊富に含まれているのが、鮭の切り身で見られる赤い色素だったりする。この赤い色素は、Yikrazuul - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによるアスタキサンチンと呼ばれる色素であるらしい。アスタキサンチン - Wikipediaカロテノイドの生合成アスタキサン...

 

カロテノイド生合成阻害の除草剤を見る

南房総族よりビワが届いた2020Shohei_Mar2091さんによる写真ACからの写真風邪の予防にミカンというけれどまでの記事でカロテノイドに注目している旨を記載した。昨今の免疫を向上する食材の情報を見ていると、カロテノイドを抑えておいて損はないと判断してのこと。カロテノイドの生合成の記事でカロテノイドはどういう経路で合成されるか?を見てきたけれども、もう一つ見ておくべきこととして、カロテノイドが合成されなかったらどうなるのか?も重要だろう。カロテノイド...

 

風邪の予防にミカンというけれど

前回の南房総族よりビワが届いた2020の記事でビワは果実の中でカロテノイドを多く含むという研究報告に触れた。この研究報告の中で、Shohei_Mar2091さんによる写真ACからの写真ウンシュウミカンも高いスコアであったので気になった。ウンシュウミカン - Wikipedia気になったらとりあえず検索しておくのが常なので検索してみたら、主要産地のウンシュウミカンに含有される β-クリプトキサンチン量の品種群間差およびその糖度との関連について - 園学研 17(...

 

南房総族よりビワが届いた2020

昨年に引き続き、今年もまた南房総のナイスガイからビワが届いた。南房総族よりビワが届いた2019そして開けた。開けてふと気が付いた。そういえばビワの色は淡い橙色だと。橙色といえばカロテノイドだ!ということでビワの色素を調べてみたら、果実類のカロテノイド含有量における品目間差 | 農研機構というページにたどり着いた。ビワは他の果実と比較してカロテノイドを豊富に含んでるらしく、User:Slashme - Drawn in BKchem, p...

 

植物体内でカロテノイドを蓄積する場所

前回のカロテノイドの生合成の記事では、タイトル通り、カロテノイドの生合成を見た。次に気になるのが、植物体のどこでカロテノイドが合成されて、どこに蓄積されるか?だろう。再び、総説 花を彩るカロテノイド:その多様性と蓄積制御機構 - 園学研.(Hort. Res. (Japan)) 18 (4):335–347.2019を読んでみることにする。上記の総説の339ページに色素体における蓄積能力という節がある。カロテノイドは葉と花弁では蓄積される箇所は異なり、カロテノイドは葉緑体...

 

カロテノイドの生合成

健康的に生きる上でカロテノイドが大事だから蓄積するのだろうの記事で、植物が常に晒される太陽光の紫外線対策として合成されるカロテノイドは、動物が摂取すると免疫の恒常性の維持に関与するという内容を記載して、この内容からこれからの社会で絶対にカロテノイドの知見が重要になると思ったので、カロテノイドについてわかっている事を片っ端から触れたくなった。ウィルスによる感染症に対して我々は正しく恐れる程の知見があるか?カロテノイドというのは、fuaさんによる写真ACからの写真ニン...

 

健康的に生きる上でカロテノイドが大事だから蓄積するのだろう

農薬を使う必要がない野菜こそが健康に繋がるはずの記事までで香りに関することを見てきたけれども、黄色い色素のケルセチンに戻って再び色に戻る。最近注目しているものにカロテノイドとフラボノイドがある。きっかけは色々あるけれども、コトブキ園さんから恵壽卵を頂きましたの記事で、卵の黄身の鮮やかな色はカロテノイドに因るものということが再び気になったのが大きい。自然派の方々で卵の黄身の鮮やかさが人工的で嫌だという意見を時々見聞きするけれども、鮮やかさは餌の種類に因るもので、平飼い卵でも...

 

農薬を使う必要がない野菜こそが健康に繋がるはず

前回の農薬を使う必要がない野菜こそが美味しいはずの記事で、植物が食害昆虫や病原性微生物への耐性向上の為に貯め込む香り化合物(二糖配糖体)は、作物の品質において食味や香味を向上させる可能性が高いとされる。以前、植物の香気物質と健康の記事で、ゴボウの香気成分と健康について触れたが、今回話題の青葉アルコール等も健康で何か話題がないか?検索してみたら、倉恒弘彦著 みえてきた慢性疲労のメカニズムとその対処法 - 日本未病システム学会雑誌12(1):22-24,2006の中で疲労に伴う機能低下の改善...

 

農薬を使う必要がない野菜こそが美味しいはず

ふぉと忍者さんによる写真ACからの写真香り化合物の合成経路から見えてくることの記事までで見てみた香り化合物の青葉アルコールことヘキセノール等は最近は植物が食害昆虫や病原性微生物に対する耐性としての話題を頻繁に見かけるけれども、発見された当初は緑茶の良い香りとしてであった。以前、野菜の美味しさとは何だろう?香気の記事でも触れた通り、野菜に限らずどの食材でも香りというのは味を引き立たせる上で超重要な要素となっていて、鼻が詰まっている時に食べたものはあまり味を感じないというというのは有...

 

黄色い色素のケルセチン

前回のミヤコグサの花弁の色はなぜ珍しいのだろう?の記事で、ミヤコグサの花弁が基本が黄色で、所々に赤い箇所があるのは珍しいということで色素を調べてみたら、フラボン類のケルセチンとカロテノイドであることを知った。上記の内容を踏まえた上で、今回の話を始める。ケルセチンという黄色の色素はハチミツの成分でよく見かけるので、更に検索をしてみたら、寺尾純二 酸化ストレスを制御する食品機能成分の活性発現機構に関する総合研究 - 日本栄養・食糧学会誌 第68巻 第1号 3-11(2015)という研...

 

ミヤコグサの花弁の色はなぜ珍しいのだろう?

定期的に観察しているミヤコグサ群で旗弁(上の花弁)の縁が赤くなっている花を見かけた。ミヤコグサの花弁に数本の赤いすじの記事で花弁で黄と赤があるものは珍しいということに触れたけれども、縁が赤くなっているという現象もきっと珍しいのだろうなとこの花を見て思った。前回の花の色を決める4大色素の記事の内容を加味すると、なぜミヤコグサの花の色が珍しいのか?が見えてくるかもしれないので、ミヤコグサの花弁の色素について調べてみることにした。「ミヤコグサ + 色素」のキーワードで検索し...

 

コトブキ園さんから恵壽卵を頂きました

神奈川県相模原市のコトブキ園さんから恵壽卵(けいじゅらん)を頂きました。恵壽卵 | コトブキ園 神奈川県相模原市の養鶏場恵壽卵というのは、『女性のための卵』をコンセプトとし、日本の現代女性に不足している葉酸が豊富に含まれていることが特徴の卵です。植物にとっての葉酸卵は赤玉で、親から子への贈り物食欲を唆るような鮮やかなオレンジの黄身も特徴の一つの卵です。この鮮やかな色に関して、視覚的に美味しさを向上させる要因の一つであるが、人為的に色を向上さ...

 

ハナバチがサクラを巡回する理由としてプロポリスを挙げてみる

ハナバチはサクラの葉に蜜があることをどのように知っていくのだろうか?の記事までで、ミツバチを含むハナバチは花外蜜腺から蜜を吸うという前提で話を進めてきたけれども、上の写真で確実に花外蜜腺に口吻を刺しているか?を見れているわけではないので、そもそもの前提を疑ってかかる必要がある。もう一つの仮説として挙がるのが、プロポリスの材料として樹脂を集めている可能性を考える必要がある。※プロポリスというのは、ミツバチの巣の隙間を埋める封止材のことプロポリス - Wikipedia...

 

安納芋の根塊の黄色の濃さが食欲を唆る

3年程前に訪問したインスフィアファームさんがネットショップを開始したということで注文した。インスフィアファームさんから野菜セットをいただきました先にインスフィアファームさんの紹介をすると、福井県坂井市でプロフェッショナル(フレンチ・イタリアンレストラン等)向けの野菜を生産・販売されている方です。株式会社インスフィアファーム | レストラン・プロフェッショナル向け野菜を生産している農業企業ですZaffer.shop レストラン向け業務用野菜を、特別に産地直送にて販売しています。...

 

開花させることが前提のレンゲを栽培する時に注意すべきこと

レンゲに限らず、すべての緑肥で頻繁に挙がる質問の一つとして、緑肥は花が咲く前に刈るか、花が咲いてから刈るか?というものがある。これは非常に難しい問題だけれども、質問があった時は刈る前だと伝えている。刈る前と答える理由は、花を咲かせるというのは非常に大きなエネルギーを使うわけで、※単位は%花蜜と花粉に含まれる成分一般的な花粉の成分を見ても、様々な養分が含まれ、これらの成分が畑の外環境に持ち出されてしまう。花粉というのはこれから分裂が活発になる細胞であ...

 

花蜜にサポニンを含む花を咲かせる木があるらしい

山の生態についてかなり詳しい方から聞いた話で、養蜂で影響を与えるかわからないけれども、木の花で花蜜にサポニンを含むものがあるということを教えてもらった。サポニンといえば、By Tatsundo h - own work, GFDL-no-disclaimers, Linkトチノキ - Wikipediaトチノキの実の灰あわせの記事で、トチノキの実に含まれる毒のようなもので、トチノキを食したい時はアク抜きをするけれども、アク抜きによってサポニンが抜けて実が食べれ...

 

食材としてのアーティチョークの健康効果に迫る

arromataさんによる写真ACからの写真アーティチョークの栽培条件からアザミのことを考えるの記事までで、アザミからアーティチョークまで見てきた。せっかくの機会なので、食材としてのアーティチョークを見てみる。アーティチョークは開花する前の花蕾を食すもので、時事通信出版局から出版されている食材健康大事典にアーティチョークの記載があったので読んでみると、各種ビタミンやミネラルの他に、Fvasconcellos - 投稿者自身による...

 

主要蜜源としてのアザミ

前回までの人の生活とアザミの記事まででアザミという植物に興味を持った。この次に知りたいことといえば、どんな昆虫が花粉を媒介しているのだろう?ということで、蕊の構造を知ることだろうということだけれども、それは良好なサンプルを取得してからでないと触れられないので一旦置いといて、どんな昆虫がこの花に訪れるのか?を見る。花の構造を見たときに細長い筒状の時点でおそらくチョウだろうなと思っていたけれども、やっぱりチョウだった。本当にそうなのか?と気になった...

 

運動と免疫

糠漬けの中にGABAはあるか?の記事までで、食の改善によって免疫を高められるか?をテーマに免疫の仕組みから一つずつ丁寧に辿ってきた。どうやら、免疫で重要となるのは、β-カロテン(カロテノイド)、亜鉛、グルタチオンとGABAでカロテノイド、グルタチオンとGABAの合成には光合成の複雑な反応があり、様々なビタミンとミネラルが関与するので、各種抗酸化系のビタミンも重要であることがわかった。遥か昔に植物が上陸にあたって獲得した過剰な受光対策これらの内容で冒頭の糠漬け以外で頭に思い浮か...

 

糠漬けの中にGABAはあるか?

前回の味噌の中にGABAはあるか?と同じ書き出しになるが、GABAが獲得免疫に与える影響を探るの記事で、興奮状態の鎮静作用があるとされるGABAの摂取によって、獲得免疫の向上が見られたという研究報告を紹介した。ここでの免疫向上は唾液中のIgA濃度の変化であり、ウィルス感染の要となる細胞性免疫の方ではなかったが、アレルギーの要因である体液性免疫と細胞性免疫の差も縮むはずで、細胞性免疫の方にも何らかの良い影響を与えていると期待している。ドンピエロさんによる写真ACからの写真...

 

味噌の中にGABAはあるか?

GABAが獲得免疫に与える影響を探るの記事で、興奮状態の鎮静作用があるとされるGABAの摂取によって、獲得免疫の向上が見られたという研究報告を紹介した。ここでの免疫向上は唾液中のIgA濃度の変化であり、ウィルス感染の要となる細胞性免疫の方ではなかったが、アレルギーの要因である体液性免疫と細胞性免疫の差も縮むはずで、細胞性免疫の方にも何らかの良い影響を与えていると期待している。ドンピエロさんによる写真ACからの写真前回の記事の最後に発酵食品の味噌がちらつくという内容で占めた...

 

GABAが獲得免疫に与える影響を探る

前回のストレスは免疫の何が低下するのか?の記事で、ストレスを与えるとウィルス向けの獲得免疫である細胞性免疫の機能が低下する仕組みを見た。前回は軽く触れただけだが、細胞性免疫と体液性免疫の差が極端になると体液性免疫の方もアレルギーの方に向かい、免疫として使い物にならなくなる。それを踏まえた上で、前回の記事の末尾に記載した疑問のストレスを軽減するGABAの摂取は獲得免疫に対してどうなのだろう?という疑問を解消すべく、検索してみたら、ヒトへのガンマアミノ酪酸(GABA)投与によ...

 

ストレスは免疫の何が低下するのか?

睡眠やストレスの少ない生活は風邪をひきにくくするという話がある。これは何故なのだろう?今の知見を集めれば何かわかるかも?ということで、医療系の国家試験の参考書としてよく読まれているらしい講談社から出版されている齋藤紀先著 休み時間の免疫学 第3版という本を購入して読んでみた。後半にストレス、免疫とアレルギーの関係性の話が記載されていて、その話を整理すると、ストレスを感じる → 交感神経からカテコラミンという神経伝達物質が分泌 → T細胞(細胞性免疫)を抑制とい...

 

獲得免疫の仕組みから乳酸菌の摂取の効果を探る

乳酸菌の摂取は免疫グロブリンAの産生を活発にするの続きで、世間で言われる免疫向上に対して疑問点があるので、その前に用語の整理をするかと、図でも描こうかと重い腰を上げ、愛用しているイラストACさんのサイトを開いたら、まさにこれだよというイラストがあって、イラストAC様ありがとうございます。と思っていたところで、今回の話を始める事にする。無料イラストなら「イラストAC」これからの内容は発酵食品の健康効果の探求の為の下準備のようなものです。免疫について知りたい方には...

 

乳酸菌の摂取は免疫グロブリンAの産生を活発にする

腸管上皮細胞の糖鎖と腸内細菌叢の細菌たちの続きの記事まででうっすらと腸内細菌叢のバランスというか、ビフィズス菌がどれくらい占めるか?が大事であることが見えてきた。最近やたらと発酵食品を摂取すると、腸内細菌叢を整えつつ、免疫が増すということを見聞きするのだけれども、免疫が増すという方がしっくりこないので、更に追求してみることにする。検索してみて、乳酸菌K15のヒト細胞におけるIgA産生増強メカニズムを解明 - 産総研という研究報告に行き着いた。要約すると、人体において乳酸菌...

 

腸管上皮細胞の糖鎖と腸内細菌叢の細菌たちの続き

腸管上皮細胞の糖鎖と腸内細菌叢の細菌たちの記事までで腸管上皮細胞の糖鎖の先端にあるシアル酸周辺の話題に触れてきた。話は再び、名古屋大学出版会から出版されている糖鎖生物学 生命現象と糖鎖情報の話題に戻る。ヒト大腸の腸内細菌叢でもっとも多く存在する嫌気性細菌でバクテロイデス・テタイオタオミクロンという細菌がいる。この細菌はエネルギー源や自身の糖鎖の構成材料として、Edgar181 - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる...

 

腸管上皮細胞の糖鎖と腸内細菌叢の細菌たち

前回の免疫の向上にオリゴ糖や発酵食品が重要な訳を探るの記事で、腸内細菌叢において人の健康にとって悪影響を与えるとされるウェルシュ菌は腸管上皮細胞にある糖鎖の先端からシアル酸を切り取るシアルダーぜの作用によって毒性が増すという内容を記載した。ここで気になることがある。糖鎖とは細胞間の情報のやりとりで使われることもあるので、シアル酸が取り除かれた事によって、細胞間で行われていた何らかの情報のやりとりが遮断されてしまったのではないか?ただ、糖鎖は情報のやりとり以外でも細胞接着やタン...

 

免疫の向上にオリゴ糖や発酵食品が重要な訳を探る

前回の免疫の向上には水溶性食物繊維が重要な役割を担っているはずに引き続き、再び名古屋大学出版会から出版されている糖鎖生物学 生命現象と糖鎖情報で興味深い話があったので紹介する。今回の話を始める前に糖鎖について整理しておくと、お茶で風邪予防の仕組みを見るでウィルスが細胞に感染する時、細胞の表面にある糖鎖というものをウィルスが認識して感染すると記載したけれども、糖鎖は病原体の感染だけではなく、体内の様々な情報のやり取りで活用されている。この糖鎖...

 

免疫の向上には水溶性食物繊維が重要な役割を担っているはず

名古屋大学出版会から出版されている糖鎖生物学 生命現象と糖鎖情報のコラムで興味深い話があったので紹介する。/*********************************************/植物細胞壁に含まれる多糖は、ヒトが食物として野菜や果実を摂取した際に、ヒトの消化酵素による分解を受けず、小腸において栄養成分として吸収もされないため、消化管を通過して大腸まで到達する。(途中省略)このうち水溶性食物繊維に分類されるペクチンは、到達した大腸において腸内細菌に完全に資化され、...

 

免疫の向上にはグルタチオンが重要な役割を担っているはず

注目している食材?がある。食材?としたのは日本では医療品扱いとなっていて、サプリメント等で気軽に購入出来ない事になっている。何かと言うと、By NEUROtiker - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, Linkアミノ酸のグルタミン酸、システインとグリシンがペプチド結合で繋がったトリペプチドで、植物の葉緑素内での光合成で活性酸素周辺の恒常性に関与する物質である。光合成とグルタチオン自然免疫を高める食品は何か?の続きまでの記事で病原体に感染...

 

自然免疫を高める食品は何か?の続き

前回、自然免疫を高める食品は何か?という記事名で白血球の一種である好中球について触れた。いずれ触れるかは決めていないけれども、獲得免疫という免疫という言葉を聞いた時に頭に浮かぶ方の免疫でオプソニン化という現象(主に細菌)の後、好中球の働きが効率化されつつ活発になるので、自然免疫と獲得免疫のどちらでも好中球の働きは重要になる。オプソニン化 - Wikipedia上記の内容を踏まえた上で、前回の続きという位置づけで話を進めることにする。前回、好中球が体内に侵入してきた病原体に対して、...


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