カテゴリー : ビタミン・ミネラル・味

美味しい野菜は食べると健康になり、病気になりにくくなるという仮説を元に野菜の美味しさを追求する。美味しい野菜が広まることで病気のリスクを減らし、昨今の健康保険の圧迫を少しでも軽減したい
電子書籍の販売をはじめました
ブログ内検索
 

ショウジョウバエが集まる土

前回の実体顕微鏡で土と混ぜたベントナイトを見るの記事までで庭の土に生ゴミを混ぜて、生ゴミの上に2:1型粘土鉱物であるベントナイトをふりかけ、しばらくしてから土を採取して実体顕微鏡で見たのが上の写真になる。 緑泥石という名の粘土鉱物 話は少しさかのぼって、 科学の発展の中心にはショウジョウバエの記事で生ゴミを埋めたところにショウジョウバエが集まっていたという内容を紹介した。 このショウジョウバエだけれども、餌は熟した果物類や樹液およびそこに生育する天然の酵母であるら...

Read More…

 

食の知見から秀品率の向上へ

年末なので今年を振り返ってみることにする。 今年は食と健康から得られる知見を元に肥培管理を考えるということをテーマにして様々な栄養素を見ることにした。 カテゴリー:ビタミン・ミネラル・味 巷では健康保険の存続のニュースの間で時々話題に挙がる高額の薬の保険適用のニュース。 高齢化社会で医療費は高騰するけれども、それに添うように高額の薬や医療設備が次々と登場してくるだろうから、それらの保険適用でおそらく社会保険の仕組みは保たないだろうなと。 町を歩けば、市バスの高齢者の無料サービスの打...

Read More…

 

ビール酵母から中鎖の飽和脂肪酸のことを知る

脂肪酸、様々な研究報告を読み進めていくと、セラミド(スフィンゴ脂質)といったこれから様々なことがわかっていくであろう内容が多かった。 脂肪酸の理解が進むと、今まで以上に秀品率が向上するような知見が得られるのだろうなと明るい未来を感じた。 セラミド - Wikipedia スフィンゴ脂質 - Wikipedia 昨日の記事であるラウリン酸はどこにある?に戻って ・長鎖の飽和脂肪酸から何らかの作用で中鎖の飽和脂肪酸になることはあるのか? に関して、ビール醸造微生物学というものから重要...

Read More…

 

ラウリン酸はどこにある?

サツマイモとラウリン酸の記事まででラウリン酸について触れ続けた。 中鎖の飽和脂肪酸は何なのだろう?とうっすら考えていると、脂肪酸とは一体なんなのだろう?と脂肪酸のことを何も知らないのだなと気が付いた。 脂肪酸といえば、 CC 表示-継承 3.0, リンク 緑の箇所のグリセロールに3個の脂肪酸が結合してできたトリアシルグリセロール、一般的に中性脂肪と呼ばれるものがある。 トリアシルグリセロール - Wikipedia 他に グリセリンの3個の手の内の一...

Read More…

 

サツマイモとラウリン酸

涼風さんによる写真ACからの写真 前回のウイスキーの発酵で大麦自体にはラウリン酸はないらしいけれども、アルコール発酵の過程でラウリン酸が生成されているっぽいことがわかった。 であれば、他の酒はどうなのだろう?と検索してみたら興味深い知見と出会うことが出来た。 それは dronepc55さんによる写真ACからの写真 芋焼酎の原料である芋の話題だ。 焼酎原料用カンショ新品種候補系統「九州135号」の栽培技術 - 農研機構というページに辿り着いた。 成果の...

Read More…

 

ウイスキーの発酵

ウイスキーで有名なサントリーさんが稲富博士のスコッチノート [Ballantine's] 香るウイスキー バランタインというサイトを運営している。 このサイトではスコッチ・ウイスキー(Wikipediaによると英国スコットランドで生成されたウイスキーのこと)についてのあれこれのことを学ぶことが出来る。 スコッチ・ウイスキー - Wikipedia このサイトで発酵(醗酵)について興味深い記述を見かけたので紹介する。 ウイスキーに限らず、アルコール飲料は天然に存在する酵母の...

Read More…

 

ウイスキーの製造で用いるピートとは?

前回の大麦麦芽とは何か?の記事までで、ウイスキーの製造の知見に素敵な何かが詰まっているような気がしている。 ウイスキーは大麦麦芽とピートを基にして発酵を進めるとあったが、ピートとは一体何なのだろう? というわけで調べてみると、ピートとは泥炭である。 泥炭といえば、 太古の植物たちのもつ熱量 こんな感じで湿地の底に植物の遺体が堆積して、更に堆積して湿地が埋まる。深くなればなるほど、圧力と熱が増して固って生物由来の岩(堆積岩)になる。 これが泥炭で、ウイスキーの製造ではこ...

Read More…

 

大麦麦芽とは何か?

前回のウイスキーとラウリン酸の記事でウイスキーの製造過程で蓄積された知見の中に栽培における秀品率の向上のヒントがあるかもしれないという内容を記載した。 着目したものがウイスキーの発酵モロミで、 my friend, Y. Kohno - Original Photo was taken by my Friend, Y.Kohno on April, 2005, and released with his acceptance., CC 表示-継承 3.0, リンクによる 材料は...

Read More…

 

ウイスキーとラウリン酸

秋頃に投稿した椰子の実の脂肪酸と菌根菌の記事以降、(特に植物で)ラウリン酸を含むものを探している。 動物であれば、ラウリン酸は乳製品に多く含まれているらしいけれども、植物性の製品や微生物による合成ではなかななラウリン酸を見かけない。 ペニシリウム・ロックフォルティとラウリン酸と菌根菌 ラウリン酸が菌根菌の活性に関与しているということであれば、 堆肥中にラウリン酸が豊富に含まれていれば素晴らしい事になるわけで、 できれば植物性の有機物を基に土壌微生物による発酵でラウリン酸が増えたとい...

Read More…

 

トレハロースとは何なのか?

植物の根でトレハロースを吸収して、それを活用するのか?の記事で植物におけるトレハロースの有用性を見た。 話は少しさかのぼって、ペニシリウム・ロックフォルティとラウリン酸と菌根菌までの菌根菌系の記事で菌根菌に感染された植物の体内にトレハロースが蓄積されることも見た。 その後、菌根菌が増殖しやすい環境は何だろう?とか、堆肥熟成中にトレハロースが残存することはあるのだろうか?と様々なことを様々な視点から追ってみた。 明確な解はないけれども、これらの過程で興味深い知見たちと出会った。 堆肥の...

Read More…

 

堆肥の製造過程の最終工程時の変化に迫るの続き

堆肥の製造過程の最終工程時の変化に迫るの記事では堆肥中にトレハロースがどれほど残ったか?に注目した。 堆肥の熟成に関与する菌たちは乾燥ストレスに晒されるとトレハロースを減らしてグリセロールを増やすという話題になった。 よくよく考えたら、 堆肥製造は乾燥ストレスよりも高温のストレスに晒される方が早く、最高に温度が高くなった時は湯気が出て、熱くて触れない状態になる。 この時、木質成分を分解していた菌たちはどんな反応をしているのだろう? キノコの糸状菌とは異なるけれども、酵母...

Read More…

 

植物は痛みを感じた時にグルタミン酸を用いて全身に伝えている

Glutamate triggers long-distance, calcium-based plant defense signaling - Science 14 Sep 2018:Vol. 361, 1112-1115 という研究報告を見かけた。 うま味が痛みを伝えている!?-植物が傷つけられたことを感じ、全身へ伝える仕組みを解明-(大学院理工学研究科 豊田 正嗣准教授) - 埼玉大学 が冒頭の報告の日本語の解説となる。 要約すると、葉が幼虫に食害されたり、ハサミで一部を切る...

Read More…

 

一部のキノコにはトレハロースがふんだんに含まれているらしい

植物の根でトレハロースを吸収して、それを活用するのか?の記事でトレニアという花卉園芸作物の培地でショ糖の代わりにトレハロースを添加したら生存期間が長くなったという研究報告を紹介した。 植物はおそらく根からトレハロースを吸収することが出来、トレハロースをポジティブに活用出来るはずだと予想出来る。 ここで再びWikipediaからトレハロースに関することを抜粋すると、 /********************************************************/ ...

Read More…

 

植物の根でトレハロースを吸収して、それを活用するのか?

前回のボカシ肥作りの材料でトレハロースの添加を見かけたという記事で、記事名通り、ボカシ肥の材料としてトレハロースを入れるという内容を見かけ、トレハロースの検討を行った。 トレハロースは昆虫、キノコや酵母で普遍的に合成されている糖であるため、おそらくボカシ肥の材料としてはコスト高ではないかなと判断した。 ただ、ここで話を終わらせるのは勿体無いということで、コウジカビ等が積極的に発酵に関与するボカシ肥ではトレハロースの濃度が高いであろうと仮説を立て、ボカシ肥施肥時に作物に何らかの影響を与えていな...

Read More…

 

ボカシ肥作りの材料でトレハロースの添加を見かけた

嫌気発酵の米ぬかボカシに作物への発根促進効果はあるか? ボカシ肥作りで材料でトレハロースを入れているという内容を見かけた。 何故これから発酵させるものに対してトレハロースを加えるか?ということが気になった。 何故ならば、トレハロースは真核生物の微生物、つまりは糸状菌等の菌が日常的に合成するものであって、 植物が菌根菌に感染した際に植物の根と菌が交換するものであったり、 ペニシリウム・ロックフォルティとラウリン酸と菌根菌 酵母による発酵食品のパンの中にもトレハロースが含まれ...

Read More…

 

枯草菌の研究で使われる培地はどんなもの?

前回の乳酸菌の培養の知見を堆肥製造の知見に活かせるか?の記事で乳酸菌の培地の構成を見た。 培地というのは微生物の研究において、調査したい微生物のみを増殖させて解析を行うための一種の微生物の住処で、微生物の研究において最適な培地の探索が難関だと言われる。 人工的なものではあるけれども、培地の構成には自分の知りたい微生物の特徴を探る為のヒントが詰まっていると言える。 この話を聞くと、おそらく頭に浮かんでくる土壌微生物がいるはずで、その微生物の培地も気になるはずだ。 そう! 枯草...

Read More…

 

乳酸菌の培養の知見を堆肥製造の知見に活かせるか?

Arancioさんによる写真ACからの写真 前回、ライ麦パンのパン種であるサワードウについて触れた。 HiCさんによる写真ACからの写真 ※写真はドライイースト サワードウはイースト + 乳酸菌で乳酸菌はライ麦の実に自生している菌を培養するそうだ。 乳酸菌の培養の話題で乳酸菌はちょっと贅沢な細菌らしく、培養には糖類やアミノ酸以外にビタミン等も意識する必要がある。 ふと堆肥として微生物を活用する時、ビタミンを意識するといった話題を見たことがないなと思った。 学生...

Read More…

 

パンから得られる知見を栽培に活かせるか?

前回のパンから得られる知見を堆肥製造に活かせるか?の記事では、 はなたれ君さんによる写真ACからの写真 パンの外側のクラストカラーのメイラード反応において、 焼き上げる前のパン生地に乳糖と乳タンパクを添加すると反応の温度帯が下がるという内容を記載した。 今回は今まで同様、 吉野精一著 BLUE BACKS パンの科学 しあわせな香りと食感の秘密に記載されている内容からハッとしたことを紹介する。 上記の本のパン作りのメカニズムの章の乳酸菌と酵母の共同作業...

Read More…

 

パン生地に脱脂粉乳でクラストカラーの改善

吉野精一著 BLUE BACKS パンの科学 しあわせな香りと食感の秘密に興味深い記述がたくさんある。 興味深い記述はたくさんあるのだが、そのうちの一つにパン生地の中に脱脂粉乳を加えるというもの。 HiCさんによる写真ACからの写真 脱脂粉乳というのは牛乳から乳脂肪を除いたもので、糖分(特に乳糖)と乳タンパク質が豊富に含まれている。 脱脂粉乳は豊富な栄養価だけでなく、日本において外貨を稼ぐ重要な産業でもある。 家畜糞堆肥による土作りを止める勇気を 話が少し脱線したので...

Read More…

 

高谷ベーカリーの高槻産の米の米粉ロール

パンの美味しそうな見た目と香りの記事まででパンについて見ている。 そもそもの話で何故パンを見ているのか?といえば、 ブルーチーズの成分に脂肪酸のラウリン酸が多くて、 ブルーチーズ用のアオカビの培養をフランスパンで行っていたからだった。 ブルーチーズ用のアオカビの増殖はパンを利用する パン作りには原料となる小麦のグルテンが重要であることを再認識した後、 最近よく見かける米粉パンは実は工学的なドラマがあることを知った。 100%米粉パン ドラマを知ったら食べてみたくなるのが人...

Read More…

 

パンの美味しそうな見た目と香り

うっちん☆さんによる写真ACからの写真 前回の100%米粉パンまでの記事で穀物、グルテンとクラム(パンの内側の膨らみ)についてを見てきた。 内側の次といえば外側だろうか。 外側のことをクラストと呼ぶらしく、 発酵パンであれば、クラストはどれもうっすら褐色になっている。 パンを焼くと綺麗な褐色になるのは何故だろう? 明らかに焦げではないことはすぐにわかる。 この疑問に 吉野精一著 BLUE BACKS パンの科学 しあわせな香りと食感の秘密が応え...

Read More…

 

100%米粉パン

前回の米はアレルギーの原因にはならないのか?という記事で、 米には粘弾性に関与且つアレルギーの原因にもなり得るグルテンが少ないことを知ったことを紹介した。 グルテンが少なければ、発酵パン特有の うっちん☆さんによる写真ACからの写真 内側の膨らみのクラムが形成出来ないことに繋がる。 ここで一つ疑問が生じる。 素材ピクスさんによる写真ACからの写真 巷で時々見かける100%米粉パンはどうやって製造しているのだろうか?ということ ※上の写真の米粉パンが...

Read More…

 

米はアレルギーの原因にはならないのか?

HiCさんによる写真ACからの写真 国産小麦はグルテンの量が少ない?の記事までで、小麦の品質はグルテンの量に注目していて、栽培方法によってグルテンの量は制御可能であることがわかった。 グルテンの量は多ければ良いというわけではなく、含有率というものが重要になる。 小麦には様々な用途があって、その用途によってグルテンの含有量が異なってくる。 これらを踏まえた上で、小麦のアレルギーについて触れてみたい。 よくある話で、小麦のアレルギーということはよく聞くけれども、 ...

Read More…

 

国産小麦はグルテンの量が少ない?

前回のフランスパンは他の国のパンと何が違う?の記事で、 フランスの国土から収穫できる小麦はグルテンの量が少なく粘弾性が低い為、粘弾性を低下させるような糖や油脂類をパン生地作成で使用することが出来ずにハードパンになった。 という話を記載した。 この話を見て、ふと日本の小麦もグルテン量が少なく、粘弾性が必要なパンや麺に向いていないという話を思い出した。 拙い作物学の知識を一生懸命思い出すと、確か品種の問題ではなく、日本の土質や気候の問題だったはず。 国産小麦の大きな特徴として、グル...

Read More…

 

フランスパンは他の国のパンと何が違う?

殺虫剤、殺菌剤を使用量を削減するためには菌根菌のことを理解する必要がある。 菌根菌の理解にはどうやらアオカビの理解が必要である可能性が高い。 ペニシリウム・ロックフォルティとラウリン酸と菌根菌 アオカビの知見はおそらくチーズと製薬で蓄積されている。 ブルーチーズで得られる知見から農薬の使用量削減を探る 3大ブルーチーズであるフランスのロックフォールはアオカビ胞子の獲得として、 ZUMさんによる写真ACからの写真をトリミング 丸パンにアオカビの胞子を付けて...

Read More…

 

パンをパンらしくさせるグルテン

焼き挙がったパンがパンであるために、内側にある柔らかい部分(クラム(内相)と呼ぶらしい)に隙間がたくさんあることが重要であるはずだ。 この隙間は酵母のアルコール発酵の際に発生した二酸化炭素によって膨張することで出来た隙間であるが、膨張する為には発酵前の生地に弾力がなければ膨張する力に耐えられず構造は崩壊する。 崩壊させないために重要なのは、生地に弾力があり、内側からの力に耐えて伸びることができる事が重要となる。 この弾力はグルテンという名称でよく見聞きする。 グルテンは小麦等の胚...

Read More…

 

パン作りのアルコール発酵

ブルーチーズ用のアオカビの増殖はパンを利用するの記事で、 ブルーチーズに植え付けるアオカビ胞子はパンを培地にして事前に培養しておく というような内容を記載した。 パンはカビやすい食べ物の一つだけれども、 なんでカビやすいのか? パンはイースト菌の発酵でできるとあるけれども、そもそもの話でパンの事を何も知らないなということに気が付いた。 というわけで、個人的なメモという意味合いも含めてパンについて整理してみることにする。 ※これからの内容はパン - Wikipediaの内容を...

Read More…

 

ブルーチーズ用のアオカビの増殖はパンを利用する

ブルーチーズで得られる知見から農薬の使用量削減を探るまでの記事でブルーチーズの製造に栽培の殺虫剤や殺菌剤の削減のヒントが詰まっているかもしれないという内容を記載した。 ブルーチーズは乳酸菌等で乳を発酵した後、アオカビ胞子を添加して熟成させるチーズである。 アオカビ胞子を添加させるということは、事前に何らかの培地、もしくはカビが得意とする環境にチーズを置いて追熟するという過程があるはず。 というわけで世界三大ブルーチーズであるロックフォールの製造について見てみることにする。 /...

Read More…

 

ブルーチーズで得られる知見から農薬の使用量削減を探る

ペニシリウム・ロックフォルティとラウリン酸と菌根菌の記事で、各チーズ内の脂肪酸(ラウリン酸)の含有量に触れ、ブルーチーズが最も多いことを紹介した。 ブルーチーズはアオカビ胞子の添加→熟成によって出来たチーズで、 アオカビことペニシリウム・ロックフォルティは土壌中に普遍的にいるカビであるようだ。 Penicillium roqueforti - Wikipedia AM菌といえば、以前に椰子の実の脂肪酸と菌根菌の記事で脂肪酸のラウリン酸によって成長が活発になったという研究報告を紹介...

Read More…

 

ペニシリウム・ロックフォルティとラウリン酸と菌根菌

APUPUさんによる写真ACからの写真 殺菌剤を使用すると虫による食害被害が増加するの記事でとある植物に対して殺菌剤を使用すると、AM菌に影響を与え、植食性昆虫の被害が増加するという内容を紹介した。 殺菌剤 (農薬その他)の一覧#有機硫黄系 AM菌といえば、椰子の実の脂肪酸と菌根菌の記事で脂肪酸のラウリン酸によって成長が活発になったという研究報告を紹介した。 ラウリン酸は動物、植物ともに普遍的にある脂肪酸らしいけれども、ナタネ油かすに含まれる脂肪酸は何か?の記事で植物の種類や...

Read More…

 

腸内細菌叢とトリプトファン

アレルギー反応の緩和には銅を含む金属酵素が重要?の記事を書いていてふと気になった。 植物性乳酸菌が関与した食品や飲料を摂取するとアレルギー反応が緩和される。 この要因の一つとして、腸内細菌叢で有益なビフィズス菌の割合が増えるから。 腸内で有益な菌が増えると有害であると言われるウェルシュ菌が相対的に減る。 ウェルシュ菌はインドールという人体にとって有害な物質を生成する。 腸内細菌叢とビフィズス菌 このインドールだけれども、 NEUROtiker - 投稿者自身による作...

Read More…

 

サプリメント産業を支える酵母たち

アレルギー反応の緩和には銅を含む金属酵素が重要?の記事で諸々のアレルギーは銅を含む金属酵素で緩和できるかもしれないけれども、最近の野菜には銅を含む微量要素が少ないはずだから、野菜の摂取だけではアレルギーの緩和は見込めない。 という内容を記載した。 チョコラテさんによる写真ACからの写真 そこで意識するのがミネラル系のサプリメントだろう。 早速、ミネラルブレンドというサプリメントを手に取ってみた。 とその前に、 サプリメントで銅を摂取する場合、銅はどのような形で含まれて...

Read More…

 

アレルギー反応の緩和には銅を含む金属酵素が重要?

エルドンさんによる写真ACからの写真 写真はミツバチで異なるけれども、 スズメバチに二回刺されるとアナフィラキシー・ショックという症状で命が危ない状態になるのは有名だけれども、 今まで何度か刺されたことがあるという人と出会ったことがある。 この人が本当に何度もスズメバチに刺されたのかの証拠はないけれども、 どうやら何度も刺されても致命傷にならない体質というものはあるらしい。 ハチに刺された時は速やかに病院へという話を聞くが、 治療方法を見ると抗ヒスタミン剤を含むステロイ...

Read More…

 

植物と昆虫の攻防。ポリフェノール

食害虫防除としての草生栽培の可能性を探るまでの記事で植物の昆虫の攻防についての話題に触れてきた。 植物側の防御で有名なものとしてポリフェノールがある。 ポリフェノールは人体において苦味や渋みの要素になっていて、 摂取すると反応性の高さから体内の活性酸素の除去という良い面もあれば、 量が多ければ体内のタンパクに悪い影響を与えるという面もある。 それ故、ポリフェノール量が多いと渋みといった不快な味して感じてしまう。 苦味や渋みのタンニン ふと昆虫とポリフェノールの関係はどう...

Read More…

 

アミノ酸で青枯病を予防する

青枯病対策としてのDIMBOAまでの記事で、 厄介な青枯病やヨトウの防除のことを整理した。 病気と食害を交互に見ることで、 どちらの被害軽減に対して同じ事を見ているように感じてくる。 そんな中で興味深い読み物を発見した。 瀬尾茂美等 今日の話題 ありふれたアミノ酸が植物病害を抑える アミノ酸による植物のパワーアップ - 化学と生物 Vol.56. No.6. 2018 上記の記事では、 トマトの青枯病に有効な農薬の開発というテーマで、酵母抽出液から発病を抑える効...

Read More…

 

虫にかじられやすい株とそうでない株の違いは何だ?

前回のダゾメットによる土壌消毒はチョウ目の幼虫に有効であるか?の記事で、 アブラナ科植物の防御反応であるイソチオシアネートがチョウ目に効かないというのは、 イソチオシアネートに対して耐性があるわけではなく、イソチオシアネートを合成させないということだった。 つまりはまだチョウ目の幼虫にイソチオシアネートが効く可能性があるということだ。 イソチオシアネートはアブラナ科植物が虫による食害(傷害)を受けた時に合成される。 ここで疑問が生じる。 コマツナ等のアブラナ科植物で、葉脈...

Read More…

 

米油で揚げると揚げ物の食感がさっぱりとする

HiCさんによる写真ACからの写真 ひょんなことから米油の話題になった。 米油で揚げ物をするとさっぱりとした食感になると。 ※菜種油と比較して 米油の何の要素が上記のような食感になるのだろうかとふと気になった。 米油の容器の裏にα-トコフェロール、γ-オリザノールやフェルラ酸と記載されているけれども、これが揚げ物の食感を良くすることに貢献しているのか? アーモンドはビタミンEが豊富 γ-オリザノール - Wikipedia フェルラ酸 - Wikipedia Wik...

Read More…

 

アザミウマによる食害の軽減の一手としてのジャスモン酸

害虫獣実写フリー素材 | MiraiS 前回の病気の予防は昆虫を意識し、昆虫から学べの記事で、作物の病気の感染は虫に食害された穴から病原菌が体内に侵入することで発病することが多い為、食害被害を減らすことこそが予防に繋がるという内容を記載した。 であれば、病気の予防は適切なタイミングで殺虫剤を使用することになるわけだけれども、その前に触れておきたいことがある。 というわけでアザミウマと植物の相互関係について調べた時の結果を紹介する。 アザミウマと植物の生物間相互作用とそ...

Read More…

 

ナタネ油かすに含まれる脂肪酸は何か?

椰子の実の脂肪酸と菌根菌 採油し終わった粕に実に含まれていた脂肪酸等が粕に残ったと仮定して、 ヤシガラにはラウリン酸という菌根菌の増殖に関与した脂肪酸があったとする。 野菜の美味しさとは何だろう?食味の向上 上記の仮定がナタネ油かす、ダイズ油かすやゴマ油かすでも同様に言えるとしたら、 これらの油かすの有機質肥料はヤシガラ同様に菌根菌の増殖に関与するのだろうか? 上記の油粕に比較的中鎖の飽和脂肪酸があるか? このことを知りたいと検索をしたら、公益財団法人 日本油脂...

Read More…

 

野菜の美味しさとは何だろう?耐寒性

前回の野菜の美味しさとは何だろう?脂肪酸の記事で、第6の味覚として脂肪酸を感知する神経が発見されたという研究を紹介した。 この記事では同じ炭素数であっても、多価不飽和脂肪酸のリノール酸を味として強く感じるそうだ。 この内容を見てふと耐寒性の育種の事が頭に浮かんだ。 よく聞く話として、 寒さに触れた野菜は甘く美味しくなるという話題がある。 これは凍結防止として葉の中に糖を溜め込むからという理由があるけれども、 葉物野菜は寒さに触れて甘くなる 育種の手法...

Read More…

 

野菜の美味しさとは何だろう?脂肪酸

椰子の実の脂肪酸と菌根菌までの記事で脂肪酸が植物の発根に与える影響を見た。 脂肪酸と聞いて、人が脂肪酸を摂取するとどんな味を感じているのだろうなと早速検索してみた。 脂肪酸と味覚でGoogle検索してみたところ、 脂肪酸が第6番目の基本味である証拠となる神経を新発見 -今後の摂食行動・消化吸収との関連解明や食品開発へ影響大- | 研究成果 | 九州大学(KYUSHU UNIVERSITY) という研究成果のページに行き着いた。 ざっくりと概要を書くと、 油脂を摂取し、唾液によ...

Read More…

 

ヤシガラを試したら綺麗な細根が増えたらしい

綺麗な細根の発根量を増やしたいと試行錯誤されている方から、 ヤシガラを組み込んだら発根の質が挙がったという話を聞いた。 発根に良い影響を与える成分があるのでしょうか?と質問があった。 ヤシガラ肥料と言えば、土壌の排水性を向上させる為に活用される方が多く、 繊維質が豊富で、カリが比較的多めの肥料として出回っている。 カリは根肥と言われるので、カリが発根に良い影響を与えたのだろうか? 繊維質を入れたことで根腐れしにくくなったという要因もあるだろうけれども、 それだっ...

Read More…

 

栽培中に作物が感じているストレスとは何だろう?

肥料に関しての質問で、 収穫時期をはやめたいや葉物野菜をなるべく長く収穫できるようにしたい といった内容が挙がることがある。 これは作物の成長ははやくしつつ、開花は遅くしたいということで、 肥料で実現できるとすれば、健康に育った野菜は人の健康へと繋がるはずの記事の内容に繋がっていく。 実際に上記のようなことは肥料で可能であるのか?が気になるところだけれども、 この話に関して興味深い内容がある。 葉面散布等の追肥では、 アミノサンプロ - 株式会社京都農...

Read More…

 

健康に育った野菜は人の健康へと繋がるはず

遥か昔に植物が上陸にあたって獲得した過剰な受光対策 野菜全般に言えることだけれども、特に葉物野菜で筋っぽくなるのは、 とらりんさんによる写真ACからの写真 栽培後期で花を咲かせる準備が開始され、葉に貯えた養分が花芽に移行し、細胞壁等の繊維は移行しないからということが通説である。 この説が正しいとして今回の話を進めることにする。 野菜の美味しさとは何だろう?食感の記事で米ぬか嫌気ボカシ肥と無機成分多めの肥料で栽培比較した際、後者の方が筋っぽくなったという話題であった。...

Read More…

 

野菜の美味しさとは何だろう?食感

化学同人から出版されている食感をめぐるサイエンス 味や香りだけではない,もう一つのおいしさを探るの本に非常に印象に残った内容があるので、自分なりの解釈で整理してみる。 cheetahさんによる写真ACからの写真 焼きたてのクッキーがある。 一つは焼き立て後そのままのクッキーで、もう一つが水を含んだクッキーがある。 この二つを食べ比べてみると、 ほぼ全員がそのままのクッキーを美味しいと言うはずだ。 水は無味無臭とされるにも関わらず。 水を含んだクッキーで一番目立つ...

Read More…

 

植物の香気物質と健康

植物が発する香りは虫に対する忌避作用である可能性があるということを思い出した。 HiCさんによる写真ACからの写真 先日の記事の野菜の美味しさとは何だろう?香気で挙げたゴボウの香気物質をGoogleで「香気物質 + 虫」というワードで検索してみたところ、 主の要素の一つであるセスキテルペンラクトンで下記の内容が引っかかった。 3 天然物から得られるセスキテルペンラクトン化合物の殺虫作用(一般講演,第61回日本衛生動物学会西日本支部大会講演要旨) | J-STAGE 概要...

Read More…

 

野菜の美味しさとは何だろう?香気

HiCさんによる写真ACからの写真 野菜の美味しさとは何だろう?ポリフェノールと食物繊維で師が栽培していたゴボウが美味しいという思い出から、ゴボウの美味しさというものを整理してみた。 前回は単純に甘味や旨味を見たけれども、 美味しいゴボウの大きな特徴の一つとして思い浮かぶこととして、 cheetahさんによる写真ACからの写真 ゴボウの香気だろうか。 美味しいゴボウであればある程、香気も目立っていたように感じる。 ゴボウの香気について調べてみたら、 論文は...

Read More…

 

野菜の美味しさとは何だろう?ポリフェノールと食物繊維

fuaさんによる写真ACからの写真 野菜の美味しさとは何だろう?味覚の増強の記事で、思い出として、師が栽培したニンジンが半端なく美味しかったという内容を記載した。 ニンジン以外で強烈に印象に残っている野菜を他に挙げるとするならば、 HiCさんによる写真ACからの写真 牛蒡(ゴボウ)が思い浮かぶ。 師の栽培したゴボウの写真が手元にないので、素材サイトのものを表示しているが、 師の栽培していたゴボウは太い品種を選択していて、 味以外でもいろいろな現象を見たけれども、...

Read More…

 

人にとっての旨味成分が植物の発根を促進するか?

野菜の美味しさとは何だろう?カロテノイドの話で、 横濱鶏という鶏肉から煮ると黄金色の油が出てくるという話題があった。 これは所謂ダシにあたるので鶏肉から出てくるダシについて調べてみたら、イノシン酸という物質名が出てきた。 パブリック・ドメイン, Link イノシン酸  Wikipedia イノシン酸といえば、鶏肉に限らず、 魚粉(魚系のダシ)にも含まれている三大旨味要素の一つ。 野菜の美味しさとは何だろう?食味の向上の記事で魚粉肥料で作物の品...

Read More…

 

野菜の美味しさとは何だろう?カロテノイド

野菜の美味しさとは何だろう?マグネシウムまでの記事で美味しい野菜は何なのか?を探る為に、各要素をピックアップして見てみた。 整理すればする程、美味しさとは各要因が複雑に絡み合っていることがわかる。 自身が複雑な味を繊細に感じられるか? 甘味や旨味を増強する要素がある。 これらを踏まえた上で、 野菜の美味しさとは何だろう?味覚の増強の思い出話にある師のニンジンに再び触れてみよう。 fuaさんによる写真ACからの写真 美味しそうに見えるニンジンを頭に思い浮か...

Read More…