カテゴリー : ビタミン・ミネラル・味

美味しい野菜は食べると健康になり、病気になりにくくなるという仮説を元に野菜の美味しさを追求する。美味しい野菜が広まることで病気のリスクを減らし、昨今の健康保険の圧迫を少しでも軽減したい
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免疫力の向上として春菊はどうだろう?

数日前にネットニュースでウィルスに感染したら体内ではどうなる?という記事が挙がっていた。 記事はアクセスできなくなるかもしれないので、Wikipediaから参照すると、 /*******************************************************/ ウイルスや細菌学などの感染局所において生体側の応答としてスーパーオキサイドや一酸化窒素などラジカル分子が大量に生成し、細胞や核酸に傷害(変異など)を起こすことを初めて明らかにした。 /***********...

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免疫力の向上の要は亜鉛かもしれない

Courtesy: National Human Genome Research Institute - [1], パブリック・ドメイン, リンクによる 抗体こと免疫グロブリンの産生にとって何が重要か?までの記事で、免疫の向上に最重要な要素は亜鉛である可能性が非常に高いことがわかった。 合わせて、免疫を高める為に出来ることは何だろう?の記事で触れた内容で、人体において慢性的に亜鉛が欠乏しているとのこと。 亜鉛が豊富に含まれていそうな食材を連想すると、海産物と豆がふと頭に浮かぶが、そ...

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抗体こと免疫グロブリンの産生にとって何が重要か?

Courtesy: National Human Genome Research Institute - [1], パブリック・ドメイン, リンクによる 学生の頃に抗体こと免疫グロブリンのことを知り不思議に思った。 体内に侵入してきたウィルス等を自然免疫が退治し、その断片を何らかの細胞が記憶し、次回同じ種類のウィルスが体内に侵入してきた時に速やかに抗体を合成し侵入者を速やかに排除する。 この機構を獲得免疫と呼ぶらしいが、細胞が侵入者の一部を記憶出来るということが不思議でしょうがなかった...

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免疫を高める為に出来ることは何だろう?

最近のウィルス流行の話題で、感染しないや感染していると考えて周りの人にうつさないことが大事と言われている。 この対策として、うがい手洗いや咳のエチケット、栄養のあるものを食べて良く寝る、そして不要不急以外の外出をせず、人が密集する状況を作らないということが推奨されている。 話は変わって、先日 岩波書店から出版されているおしゃべりな糖という糖鎖生物学の読み物を読んでいたのだけれども、糖鎖生物学といえばウィルスの感染や免疫で重要な学問で、最近の情勢にとって道標になるような知見が...

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花がたくさん咲いたということは?

サクラの花が咲いている。 花蜜と花粉に含まれる成分の記事以降、花蜜と花粉が気になっている。 というわけで近づいて撮影してみた。 雄蕊の先端には花粉がたくさんあった。 この花粉をタンパクやミネラルの栄養源にしている生物がいると考えると、 咲き乱れたサクラの木というのは、たくさんの栄養を使って花を咲かせているのだろうなと想像するようになった。 昆虫らに花粉を持っていかれたら、土から吸い上げた各栄養も持っていかれるわけで、サクラはこれらの欠けた栄養はどのように獲...

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発熱蜂とハチミツの濃さ

養蜂の作業の中に巣の中のミツハチの個体数を確認し、少なければ、巣を密にして、多ければ、巣を拡張するという作業がある。 少ない時に巣を拡張するとミツハチの個体数が増えないらしい。 この作業を見た時に、 丸善出版株式会社 Jurgen Tautz著 ミツバチの世界 個を超えた驚きの行動を解くに記載されていた内容を思い出した。 はじめに事前に把握しておきたいこととして、ミツバチの子育ては一年中一定の温度で行われ、 寒い時期に30℃近くの温度をキープする為に発熱蜂と...

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味噌の熟成の過程から土の形成のヒントがあるはず

ドンピエロさんによる写真ACからの写真 褐色の味噌を見ていたら、これって土作りそのものじゃないか!とふと頭に浮かび、整理の為に投稿することにした。 白味噌はなぜ白い?の記事で味噌の褐色はメイラード反応に因るものだと紹介した。 メイラード反応といえば、砂糖を熱し続けた時に出来るカラメルや はなたれ君さんによる写真ACからの写真 焼き上がったパンのクラストカラー等がそれにあたり、高温により反応が促進されるというのが一般的だ。 これを前提知識として、私が知る限りの味...

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もち米の米粉は何に使う?

米粉のアミノ酸スコアが高いの記事に引き続き、米の栄養価の話を続ける。 前回の内容で記載した考察が正しかったとして話を進めると、粘性に関与するタンパク質の合成量が少ない事になるわけで、米粉の中では何が粘性を担うのだろう?という疑問が生じる。 ここで頭に浮かんだ内容が、 Hamattiさんによる写真ACからの写真 もち米の粘り気だった。 もち米とうるち米の大きな違いは高校生物あたりで触れるけれども、胚乳に含まれるアミロース(デンプン)とアミロペクチンの構成比で決まり、 ...

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米粉のアミノ酸スコアが高い

米の美味しさは水の綺麗さというけれど 話は米粉に戻って、再度米粉の特徴を整理してみる。 米粉は小麦粉と比べてアミノ酸スコアが高く、油の吸収率が低いとされる。 高槻市清水地域産米粉の清水っ粉 米粉と小麦粉の話題で頻繁に挙がるのが、小麦粉のアレルゲンになり得るグルテンというタンパクがある。 タンパクが少なくて、アミノ酸スコアが高い。 この2つの内容を見て、米の栽培の歴史を思い出した。 米の育種について、売る覚えだけれども、食味の向上の為にタンパク質の含有量を減ら...

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米の美味しさは水の綺麗さというけれど

清水っ粉は規格品の米を粉状にしている。 高槻市清水地域産米粉の清水っ粉の記事で、高槻で最も注目していた取り組みの方に出会うことが出来たことを記載した。 ここで話題に挙がったこととして、地域の米の食味が向上した時、それが米粉の品質にどのように影響を与えるか? 甘みや旨味の向上は粉の粘性を高めるのか低めるのか? 現在の知識レベルではここらへんの話はわからない。 米粉に影響与えるか?を調べる前の前段階として米の食味についてわかっていることをまとめる事にしよう。 日本には...

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高槻市清水地域産米粉の清水っ粉

ひょんな御縁で高槻の清水地区で穫れた米で米粉を作っている方と知り合った。 高槻市清水地域産米粉「清水っ粉」|株式会社 高谷 この米粉は高谷ベーカリーの高槻産の米の米粉ロールの記事で紹介した高槻土産の米粉パンに使われている。 米粉というのは、古米や規格外の米を集めて粉状にして販売するらしいが、 清水っ粉は規格品の米を粉状にしている。 この米粉で作ったパンはグルテンというお腹にどしっとくるようなものが小麦粉と比較して少量(低グルテン)なので、小麦のパンよりも食感の重...

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花とミツバチの共進化と報酬

リズム727さんによる写真ACからの写真 植物学に触れると必ずどこかで一度は見るであろう虫媒花と報酬の話。 植物はミツバチ等の昆虫を花の模様や香りで引き付け、花にある蜜を吸わせる際に体に花粉を付着させ、他の花へと花粉を運んでもらう。 photolandさんによる写真ACからの写真 ミツバチの飛距離はどれ程?で触れたが、体重が90mgのミツバチは40mgの蜜を体内に入れることが出来る。 ここで相当極端な例えを挙げて考えてみる。 例えば、一つの花が一日に合成する花蜜の...

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アブラナ科の花には単糖が多い

花蜜と花粉に含まれる成分の続き。 前回も挙げた 平凡社から出版されている川那部浩哉編集 シリーズ地球共生系3 昆虫を誘い寄せる戦略 植物の繁殖と共生で見逃してはいけないであろう文章があるのでそれを記載する。 /*****************************************************************/ 糖の種類は植物の分類群によっても傾向があり、シソ科やキンポウゲ科の花の花蜜はショ糖を多く含むのに対し、アブラナ科やキク科では単糖類が...

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花蜜と花粉に含まれる成分

もっと素材太郎さんによる写真ACからの写真 photolandさんによる写真ACからの写真 ハチミツが花蜜と花粉によって出来ているならば、花蜜と花粉の各々でどのような成分が含まれているのか?を知りたくなるのが常だろう。 ということで、これらの疑問を解消してくれるような本を探してみた。 肥料が花粉の量と質に影響を与えるか? まずは花蜜。 古い本ではあるけれども、 平凡社から出版されている川那部浩哉編集 シリーズ地球共生系3 昆虫を誘い寄せる戦略 植物の繁殖...

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ミツバチの飛距離はどれ程?

Hosyaさんによる写真ACからの写真 ミツバチの行動範囲、つまりはどれくらいの距離まで花蜜を採取しに行くか?という話題になった。 この疑問に対して、 丸善出版株式会社から販売されているJurgen Tautz著 ミツバチの世界 個を超えた驚きの行動を解くに丁寧に記載されていた。 ミツバチは体重が90mgであれば、おおよそ半分の40mgの蜜を入れることが出来る蜜胃というものを発達させた。 体内にエネルギーである糖を最大まで蓄えたことを条件にして算出した最大の飛距離は約1...

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ミツバチは巣に花粉を持ち帰る

acworksさんによる写真ACからの写真 ハチミツ内での糖の働きの記事に引き続いて、ハチミツの美味しさの要因について調べ続けている。 ハチミツの蓄積についてを整理してみると、 もっと素材太郎さんによる写真ACからの写真 ミツバチは花から集めてきた花蜜を巣穴に入れて蜜ろうという樹脂で蓋をする。 巣穴に入れるのは花蜜だけでなく、 photolandさんによる写真ACからの写真 花から集めてきた花粉も蜜と一緒に巣穴に入れるそうだ。 ※Jurgen Taut...

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ハチミツ内での糖の働き

acworksさんによる写真ACからの写真 ハチミツの美味しさを探る上でインベルターゼが重要であるはずの記事で、ハチミツ生成の際にインベルターゼという酵素で、ショ糖(スクロース)をブドウ糖(グルコース)と果糖(フルクトース)に転化して濃度を高めるという話題を記載した。 還元性の高いフルクトースに関して、興味深い内容があったので紹介する。 越後多嘉志著 総論 ハチミツの科学 調理科学Vol.26 No.1(1993)のフルクトースの特徴を読むと、 水に対する溶解度が大き...

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ミツバチとマメ科の花

acworksさんによる写真ACからの写真 ハチミツの美味しさを探る上でインベルターゼが重要であるはずまでの記事でハチミツの味の差の要因について調べている。 前回までの記事の糖については一旦置いといて、 キキくんさんによる写真ACからの写真 蜜源植物について見ていくことにする。 ミツバチと花で連想すると、真っ先に思い付くのがマメ科の花で、マメ科の花は複雑な構造故、ハチのような昆虫の中でも群を抜いて賢い昆虫でないと蜜にありつけないそうだ。 mykoさんによる...

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ハチミツの美味しさを探る上でインベルターゼが重要であるはず

acworksさんによる写真ACからの写真 前回のハチミツの美味しさと各種糖の甘味度の続き ハチミツに含まれる主要な糖は果糖(フルクトース:単糖)、ブドウ糖(グルコース:単糖)とショ糖(スクロース:二糖)で、果糖 ショ糖 ブドウ糖の順に甘いということがわかった。 植物が光合成産物を体内に蓄積させるのが主にショ糖であり、ハチミツにはブドウ糖と果糖がたくさん含まれるということもあり、ハチミツの美味しさには糖の構成の他に知るべきことが見えてくる。 そのうちの一つが、榎本俊樹 ハチミ...

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ハチミツの美味しさと各種糖の甘味度

acworksさんによる写真ACからの写真 ハチミツの美味しさの要因を探るの記事の続きで、ハチミツの美味しさとは何なのか?を追求してみることにした。 キキくんさんによる写真ACからの写真 ハチミツはどの植物(蜜源植物)の花から集めたか?によって味に違いが出るらしい。 味の違いの要因にハチミツの大半を占める糖の構成が重要でありそうだ。 ハチミツ内で重要視されている糖がショ糖(スクロース)、ブドウ糖(グルコース)とフルクトース(果糖)となっていた。 他に単糖がいくつか...

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ハチミツの美味しさの要因を探る

acworksさんによる写真ACからの写真 ハチミツの美味しさの違いが話題になった。 あるところでとれたハチミツは味が濃厚で美味しいが、別のところでとれたハチミツはそうではない。 ブランディング化等で味の差の理由というのは大切になってくるので、販売する者であれば知っておきたいところだ。 ハチミツの味を左右する要因として一番最初に思いつくのは、 キキくんさんによる写真ACからの写真 蜜源植物の種類が影響を与えているということ。 蜜源植物 - Wikip...

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お茶で風邪予防の仕組みを見る

コロナウィルスの流行で世間は大変な事になっている。 個人的な感想としては、高校生物あたりのウィルスの知識があるだけで、幾分騒動は落ち着くと思っているがどうだろう? 前にポリフェノールの二つの効能の記事で触れた内容を再び触れつつ、頭の整理の意味合いも含めウィルスについて触れてみることにしよう。 oldtakasuさんによる写真ACからの写真 上記の記事でお茶の効能として、 By NEUROtiker (talk) - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン,...

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様々な生物たちのβ-グルカン

HiCさんによる写真ACからの写真 黒糖とショ糖再びの記事までで糖というわかっているように見せかけて実は超難関で何もわかっていないものについて、自身のメモという意味合いで整理し続けてみた。 一旦黒糖から離れて、各地で話題に頻繁に話題に挙がるβ-グルカンについて再び触れてみることにしよう。 β-グルカンについてあまり聞かないという方は発根促進の肥料のビール酵母を検索してみると良い。 ※検索のキーワードは「ビール酵母 肥料」で開発に関する検索結果が上位表示される。 β-グルカン...

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黒糖とショ糖再び

acworksさんによる写真ACからの写真 フルクトースとは?の記事でスクロースについて見たので、再び話題を黒糖に戻す。 HiCさんによる写真ACからの写真 黒糖(黒砂糖)とは、砂糖に精製する前の不純物を含む糖のことである。 不純物で語弊がないように補足しておくと、ショ糖以外のものを不純物と見なして、これはこれで良い影響を与えるものが多い。 ということを踏まえた上で、Google検索で黒糖の成分を見てみると、 栄養成分表 黒砂糖 分量 100 g あたり ...

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フルクトースとは?

acworksさんによる写真ACからの写真 前回の黒糖とショ糖の記事の続きで、スクロース(ショ糖)に見ていくことにする。 Don A. Carlson - Self-made with Inkscape and .svg glucose and fructose graphics from the CommonsこのW3C-unspecified ベクター画像はInkscapeで作成されました., CC 表示-継承 3.0, リンクによる スクロースはグルコース(ブドウ糖)...

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黒糖とショ糖

最近あまり聞かなくなったが、某微生物資材のオプションとして、 HiCさんによる写真ACからの写真 糖蜜がある。 ※上の写真では粉末の黒砂糖 栽培にとって有益かどうか関わらず、土壌の微生物層が豊かになるためには間隙が重要であって、某微生物資材が土の物理性がいまいちでもそこそこの成果が出るのは糖蜜によるものが大きいだろうと予想している。 逆に微生物資材を使用せずに、糖蜜だけ使用すれば良いのではないだろうか? なんて思ったりもする。 糖に触れ始めた今ならば、糖蜜の...

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希少糖コージビオース

前回の糖の還元性で糖の記事でアルデヒド基が還元性を持つという内容を記載した。 アルデヒド基の反応を見ることは置いといて、今回は希少糖について触れることにする。 希少糖というのはその名の通り、自然界にごくわずかしか存在しない単糖(糖の最小単位)や糖アルコールなどの総称である。 希少糖 - Wikipedia 今回見たい希少糖は User:Edgar181 - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる グルコース2分子がα1-2結合で結合した二糖の...

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糖の還元性

前回の糖とは何か?の記事の続きで、糖の還元性について触れる。 By Yikrazuul - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, Link グルコース - Wikipedia 先に還元糖であるグルコースを眺めてみる。 上の形はピラノース型という環状の構造で、生物の教科書では綺麗な六角形で描かれることが多い。 ピラノース - Wikipedia 糖を理解する為にはピラノース型よりも前の Ben; Yikrazuul - 投稿者自身による作品, パブリ...

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糖とは何か?

腐植酸の生成が酵素的褐変とメイラード反応によって行われるということに触れてから、ずっと理解したいことがあった。 メイラード反応から土の形成を考える メイラード反応は糖とアミノ酸の反応で、反応の説明文には還元性のある糖(還元糖)という表記から、糖とは何だろう?と気になりだした。 解毒物質供給機能としての糖に記載したグルクロン酸を見ても、糖 = カロリーと見るべきではないのは自明で、糖の理解は土を含め、様々な現象の理解に繋がるはずだ。 ということで、糖について掘り下げている本はないか...

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解毒物質供給機能としての糖

acworksさんによる写真ACからの写真 糖と聞いたら、甘くてカロリー源になるというイメージがある。 ホットな領域で糖鎖科学の読み物あたりに触れると、糖が甘くてカロリー源だけではなく、他に重要な機能を果たしている可能性があることがひしひしと伝わってくる。 例えば、朝倉書店から出版されている栄養機能化学第3版 栄養機能化学研究会編集の糖質のページを見ると、グルコース(ブドウ糖:光合成産物)の人体における機能として、 ・エネルギー供給機能(血流に載って各組織に糖を運搬) ・エネル...

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ニンニクを食べると元気になると言うけれど

oldtakasuさんによる写真ACからの写真 ニンニクを食べたら元気になるという話がある。 糖の代謝にビタミンB1の効率が良くなるとかなんとかで、ニンニクの独特な匂いの成分が関係しているだとか。 匂いの成分である硫化アリルが何故元気に繋がるのか?今までしっくりきていなかったけれども、 朝倉書店から出版されているビタミン・ミネラルの科学を読んでいたらすんなりと納得できたので、今回はその内容を紹介する。 詳細の話に入る前に2つの物質を見ておく。 一つはビタミ...

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水溶性の食物繊維のペクチンは吸着能を持つ

朝倉書店から出版されている栄養機能化学第3版 栄養機能化学研究会編集の本を読んでいる。 人体にとっての栄養として糖質、脂質、タンパク質、ビタミンと無機質と家庭科で習う内容を高度にしたものの説明があり、その後に非栄養素の章へと続く。 非栄養素とは栄養素ではないが、人の体の機能に大きな影響を与えるものをまとめたものとなっていて、食物繊維、オリゴ糖やポリフェノール等が記載されている。 非栄養素にある食物繊維の箇所で気になる箇所があった。 気になる箇所に触れる前に食物繊維についての定義を見て...

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ショウジョウバエが集まる土

前回の実体顕微鏡で土と混ぜたベントナイトを見るの記事までで庭の土に生ゴミを混ぜて、生ゴミの上に2:1型粘土鉱物であるベントナイトをふりかけ、しばらくしてから土を採取して実体顕微鏡で見たのが上の写真になる。 緑泥石という名の粘土鉱物 話は少しさかのぼって、 科学の発展の中心にはショウジョウバエの記事で生ゴミを埋めたところにショウジョウバエが集まっていたという内容を紹介した。 このショウジョウバエだけれども、餌は熟した果物類や樹液およびそこに生育する天然の酵母であるら...

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食の知見から秀品率の向上へ

年末なので今年を振り返ってみることにする。 今年は食と健康から得られる知見を元に肥培管理を考えるということをテーマにして様々な栄養素を見ることにした。 カテゴリー:ビタミン・ミネラル・味 巷では健康保険の存続のニュースの間で時々話題に挙がる高額の薬の保険適用のニュース。 高齢化社会で医療費は高騰するけれども、それに添うように高額の薬や医療設備が次々と登場してくるだろうから、それらの保険適用でおそらく社会保険の仕組みは保たないだろうなと。 町を歩けば、市バスの高齢者の無料サービスの打...

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ビール酵母から中鎖の飽和脂肪酸のことを知る

脂肪酸、様々な研究報告を読み進めていくと、セラミド(スフィンゴ脂質)といったこれから様々なことがわかっていくであろう内容が多かった。 脂肪酸の理解が進むと、今まで以上に秀品率が向上するような知見が得られるのだろうなと明るい未来を感じた。 セラミド - Wikipedia スフィンゴ脂質 - Wikipedia 昨日の記事であるラウリン酸はどこにある?に戻って ・長鎖の飽和脂肪酸から何らかの作用で中鎖の飽和脂肪酸になることはあるのか? に関して、ビール醸造微生物学というものから重要...

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ラウリン酸はどこにある?

サツマイモとラウリン酸の記事まででラウリン酸について触れ続けた。 中鎖の飽和脂肪酸は何なのだろう?とうっすら考えていると、脂肪酸とは一体なんなのだろう?と脂肪酸のことを何も知らないのだなと気が付いた。 脂肪酸といえば、 CC 表示-継承 3.0, リンク 緑の箇所のグリセロールに3個の脂肪酸が結合してできたトリアシルグリセロール、一般的に中性脂肪と呼ばれるものがある。 トリアシルグリセロール - Wikipedia 他に グリセリンの3個の手の内の一...

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サツマイモとラウリン酸

涼風さんによる写真ACからの写真 前回のウイスキーの発酵で大麦自体にはラウリン酸はないらしいけれども、アルコール発酵の過程でラウリン酸が生成されているっぽいことがわかった。 であれば、他の酒はどうなのだろう?と検索してみたら興味深い知見と出会うことが出来た。 それは dronepc55さんによる写真ACからの写真 芋焼酎の原料である芋の話題だ。 焼酎原料用カンショ新品種候補系統「九州135号」の栽培技術 - 農研機構というページに辿り着いた。 成果の...

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ウイスキーの発酵

ウイスキーで有名なサントリーさんが稲富博士のスコッチノート [Ballantine's] 香るウイスキー バランタインというサイトを運営している。 このサイトではスコッチ・ウイスキー(Wikipediaによると英国スコットランドで生成されたウイスキーのこと)についてのあれこれのことを学ぶことが出来る。 スコッチ・ウイスキー - Wikipedia このサイトで発酵(醗酵)について興味深い記述を見かけたので紹介する。 ウイスキーに限らず、アルコール飲料は天然に存在する酵母の...

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ウイスキーの製造で用いるピートとは?

前回の大麦麦芽とは何か?の記事までで、ウイスキーの製造の知見に素敵な何かが詰まっているような気がしている。 ウイスキーは大麦麦芽とピートを基にして発酵を進めるとあったが、ピートとは一体何なのだろう? というわけで調べてみると、ピートとは泥炭である。 泥炭といえば、 太古の植物たちのもつ熱量 こんな感じで湿地の底に植物の遺体が堆積して、更に堆積して湿地が埋まる。深くなればなるほど、圧力と熱が増して固って生物由来の岩(堆積岩)になる。 これが泥炭で、ウイスキーの製造ではこ...

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大麦麦芽とは何か?

前回のウイスキーとラウリン酸の記事でウイスキーの製造過程で蓄積された知見の中に栽培における秀品率の向上のヒントがあるかもしれないという内容を記載した。 着目したものがウイスキーの発酵モロミで、 my friend, Y. Kohno - Original Photo was taken by my Friend, Y.Kohno on April, 2005, and released with his acceptance., CC 表示-継承 3.0, リンクによる 材料は...

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ウイスキーとラウリン酸

秋頃に投稿した椰子の実の脂肪酸と菌根菌の記事以降、(特に植物で)ラウリン酸を含むものを探している。 動物であれば、ラウリン酸は乳製品に多く含まれているらしいけれども、植物性の製品や微生物による合成ではなかななラウリン酸を見かけない。 ペニシリウム・ロックフォルティとラウリン酸と菌根菌 ラウリン酸が菌根菌の活性に関与しているということであれば、 堆肥中にラウリン酸が豊富に含まれていれば素晴らしい事になるわけで、 できれば植物性の有機物を基に土壌微生物による発酵でラウリン酸が増えたとい...

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トレハロースとは何なのか?

植物の根でトレハロースを吸収して、それを活用するのか?の記事で植物におけるトレハロースの有用性を見た。 話は少しさかのぼって、ペニシリウム・ロックフォルティとラウリン酸と菌根菌までの菌根菌系の記事で菌根菌に感染された植物の体内にトレハロースが蓄積されることも見た。 その後、菌根菌が増殖しやすい環境は何だろう?とか、堆肥熟成中にトレハロースが残存することはあるのだろうか?と様々なことを様々な視点から追ってみた。 明確な解はないけれども、これらの過程で興味深い知見たちと出会った。 堆肥の...

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堆肥の製造過程の最終工程時の変化に迫るの続き

堆肥の製造過程の最終工程時の変化に迫るの記事では堆肥中にトレハロースがどれほど残ったか?に注目した。 堆肥の熟成に関与する菌たちは乾燥ストレスに晒されるとトレハロースを減らしてグリセロールを増やすという話題になった。 よくよく考えたら、 堆肥製造は乾燥ストレスよりも高温のストレスに晒される方が早く、最高に温度が高くなった時は湯気が出て、熱くて触れない状態になる。 この時、木質成分を分解していた菌たちはどんな反応をしているのだろう? キノコの糸状菌とは異なるけれども、酵母...

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植物は痛みを感じた時にグルタミン酸を用いて全身に伝えている

Glutamate triggers long-distance, calcium-based plant defense signaling - Science 14 Sep 2018:Vol. 361, 1112-1115 という研究報告を見かけた。 うま味が痛みを伝えている!?-植物が傷つけられたことを感じ、全身へ伝える仕組みを解明-(大学院理工学研究科 豊田 正嗣准教授) - 埼玉大学 が冒頭の報告の日本語の解説となる。 要約すると、葉が幼虫に食害されたり、ハサミで一部を切る...

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一部のキノコにはトレハロースがふんだんに含まれているらしい

植物の根でトレハロースを吸収して、それを活用するのか?の記事でトレニアという花卉園芸作物の培地でショ糖の代わりにトレハロースを添加したら生存期間が長くなったという研究報告を紹介した。 植物はおそらく根からトレハロースを吸収することが出来、トレハロースをポジティブに活用出来るはずだと予想出来る。 ここで再びWikipediaからトレハロースに関することを抜粋すると、 /********************************************************/ ...

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植物の根でトレハロースを吸収して、それを活用するのか?

前回のボカシ肥作りの材料でトレハロースの添加を見かけたという記事で、記事名通り、ボカシ肥の材料としてトレハロースを入れるという内容を見かけ、トレハロースの検討を行った。 トレハロースは昆虫、キノコや酵母で普遍的に合成されている糖であるため、おそらくボカシ肥の材料としてはコスト高ではないかなと判断した。 ただ、ここで話を終わらせるのは勿体無いということで、コウジカビ等が積極的に発酵に関与するボカシ肥ではトレハロースの濃度が高いであろうと仮説を立て、ボカシ肥施肥時に作物に何らかの影響を与えていな...

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ボカシ肥作りの材料でトレハロースの添加を見かけた

嫌気発酵の米ぬかボカシに作物への発根促進効果はあるか? ボカシ肥作りで材料でトレハロースを入れているという内容を見かけた。 何故これから発酵させるものに対してトレハロースを加えるか?ということが気になった。 何故ならば、トレハロースは真核生物の微生物、つまりは糸状菌等の菌が日常的に合成するものであって、 植物が菌根菌に感染した際に植物の根と菌が交換するものであったり、 ペニシリウム・ロックフォルティとラウリン酸と菌根菌 酵母による発酵食品のパンの中にもトレハロースが含まれ...

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枯草菌の研究で使われる培地はどんなもの?

前回の乳酸菌の培養の知見を堆肥製造の知見に活かせるか?の記事で乳酸菌の培地の構成を見た。 培地というのは微生物の研究において、調査したい微生物のみを増殖させて解析を行うための一種の微生物の住処で、微生物の研究において最適な培地の探索が難関だと言われる。 人工的なものではあるけれども、培地の構成には自分の知りたい微生物の特徴を探る為のヒントが詰まっていると言える。 この話を聞くと、おそらく頭に浮かんでくる土壌微生物がいるはずで、その微生物の培地も気になるはずだ。 そう! 枯草...

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乳酸菌の培養の知見を堆肥製造の知見に活かせるか?

Arancioさんによる写真ACからの写真 前回、ライ麦パンのパン種であるサワードウについて触れた。 HiCさんによる写真ACからの写真 ※写真はドライイースト サワードウはイースト + 乳酸菌で乳酸菌はライ麦の実に自生している菌を培養するそうだ。 乳酸菌の培養の話題で乳酸菌はちょっと贅沢な細菌らしく、培養には糖類やアミノ酸以外にビタミン等も意識する必要がある。 ふと堆肥として微生物を活用する時、ビタミンを意識するといった話題を見たことがないなと思った。 学生...

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パンから得られる知見を栽培に活かせるか?

前回のパンから得られる知見を堆肥製造に活かせるか?の記事では、 はなたれ君さんによる写真ACからの写真 パンの外側のクラストカラーのメイラード反応において、 焼き上げる前のパン生地に乳糖と乳タンパクを添加すると反応の温度帯が下がるという内容を記載した。 今回は今まで同様、 吉野精一著 BLUE BACKS パンの科学 しあわせな香りと食感の秘密に記載されている内容からハッとしたことを紹介する。 上記の本のパン作りのメカニズムの章の乳酸菌と酵母の共同作業...

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