カテゴリー : 肥料の使い方

元JAの営農指導員の方に肥料指導で必要な化学を話しています。 インプットしたらすぐにアウトプットをモットーに記事を投稿してもうらことにしました。
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無機肥料の水への溶けやすさの決め手

前の記事で書きましたが、(無機肥料は、植物にどう吸収される?)無機肥料は水に溶けることで養分が吸収されるということでしたね。 ということは、水に溶けやすい方が養分が吸収されやすいということになります。 水への溶けやすさは、根(こん)の部分の酸の強さで決まります。 酸の強さは、酸解離定数pKaを調べればわかります。 (Wikipediaで各酸のページを開くと、記載されています。) 例えば、硫酸の酸解離定数は‐3、硝酸は‐1.4、クエン酸は3、炭酸は6です。 数字が小さいほど強い...

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無機肥料は、植物にどう吸収される?

無機肥料と聞くと皆さん何を思い浮かべますか? 有機肥料というと、何個か名前があがると思いますが、無機ときくとすぐに思い浮かばない人も多いのではないでしょうか? まず、有機と無機の定義を見ていきましょう。 有機とは、炭素(C)を含む化合物のことです。 無機とは、炭素(C)を含まない化合物のことです。 注意点としては、炭酸は炭素を含みますが、これは無機として扱います。 有機の代表例としては、糖、クエン酸、タンパク質、オレイン酸(米ぬかに含まれる植物油)、ATP(核酸)や尿素などが...

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保肥力とは?

保肥力とは、土壌がどのくらい肥料分を保持できるかということをさします。 それを測る数値として、陽イオン交換容量(CEC)というものがあります。 土壌中には、粘土鉱物や腐植が含まれ、これはマイナス(-)の電荷を帯びています。 一方肥料の中で養分として植物に吸わせたいカルシウム(Ca)やマグネシウム(Mg)はプラス(+)の電荷を帯びています。 よって、土壌中にマイナス(-)の電荷を帯びているものが多ければ多い程、プラス(+)の電荷を帯びている養分が 土壌中に保持されやすいと言えます...

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肥料としての家畜糞と魚粕の違い

先の記事では、化学肥料の硫安を例として、窒素の吸収形態について書きました。 肥料分としての窒素の吸収形態 今度は、有機肥料と言われる家畜糞と魚粕の違いについて見ていきましょう。 まず、家畜糞(特に鶏糞)の主な肥料分は何でしょうか? 尿酸、尿素です。タンパクやアミノ酸も含みますが少ないです。 尿酸、尿素も植物に吸われる時の形態は、硫安と同じ形態でアンモニウムイオンもしくは硝酸イオンです(NO3-)。 これが、植物に吸われて光合成によって、アミノ基(-NH2)になり、体内...

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肥料分としての窒素の吸収形態

元JAの営農指導員の方に肥料指導で必要な化学を話しています。 インプットしたらすぐにアウトプットをモットーに記事を書いてもらうことにしました。 その内容を肥料の使い方というカテゴリにまとめます。 /**************************************************/ 肥料として与える窒素にはいくつか種類があります。 「窒素を含む肥料とは」ときかれて何が思い浮かびますか? 尿素、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、家畜糞、キチン、核酸、生ご...

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