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カテゴリー : 施設・設備/page-2

 

スプリンクラーを見直して秀品率を上げる

先日、サンホープさんのスプリンクラーの設置に立ち会うことになった。ここのスプリンクラーは昨日の施肥設計の見直しで農薬防除の回数は確実に減らせるで農薬防除の回数を大きく減らす要因となったもので、秀品率に確実に貢献することができる。秀品率に貢献する要因の一つとして、イスラエルという水の少ない国で如何に散水を効率的に行うか?が徹底的に研究されており、少量の水を噴霧状にしてから周囲の湿度を上げるように散水する。噴霧状にすることにより、暑い時間帯に温度を下げつつ、湿度を上げ...

 

施肥設計の見直しで農薬防除の回数は確実に減らせる

顧問として関わっている京都農販のほ場で信じられない光景を見た。それは、旬でない時期のネギにも関わらず、農薬による防除が1回で収穫まで行き着いたことだ!この防除一回というのは、アザミウマという虫による食害を回避するためのもの。病気に対しての農薬の使用は一切行っていない。この話の何がすごいのか?を伝えるために、ネギの栽培の一般的な話をしよう。ちなみに匠レベルにまで到達した有機栽培の土であっても、旬でない時期の作物の栽培を農薬なしで栽培するのは難しいだろ...

 

散布用に地下水を組み上げたら赤い水が出た

地下水を組み上げたら赤い水が出てきて、その水で散布をしたら金属が錆びた。この水を使い続けても良いのか?という相談を受けた。この話題が挙がった地域は元々住んでいた地域の近くということもあって少しは土地勘があってところどころで赤い水が流れる用水路を見たことがある。※京都府木津川市それを踏まえた上で行ってきた。苗場に到着して早速水を出してもらった所、赤い水というものは確認できなかったけれど、ハンガースプレーの先端が茶色みがかっ...

 

キレート鉄Fe-EDTA

キレート鉄の使いどころでキレート鉄は水耕栽培では欠かせないものであることがわかった。水耕栽培において、元々鉄の供給は硫酸第二鉄(FeSO4)を使用していたが、硫酸第二鉄だと施肥後のpHが大きく下がり、都度、pHの調整が大変だった。生理的酸性肥料って何?そこで鉄を施肥してもpHが下がらない肥料の必要性が高まり、Fe-EDTAの効果が発見され、使用されるようになったという背景があるらしい。Fe-EDTAを肥料のカタログで見ると、必ずといって良い程適正pHの記載...

 

キレート鉄の使いどころ

最近、鉄の肥料としてキレート鉄というのをよく見るが、キレート鉄は何が良いの?と質問を受けた。先に結論を書いておくと、作物の鉄の吸収は複雑で、水耕栽培時においてはキレート鉄でなければ作物は鉄を効率的に吸収出来ないというのが解となる。整理のために、諸々の現象を見ていこう。その前に前回の水耕栽培の記事のリンクを掲載しておく。水耕栽培時のpH調整は溶けやすい塩(えん)で水耕栽培で使われる鉄の肥料として、Fe-EDTAというものがある。EDTAと...

 

水耕栽培時のpH調整は溶けやすい塩(えん)で

By D-Kuru - 投稿者自身による作品, CC BY-SA 3.0 at, Linkロックウール - Wikipediaロックウールと水耕栽培でロックウールはスラグという玄武岩から鉄を取り出した際に発生する産廃で、主成分は二酸化ケイ素と酸化石灰(酸化カルシウム)であることがわかった。酸化石灰は乾燥剤の成分で、CaO + H2O → Ca(OH)2の反応を経て、水を吸いながら水酸化カルシウム、つまりは消石灰となる。石灰は水を吸う消石灰は(農業利用として...

 

ロックウールと水耕栽培

JAやつしろでの栽培者向けの肥料設計の勉強会にて、養液栽培への移行が盛んで、今は土耕で養液栽培だけれども、徐々にロックウールを培地とした養液栽培へと移行していくという状況らしい。熊本JAやつしろの栽培者向け勉強会で施肥設計の話をしましたそんな中で、土の基礎を掘り下げていくことに価値があるのか?鹿児島で肥料関係の業者向けに話した無機肥料の肥効の規則の話を重点的にするべきなのか?鹿児島中央で肥料関係者向け勉強会で施肥設計の話をしましたそれらを判断するためにはまずはロックウ...

 

琵琶湖博物館へようこそ

琵琶湖博物館に行ってきた。院生の頃にきて、入場料は高くないのに、中はすごいという印象が強かったが、改めて来てみてもやはりそう思わざるを得ない凄さがある。入場料は学生料金と一般は違うので、院生の頃に来た時よりは若干高かったけど、それでも中の凄さと比較すると全然安いと感じる値段だった。琵琶湖博物館へようこそ!さっきからすごいすごいって言ってるけど、何がすごいっておそらく日本最大であろうかという規模の淡水魚の水族館があり、絶滅危惧種の繁殖も数...

 

土壌分析アプリsoil2 by Go

最近、土壌分析の各値が植物学的にみてどのような影響があるのか?という話をする機会が増えた。(土壌分析の話ではない)土壌分析で施肥の癖を知る話はしたはいいが、土壌分析を行う人が増えると何かと大変らしい。土壌分析の測定後の入力が手間らしく、それを軽減できたらもっと行う人が増えるだろうと。ということで、各値を入力したら、こんな感じでグラフ化するWebアプリを開発しました。(公開形式については身内のみ公開にする予定です)...

 

ハンガースプレーセット

京都農販の木村さんが凄いスプリンクラがあると言うものだから気になっていたんだけど、昨日、ひょんなところからそのスプリンクラに遭遇した。それがこれ。これだけだとよくわからないね。天井からぶら下がっている黒とオレンジのもの。拡大して見ると、こんな感じ。で、ここからどんな風に水が出るかっていうと…とその前に、スプリンクラから水が出ているのを撮影するなんて、カメラが水浸しになって困る。というわけで、O...

 

開けたかどうか?どれくらい開けたか?

京都府内某所ベンチでのミズナの栽培にて、スプリンクラーについて詳しい方にいろいろと教わった。水を流すためや水量調整のためのバルブそこにはボールバルブとゲートバルブがあって、これらの一長一短を教えてもらった。ボールバルブは上から見ると、こんな感じで水を石止めし、バルブをひねって、こんな感じにして水を流す。一方、ゲートバルブは横から見ると、水門形式で閉じており、バルブをひねると水門が開き水が流れる。ボールバ...


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