肥料の原料を調べていくと、発掘された石であることが多いことに行き着く。
栽培の決定打になる肥料は○○産の△△石を粉砕したものという話題もよく挙がる。
こういう話題が出てきたから、石や地質に興味を持ったわけだ。
石は当然ながら肥料だけでなく、
いや肥料はおそらく比率的にほぼなくて、
建築の石材が使用の大半を占めるだろう。
ということで、
時々壁土も目に付く。
※石柱も
なんか小石がチラホラとあるね。
これは土を塗って固めて形成させた土だろうか?
以前、とある建築家と古民家をカフェにリフォームするという貴重な経験をさせていただいたことがある。
その時に珪藻土という塗り壁を利用した。
珪藻土というのは、
太古の湖の底あたりで藻類の死骸が堆積して、
死骸の内の有機物が分解され、骨格である二酸化ケイ素が残ったものだと聞いた。
二酸化ケイ素といえば、石を理解する上で必ず挙がる要素である。
周囲の湿気を吸うシリカゲルも二酸化ケイ素
建築家の方が言うに、
調理で茹でることが多い店舗では湿気がたまるから、
壁土は珪藻土にすると建物が傷みにくくなるから良いよと。
調理が頻繁に行われる時は珪藻土が湿気を吸って、
調理が行われていない時は珪藻土から湿気が出る。
これで木材の痛みは軽減されると。
そんなことを教えてもらった気がする。