軽く見聞きしただけで詳しいわけではないんだけど、
ポルフェリン症という病気があってだな。
ポルフェリンが過剰蓄積し、それが人体に悪影響を与える。
ポルフェリンといえば、
赤玉卵の殻で殺菌作用を示す色素のことで、
この色素に光が当たると活性酸素が発生すると前回記載した。
この活性酸素、
例えば、植物体内でプロトポルフェリンⅨの量を過剰にすると、
光を浴びた時点で体内に活性酸素が貯まる。
度を超えた活性酸素が自身を傷つけ、
白化させて枯死する。
このようなシナリオで、
アミノ酸由来の残留性や環境に対する影響が少ない非選択性の除草剤として検討されていた。
※非選択性→植物の種類問わず効果を示す農薬のこと
だけど、
試験の最中にアミノレブリン酸の量が多くないと効かないであったりとか、
量が少ないと逆に生育が促進されてないか?
という現象に遭遇し、
肥料としての検討が始まったらしい。
となるとだよ、
アミノレブリン酸を肥料として使う場合、
過剰に与えない様に意識することが大事
ということになるわけ
まぁ、
安い資材ではないので、過剰施肥はしないと思うけど。