インフルエンザが流行っている昨今、頻繁に耳にするのが、風邪にはビタミンCが効くということ。
真偽の程は置いといて、様々なところでビタミンCの話題が挙がるので、ビタミンCについて知っておくことは損ではないだろう。
そもそもの話、知っていて損な話というのはほとんどないのだけれどね。
知って損するのは、毎週欠かさず見ている番組の先の展開だろうか?
ビタミンCが多い食材と聞いて真っ先に思いつくのが
レモン等の柑橘類の果実になるけれども、今後の展開を考えて、ビタミンCの多い食材として中盤にランクインする。
小松菜(コマツナ)を挙げておく。
陸上で生育している植物の葉緑素周辺でビタミンCが多いのだそうだ。
それではビタミンCについて調べていくことにする。
前回の記事の糠漬けで豊富に含まれるビタミンB1に引き続き、厚生労働省が発行しているビタミンの資料に目を通してみる。
水溶性ビタミン - 厚生労働省 226ページ目より引用
ビタミンCは通称名がアスコルビン酸(AsAやAscと略すことが多い)の水溶性ビタミンで、ビタミンCは生体内でビタミンEと協力して活性酸素を消去して細胞を保護している。
活性酸素を消去するということで、アスコルビン酸は還元剤として働くことがわかる。
※プロトン(H+)も放出する
今回の記事の中盤でビタミンCの多い食材として、
ランクインの中盤に挙がる緑黄色野菜で軟弱葉物であるコマツナを挙げた。
何故か?と言うと、活性酸素は葉緑素での光合成時に頻繁に発生するという話があり、ビタミンCは緑色の葉にも多く含まれるという二つの話から栽培で活用できる何らかのヒントがありそうな気がするからビタミンCが多い食材としてコマツナを挙げた。
- 続く -