自身にとって新しい木の話題が挙がった時、木の名前に合わせて、必ず漢方に係るキーワード(例えば、熊本大学薬学部)を添えて検索することにしている。
ネムノキらしき木は何処から来たのか?の記事でネムノキらしき木に遭遇したので、ネムノキの漢方を検索した。
ネムノキ | 熊本大学薬学部薬用植物園 薬草データベースに拠ると、薬用部位は樹皮、花、小枝と葉だと記載されていた。
成分は主に樹脂にあるサポニンとフラボノイド(デオキシルテオリン)であるそうだ。
※デオキシルテオリンはルテオリンの5番目の炭素に繋がっていた水酸基が水素に変わっている
薬効のある成分はどの木でも代替似たり寄ったりで、それ故人体においてフラボノイドが重要であることがわかってくる。
余談だけれども、ネムノキを漢字で書くと合歓木で、生薬名では合歓皮(ゴウカンヒ)であるらしい。
そのままでわかりやすい。