今回は前回のスズメノエンドウの花は誰を呼ぶ?の記事の続き。

スズメノエンドウというとても小さな花の花粉はどの昆虫に依るものなのか?が気になったので検索をしてみたら、カラスノエンドウ つぼみ受粉というページに辿り着いた。

近縁種のカラスノエンドウであるが、ページのタイトルでわかる通り、カラスノエンドウはどうやらつぼみ受粉を行っているそうだ。


スズメノエンドウはカラスノエンドウの近縁種なので、同様につぼみ受粉を行っているとみて良いだろう。


つぼみ受粉といえば、ホトケノザの唇形花と閉鎖花で見た閉鎖花の方で、一つの花で受粉まで完結するもので、昆虫が花粉を運ばなくても結実する事が可能。




自然保護の話題の一つに、ある種の植物で送粉する昆虫が一種類の場合、その昆虫が絶滅した場合は、植物の方もタネを付けることができずに絶滅するという話題がある。

今まで見てきたホトケノザやスズメノエンドウはどちらも送粉する昆虫が周辺にいなくても生息範囲を広げる事が出来る。


ホトケノザやスズメノエンドウの生育している場所を思い浮かべてみると、高頻度で撹乱が起こる畑という環境によくいるイメージがある。


撹乱という用語からイメージできる場所として、


林縁の外側の更に外側へ


森林の端の更に外側の


ロゼットを探しに行く前に


ロゼットがいるような環境を思い浮かべる。

このような環境では送粉するような昆虫がいない可能性が高い。


だけれども、生育域を広げる為には自発的に森林の外側に広げなければ、背の高い木々に覆われて自身の生育域が奪われてしまう。

これらの背景から、森林の外側に向かう草たちはつぼみ受粉という機能を獲得したのでは?と想像した。