
前回、渓谷は両岸に硬い岩があって、流れの強い川であっても、広く侵食できないから、細く深く侵食して、独特の景色を生み出した
と記載した。
それを踏まえた上で、天龍峡の地質を見てみよう。
まずは

このはじまりの箇所にピンを立ててみよう。

地質図でピンを指した箇所は撮影した背後の箇所になるけれども、
堆積岩で形成されていると記載されている。
続いて、

この箇所だけれども、

両岸がピンクのエリアになっている。
しかも細い!
このピンクの箇所は花崗岩となっている。
続いて、
この天龍峡を俯瞰してみると。

花崗岩を割るように天竜川が流れている。
川が削って渓谷を形成したのか?
地震かなんかで地割れして、その間を川が流れたのか?
今の知識ではわからないけれども、
とりあえず、
天龍峡は花崗岩の割れ目を川が流れる。
ということは覚えておこう。
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