毎日通る道に生産緑地があって、水田がまとまった地区がある。
そういえば、都市型農業の水田を毎日見る機会は今まで無かったなと、毎日水田を意識しながら移動してみた。
5月の大型連休も終わり、梅雨へと向かう時期、徐々に田に水入れを始めていたわけだけれども、
入水が終わり、しばらく静置していると、
水の表面が緑で覆われていた。
緑藻が一気に繁茂したのだろうか。
諸々の事情で撮影できなかったけれども、もっと緑に覆われている水田があって、その水田を数日見続けたら、緑色が若干茶色みがかってきた。
ふととある過去記事を思い出した。その記事というのが、魚の養殖と鶏糞で鶏糞という窒素分とリン酸分が豊富な有機物を水槽に入れると、一気に緑藻が増え、それを追うように動物プランクトンが増えるというもの。
都市型の農業の入水で利用している用水路の水は富栄養なのか?
それとも水田自体が元々富栄養状態だったのか?
この栄養を求めて緑藻が集まり、緑藻を求めて動物プランクトンが集まる。
写真の更に数日後に水田の表面は澄んだんだけど、その話は次回に回そうかと思う。
-続く-