IPv6というインターネットプロトコルの報告に目を通していたら、サーバとの通信速度が改善されたという内容を見かけた。
わかりやすい記事は“表示爆速”阿部寛さんのサイト、IPv6にも対応済みだった 「デザインより質」ネットで話題 - ITmedia NEWSあたりだろうか。
IPv6は設定するだけで、通信速度の改善が見られてSEO上効果があるらしく、設定自体が非常に楽なので、やっておいて損はない対策だろう。
というわけでIPv6について見てみることにする。
Ohmshaの基礎からわかるTCP/IP ネットワークコンピューティング入門を開いてみると、IPv6と既存のIPv4について下記のように記載されていた。
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IPv4アドレスは、
192.168.0.1
のように、8ビット単位で区切って10進数で表記しました。IPv6アドレスは、
2001:e38:3560:188:b9b6:1636:df3e:9607
のように、16ビット単位で区切って16進数で表記します。
/*********************************************************/
※上記の本の291ページより抜粋
IPv4アドレスとIPv6アドレスをまとめて、IP(インターネット・プロトコル)アドレスと呼ばれていて、Webサイトを開く上で重要な値となっている。
IPv6のような大きな値のアドレスの方が後発の仕組みで、IPv6が誕生した理由はIPv4は最大でも42億台の振り分けしか出来ず、近い内にIPアドレスの枯渇が懸念された。IPv6であれば理論上振り分けは無限大となる。
当サイトのドメインであるsaitodev.coもIPv4アドレスとIPv6アドレスの両方に紐付いていて、
パソコンのブラウザからsaitodev.coのサイトを開く場合、
DSNサーバというドメイン(ここではsaitodev.coを指す)とIPアドレスを管理しているサーバに一旦アクセスしてからIPアドレスを取得して、本来開きたいサイトのサーバにアクセスするという流れになっている。
あまり理解していないけれども、IPv6はIPv4よりも最適化されているらしい。
ちなみに当サイトのドメインであるsaitodev.coのIPv4アドレスとIPv6アドレスは下記のコマンドから調べることが出来る。
#IPv4 $ ping -4 saitodev.co PING saitodev.co (153.126.210.76) 56(84) バイトのデータ #以下の結果は省略 #IPv6 $ ping -6 saitodev.co PING saitodev.co(153.126.210.76.v6.sakura.ne.jp (2401:2500:102:3041:153:126:210:76)) 56 データ長(byte) #以下の結果は省略
今回の記事で一番知りたいであろうIPv6の設定だけれども、これはサーバ毎に異なるので借りているサーバ会社 + IPv6で検索してもらう必要があるけれども、
DSN側の設定では、
IPv4アドレスの方はAレコードで登録し、IPv6アドレスの方はAAAAレコードで登録すれば設定は終了となる。
設定後の確認方法は上記のPINGコマンドでドメインを指定すれば良い。