緑色片岩の表面に無数の白い斑点の記事に引き続き、手元にある結晶片岩を調べてみる。
今回の石は
白い層が多い結晶片岩で、おそらく珪質片岩と呼ばれるものだろう。
山と渓谷社から出版されているくらべてわかる岩石(文:西本昌司 写真:中村英史)で白い部分は石英という記載があるので、石英を多く含む結晶片岩である可能性が高い。
白い箇所はすべすべとした感触で、このような感触は滑石を多く含む滑石片岩というものもあるらしいが、
※冒頭の写真の石の裏側
今回の石は白い箇所が透明感があって層状になっているのでおそらく違うだろう。
変成作用を受けてもこの透明感なので、変成作用を受ける前の石英はどうだったのだろう?と想像したくなる。