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田の横を歩いていた時にふと気になった。

上の写真を見ると、気になったのは、先端で赤い葉が展開している背の高い草?と思いたくなるが、


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この草に絡まっているアケビらしき低木だ。


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花が咲いていた。

まだあまり昆虫を見かけない時期だけれども、一体何の昆虫がアケビの花粉を媒介しているのだろう?という事が気になったので、帰宅後に調べてみた。


花粉の媒介ではないが、興味深い内容を見かけたので、自身の記録用として残しておく。




田中肇著 花の色香 - ミツバチ科学21(3) 2000の109ページに蜜を分泌しないアケビと記載されていた。

蜜を分泌しないのに、昆虫はアケビの花を訪れるのだろうか?と思ってしまうが、花蜜と花粉に含まれる成分の記事に記載されている内容で、花粉に栄養的な価値があることを知っているので、蜜を分泌しなくても送粉者にとって価値はあるだろうと思ってしまう。


このアケビだけれども、多年草らしき草に巻き付いて、周辺にはこの草よりも背の高い木はない。

アケビが巻き付いている草が枯れて倒れたら、その後このアケビはどうするのだろう?