PageSpeed Insights - Google Developers
SOY CMSのHTMLキャッシュプラグインで高速化の記事で静的化プラグインには欠点があり、その欠点を解消するためにHTMLキャッシュプラグインを開発したという内容を記載しましたが、静的化プラグインの欠点を改修してみました。
静的化について先に触れておくと、
例えば、https://saitodev.coを開いた時、表示結果をHTMLにして、https://saitodev.co/index.htmlになるように結果のファイルを生成します。
https://saitodev.co/workを開いた時は、https://saitodev.co/work/index.htmlのようにファイルを生成します。
SOY CMSのページでURIがwork.htmlの場合はhttps://saitodev.co/work.htmlのようにファイルを生成します。
これにより、
HTMLキャッシュプラグインでは、フロントコントローラの処理、つまりはPHPでキャッシュファイルを探すという処理と、ApacheのRewriteモジュールの実行されていたものを、静的化プラグインではこれらの処理を回避することが出来ます。
mod_rewrite - Apache HTTP Server Version 2.4
微々たる量の処理の削減にはなりますが、サイトがメディアに紹介された時のアクセスの処理で大きな効果になるはずです。
情熱大陸放送後のサーバ側の裏話 - SOY CMS 開発ブログ
静的化プラグインで改修した内容は
・ページ毎に静的化の対象にするか設定できる
・プラグインの読み込みのタイミングを他のすべてのプラグインが実行してから静的化を行う
・ページや記事の更新時にいっぺんに静的化ファイルを削除する
・サイト毎のキャッシュの削除の際に静的化したファイルを削除する
になります。
標準ページは静的化プラグインを活用し、ブログページではHTMLキャッシュプラグインを活用することで、サーバの負荷を減らすことが可能になります。
今回対応分を含んだパッケージは下記のサイトからダウンロード出来ます。
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