岩に苔が生えて、
苔が岩の上で朽ちて土となる。
その上に更に苔が生えて、
その苔が朽ちて岩の上に土が溜まる。
ある程度土が蓄積されたら、
そこには草が生え
という営みを何千、何万年という長い月日を経たら、
このような土になるのね。
でだ、
近くの石垣を見たら、
苔が生えていた。
ここを放置しておくといずれは土になるわけね。
思ったんだけど、
岩のくぼんだところに土が溜まっているよね。
くぼんでいないところの土はおそらく雨で流されただろうから、
きっとどこか水が溜まりやすい箇所に堆積しているのだろう。
となるとだよ。
土というのは岩の上に溜まるのでなく、
岩の下の方にある水たまりにたくさん堆積することになる。
堆積した土は
どこか上の方で岩石が風化したものなんだろうね。