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カテゴリー : 古典園芸/page-4

 

サザンカ、山茶花、咲いた森

急に寒くなったな。そんな寒くなった中、近所の森に行く。おや?サザンカの花が咲き始めた。もうサザンカの季節か…サザンカ - Wikipediaしかし、このサザンカ何故こんなにも寒い時期に開花をするのだろう?サザンカはどちらかと言えば低木春とか夏とかだと、背丈の高い木に覆われて目立たなくなるけど、この時期だったら、後ろにいる木の様に落葉するから目立つようになるのかな?だけど、こんな寒い中で...

 

幽玄の美の伊勢菊

古典菊シリーズ、最後今までさまざまな菊を記載してきたけど、肝心なものが抜けている。それは、日本の三大珍花として挙げられる伊勢菊一時でも植物の形、変異の勉強をしていた者として、これ以上の興味をそそる形状の菊はない。舌状花の細さ、不安定さ個々の花としての秩序が無い様に見えて、全体として整った外観。当時、育種を始めた人が、今はこの形状になっているというのが想像できただろうか?それを言ったら、...

 

丁子菊という別の道を選んだ菊

昨年、新宿御苑というところで、丁子菊(ちょうしぎく)という菊を見た。今まで書いてきた菊とは違って、真ん中の部分が目立っている菊だ。この丁子菊、真ん中の部分をまじまじと見てみると、雄蕊、雌蕊だと判断しそうなところが、何となく個々が花のような形状に見えてくる。菊というのは、一つの花に見えるけれども、これは複数の花の集合で、頭状花序(とうじょうかじょ)という集合花である。頭状花序 - Wikipedia真ん...

 

江戸菊は江戸の華

昨年、新宿御苑というところで、江戸菊という菊を見た。皇室ゆかりの菊花壇展だったんだけど、おそらく今年も開催しているだろう。で、本題の江戸菊というのが、こんな感じの嵯峨菊でいうところの、外側の流星みたいな花弁(?)が太くなり内側に丸まっていく形状の花で菊によくある花の真ん中あたりのエリアは包まれた花弁(?)の中にある。肥後菊は細くしなやかで美しいこの菊でいう、真ん中のふさふさしたとこ...

 

京都の嵯峨菊

京都府立植物園で嵯峨菊が展示されていた。嵯峨(さが)というのは、京都右京区、嵐山らへんの地域を指し、嵯峨にある大覚寺というところで栽培されているのが嵯峨菊嵯峨 - Wikipedia花はこんな感じで、花弁らしきもの(?)が細長いのが特徴先日見た肥後菊は細くしなやかで美しい肥後菊と比べて、流星の様な複雑さがある。同じ菊でも、こんなにも違う形状になるのだなと。植物学を専攻していた身として、長い歴史...

 

肥後菊は細くしなやかで美しい

近所の植物園で菊花展があったので行ってきた。菊というものは奥が深いもので、自分の解釈が間違えていなければ、江戸時代に庶民の間で流行った園芸ブームの一つで、その中でも活発だったのが、江戸、伊勢と肥後だと認識している。で、菊というのは上に挙げた江戸、伊勢と肥後の品種があって…なんて前置きはここまでにしておくか!肥後菊が咲き始めていた。肥後六花 - Wikipedia原種に近い菊と比べて花弁の枚数が何か...

 

秋に見る桜

秋晴れ、10月下旬でこの木はすでに葉が落ちている。まだ気温も高く、光を遮断するものもなくてもったいないなと思う。何て思っていると…おや?十月桜だった。ジュウガツサクラ - Wikipediaこの桜は4月と10月の二回咲きなんだって。開花って、エネルギーをたくさん使うじゃない!今の時点で葉を落として、しかも落としつつ花を咲かせる。で、そのまま4月まで葉を付けないで、10月と4月と開花させるエ...

 

下鴨神社にある遅咲きの萩

下鴨神社の横にある萩のところ。大体咲き終わったと思ったけど、見事に咲き乱れている一株があった。あぁ、この萩は枝の先ら辺だけでなく、枝の中あたりまで花が咲いているのね。と思ったところで、おや?写真真ん中あたりにある枝の花の咲き方だけど、中央の枝に着目して、写真上の方の枝が陰っている箇所から茎に向かって、全く花を咲かせていない。上の枝に覆われているところでは、花が咲いていないということになる。...

 

下鴨神社奥で栽培されている藤袴

秋の七草を求めて下鴨神社にやってきました。京阪出町柳駅を降りて、川を渡り北に向かい約5分ぐらい下鴨神社前の糺の森に到着しました。糺の森に入り、参道を直進する。しばらく歩くと鳥居が見えてきました。あと少しです。神社に到着し、更に奥に進むと、ありました!藤袴(フジバカマ)がありました!数年前から絶滅の危機に直面しているフジバカマを保存しようと、京都の至る所でフジバカ...

 

カワラナデシコを探せ

陽春園さんで売られていた河原撫子(カワラナデシコ)の花の展開がやたらと綺麗だったので写真をパシャりカワラナデシコ - Wikipediaカワラナデシコは秋の七草のひとつなんだけど、そういや野生で生えているのって見たことないんだよね。河原という名前がついているので、おそらく河原にあるんだろうけど、河原って、背丈の高い草だらけで、カワラナデシコは50cmぐらいの背丈で、あの夏の暑い激戦区の中で、カワラナデシコは花を咲かすまで育つことができるのだろう...

 

秋の訪れを告げる藤袴

ある日、森の中、藤袴(フジバカマ)に出会った。おっと、こりゃテンション上がるぜ。フジバカマといえば、秋の七草のひとつなんだけど、最近、個体数が激減して、準絶滅危惧種として扱われている。フジバカマ - Wikipediaフジバカマはキク科で、香りが良いのか?いろんな昆虫を寄せ付けているし、背丈も高くて丈夫に見えるんだけど、なぜ準絶滅危惧種になるまで追い詰められたのだろうな…それは...

 

梨木神社の萩まつり

梨木神社の萩まつりに行ってきた。ちなみに梨木神社は萩まつりという名前だけあって、境内は萩だらけ。萩と言えば、内に秘めたる萩を愛する心で記載した通り、萩は日本人のマインドだとすると、上京区がよりどころになるかもしれない。しかしだよ、家畜飼料が不作だった時、ここにある萩を刈りとって飼料にしたりしたんかね。それは置いといて、先がこんもり咲く品種であったり、花の色が違ったり、も...

 

内に秘めたる萩を愛する心

秋の七草の中でどれが一番好きか?と聞かれたら、間違いなく、萩(ハギ)と答えるだろう。いや、撫子(ナデシコ)や藤袴(フジバカマ)も捨てがたい。…う~ん、数行前に間違いなくというフレーズを使ったのをちょっと後悔。まぁ、どちらにしても、道端を歩いていて、ハギに目が行ってしまう。そんな中、京都の某所で、白花萩(シロバナハギ)があったよ。そういや、何でこんなにもハギが愛されているのか?春...


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