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【SEO対策】Gueztliで画像のファイルサイズの削減の記事でクライアント(サイトを見る側)とサーバ間でのデータのやりとりで、転送量を減らすと良いという内容を紹介しました。

ここで今回紹介するHTMLの圧縮を行うと、更に転送量が減らすことが出来ます。

2020年6月時点で、表示速度の高速化や転送量はSEOにあまり影響を与えないとのことですが、これから更にデータのやりとりが増えるであろう中で、転送量を減らす取り組みはエコに繋がるはずなので、HTMLの圧縮はやっておいた方が良いはず。


HTMLの圧縮は何なのか?について触れておくと、


its_work


上のキャプチャのような文字列だけのシンプルなページがあったとして、このページのHTMLを確認してみると、


<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
	<meta charset="UTF-8">
	<title>sample</title>
</head>
<body>
	<p>It's work!</p>
</body>
</html>

このようになっていて、可読性の向上の為に加えている改行コード(\n)やタブスペース(\t)といったページの閲覧者にとって全く関係ない文字列が含まれている。


http_2


ページのファイルがあるサーバから自身のパソコンにデータを受信する際、これらの改行コードも含まれていて、塵も積もればなんとやらで結構なデータ量となる。

転送前に可読性の向上の為だけに加えたコードを減らすことで表示速度が更に向上するというわけです。


SOY CMSでは、HTML圧縮プラグインというものがあり、このプラグインに任せれば、テンプレートエディタでは読みやすい状態で、データを転送する時は圧縮するということをしてくれます。

圧縮にはそれなりにサーバのリソースを使用するので、【SEO対策】最終産物のHTMLのキャッシュで高速化で紹介したHTMLキャッシュプラグインや静的化プラグインと併用することで、圧縮に関する処理の回数も大幅に削減することが出来ます。


HTML圧縮プラグインを同梱したパッケージは下記のサイトからダウンロード出来ます。

https://saitodev.co/soycms/