カシワが得意とする環境はどんなところ?でカシワが得意とする環境がわかり、近畿圏にカシワがあまり自生していない理由もわかった。
この内容を踏まえて、柏餅といばら餅の記事中で紹介した研究で触れている、古代史において近畿圏で書かれた文書で柏という文字が頻繁に出現する理由について触れていこう。
個人的に知識が乏しい木に遭遇したら、最初に必ず佐道健 木へんを読む - 学芸出版社を読むようにしているので、今回も柏(かしわ、かしは)についてのページを開いてみると、古代史においては柏は特定の木を指す字ではなかったそうだ。
では、どんな意味があるのか?というと、炊(かし)ぐ葉の意味で食物を盛ったり、包んだり、覆ったりした大きな葉で、
フキの葉もかしわであったそうだ。
興味深いことに、
あまり大きくないシイの葉でも、何枚かの葉を合わせて食べ物を盛っていたらしいので、シイの葉もかしわとして扱われていたそうだ。
それがいつの頃からか、かしわは今でいうブナ科のカシワとナラガシワを指すようになった。
現在のカシワの葉を見て、これこそがthe かしわといえる葉と出会ったから、この木をカシワと名付けようというような感じだったのかな?