ドングリの不思議の記事で、ブナ科について理解を深めたいという旨の内容を記載した。
早速、よく通る道に生えているブナ科の木が何か?を調べてみる。
ブナ科の木の植物名の同定は葉の形、ドングリの形(堅果:けんか)と、
帽子(殻斗:かくと)の形から辿っていくらしい。
※他に樹皮の模様も重要であるが、樹皮で比較できる本が手元にない為、今回は樹皮を外す。
手元の図鑑(成美堂出版の里山さんぽ植物図鑑)で細長い堅果で絞ると、コナラ、ミズナラ、アカガシ、アラカシ、シラカシやマテバシイに絞られる。
次にうろこ状の殻斗で絞ると、コナラ、ミズナラ、マテバシイに絞られる。
ここで
鋸歯なし(葉の縁にギザギザなし)、葉には厚みがあってという条件を加えると、マテバシイのみに絞られる。
マテバシイのドングリは二年型(二年かけて熟す)と記載されているが、今出来ているドングリが去年もあったのか?は去年注意していないからわからない。
今年は緑色のドングリがたくさんついていれば、判断出来るか!
どちらにしろ、木の植物名を調べるのは難しい。