アカメガシワは人の住む町の至るところにいるの記事で触れた通り、アカメガシワが気になりだしてから、人が住む町の至るところにアカメガシワがいることが気が付いた。
更に気になった事として、以前は里山だったであろう傾斜や農業用の用水路に水を引くための水路でよく見かける。
ここでふと思ったが、昔の人は生活のかなりの箇所でアカメガシワを利用していたのかな?ということ。
炊ぐ葉の意味を持つカシワを名称に持つ木であるので、既に利用しているのはわかるが、それ以外にもありそうな気がする。
肥料木とか。
肥料木に関しては一旦置いといて、アカメガシワが薬草であったか?を調べてみると、アカメガシワ | 熊本大学薬学部薬用植物園 薬草データベースにたどり着き、アカメガシワが代表的な民間薬の一つという記載があった。
薬効がある箇所は主に樹皮、葉と茎で、樹皮に含まれる
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ベルゲニンと呼ばれる化合物には強い免疫調節作用を持つそうだ。
葉に含まれる化合物の名称の記載はないが、もし葉にもベルゲニンが含まれているとするならば、おにぎりや餅をアカメガシワの葉で覆うことで、ベルゲニンの恩恵にすがれるのであれば、生活圏に自生していて欲しい木であることも納得できる。
あとは強い免疫調整作用というものが何なのか?が気になるのだけれども、それは今回は触れないでおこう。