アカメガシワは代表的な民間薬の記事で、アカメガシワの樹皮が代表的な民間薬として扱われていることを知った。
今回はアカメガシワに関して更に何かあるか?ということで検索してたどり着いた内容をメモとして残すことにする。
田畑光正著 アカメガシワ葉の抗酸化活性及び活性成分の解析とヒト効果試験 島根県産業技術センター研究報告 第48号(2012)
タイトルから見てわかる通り、アカメガシワの葉に含まれる抗酸化作用を持つ物質に関する内容が記載されていた。
アカメガシワの葉に含まれていたポリフェノールが表になっていたが、最も多く含まれていたポリフェノールに
※図:田畑光正著 アカメガシワ葉の抗酸化活性及び活性成分の解析とヒト効果試験 島根県産業技術センター研究報告 第48号(2012) 5ページから引用
水酸基(-OH)を大量に持つマロツシン酸という物質があった。
このマロツシン酸は抗酸化作用で頻繁に見聞きするクェルセチンのスーパーオキシドラジカルに対する抗酸化作用が16.6倍もあるという。
アカメガシワのポリフェノールとして他に挙がっていたものも優れた抗酸化作用を有するらしい。
これは荒地等に真っ先に生える木の紫外線対策といったところか?
先駆植物というのは興味深いね。