イチゴの栽培は非常に難しいと言われる。

イチゴの栽培を難しくしている要因をざっと挙げてみると、

ニーズが旬とズレている

イチゴはバラ科でバラ科の植物の栽培は病気に罹りやすい

あたりだろうか。


前者のニーズの話が後者の病気の話に直結するので、旬とのズレが非常に大きな要因を占める。



イチゴは見ての通り、地面スレスレの高さで結実する。



このような形態はロゼット型に分類される。

ロゼットを探しに行く前に


ロゼットの大きな特徴の一つに寒さに強く、初春の暖かくなった時期に一気に成長して、早々と開花して結実するというものがある。

それ故、イチゴの旬は初春になる。


イチゴにはクリスマス付近のイメージが強くあるため、ニーズは初冬になってしまっている。

初冬にイチゴの出荷を行う為には、夏場というイチゴが得意としていない季節を乗り越えなければならず、得意で無いことをさせる故、イチゴの栽培を困難にする。




もう一点見ておきたい事が、商用作物というのは長い品種改良を経て、


渋谷農園さんのイチゴ、京の雫


イチゴの実は野生種と比較して非常に大きなものとなっている。

それ故、非常に腐りやすくなっている故、地面に直接触れると痛みやすい。



こんな感じでマルチをして、土と触れにくくしたり、



高設栽培で実を土から離して栽培したりする。

こういう不自然な栽培から、イチゴはハウス栽培というイメージが強くなっていった。


これらの話からふと気になることがあったが、長くなったので続きは次回にすることにしよう。


-続く-