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なんでこんなところにケツメイシ?の記事で、マメ科ジャケツイバラ亜科のエビスグサを見かけたという内容を記載した。


エビスグサは別名が決明子(ケツメイシ)で目に関する漢方の成分を合成することで有名だ。

ということで、エビスグサの成分を調べてみることにした。




いつも参考にしている熊本大学薬学部薬用植物園のサイトでエビスグサについて調べてみた所、種子と地上部にアントラキノン(chrysophanol, emodin),ナフトピロン(toralactone)という記載があった。

エビスグサ | 熊本大学薬学部薬用植物園 薬草データベース


前者のアントラキノンは


Anthraquinone_acsv

Calvero - 次のものを使用した投稿者自身による著作物:: ChemDraw, パブリック・ドメイン, リンクによる


の形をしていて、それぞれの化合物は両端のベンゼン環に


Emodin_0

Yikrazuul - 投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン, リンクによる


のように水酸基(-OH)やメチル基(-CH3)が付与されている。

アントラキノン - Wikipedia

エモジン - Wikipedia


上の図のエモジンには抗菌作用が有するけれども、作用機構は細菌等に直接作用するわけではなさそうだ。


アントラキノン等が目に対してどのような影響を与えるのか?についての記載は見つからず。

エビスグサ#生薬「決明子」として - Wikipedia