カニをいただいたので美味しく頂きました。
カニを食べると食卓に残るのが、
カニ殻である。
このカニ殻をまとめている時にふと思い出した。
漁港近くにいる鶏が産む卵の黄身の色がなぜか濃いと。
こんな感じでね。
話をもっと聞いてみると、
漁港にいる鶏に餌としてカニ殻を混ぜていたら、
黄身の色が濃くなったのでは?という。
ゆでられて赤くなったカニ殻の成分が、
卵の黄身に蓄積されたのだろうか?
カニ殻の赤い色素はアスタキサンチンという物質で、
Wikipediaに記載されている内容を引用すると、
β-カロテンやリコピンなどと同じくカロテノイドの一種で、キサントフィル類に分類され(途中省略)、高い抗酸化作用を持ち、紫外線や脂質過酸化反応から生体を防御する因子として働いていると考えられる。
とのことである。
アスタキサンチンは高い抗酸化力を持つのか…。
となると、
次の生命である卵の黄身にその手の物質を蓄えるのは妙に納得。
もし今回の話が正しいのであれば、
卵の黄身の色が濃い方が機能面で優れていることになるな。
追記
カニ殻由来の卵では、カニアレルギーが出る可能性があるらしく、
現在の卵の黄身の着色は、カボチャやパプリカで行われているらしい。
どちらも同じキサントフィル類だしね。