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前回の白いユリの花たちが同じ方向を向くの記事で、テッポウユリに似ている花でタカサゴユリというものをあり、駆除対象になっていることを知った。

どうやらテッポウユリとタカサゴユリが交配してシンテッポウユリというものが誕生しているらしく、タカサゴユリが在来のテッポウユリの生育域を奪っているようだ。


テッポウユリとタカサゴユリ(シンテッポウユリ)は非常に似ていて、見分けが難しいらしいが、タカサゴユリに花弁に筋があったり葉の細さ(タカサゴユリの方が細い)や開花時期(タカサゴユリの方が遅くて8月頃)で見分けがつくらしい。

※参考 テッポウユリとタカサゴユリの違い・見分け方 | 優しい雨テッポウユリ | タカサゴユリ | 山崎造園


上記の識別方法であれば、先日話題に挙げたユリはシンテッポウユリになる。


これらの内容を踏まえた上で、


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円錐状のオリのような形の中でタカサゴユリが咲いていた。

※花弁に紫色の筋があり、葉は細いところからタカサゴユリと判断した。


ここ(円錐状のオリの中は除く)は頻繁に草刈りが行われている場所なのだけれども、人為的に除草が行われない場所で立派な花を咲かせている。

タカサゴユリの勢いは衰えないだろうなと思いながらこの場を去った。