道端の草むらで絡まり合うオレンジの糸を見たの記事で見たネナシカズラが、


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アサガオの果実のような器官を形成していた。

ネナシカズラはアサガオと同じヒルガオ科なので、果実の形も似るのね。


果実を形成したということは、受粉したということで、花粉の形成等で多大な養分を利用したのだろう。

ヘアリーベッチ米栽培という取り組みで思うこと




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ネナシカズラもタネの形成まで終え、そろそろ生の終盤に差し掛かろうとしている。

ネナシカズラに寄生された植物を見ると、


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葉を紅色にしているのが目に付く。

葉に紅色を蓄積させるのは光合成を抑える為であるはずで、光合成で発生する活性酸素の除去に関する要素、例えば亜鉛をネナシカズラに大量に盗られたからなのだろうと想像する。

亜鉛欠乏と植物のオートファジー

葉でアントシアニンを蓄積する意味


周辺でネナシカズラの茎が届いていない同種の葉を見ると、


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こんなにも綺麗な緑色をしている。

ネナシカズラに寄生されると大変だ。