マメ科らしき実を付けた木の記事で町で見かけたマメ科の木を実と葉の形からハナズオウではないか?という内容を記載した。
新しい木に出会ったら、必ず漢字にも触れておきたいので、今回はその内容を書く。
ハナズオウを漢字で書くと花蘇芳と書くそうだ。
蘇芳とは何なのだろうか?ということで調べてみると、蘇芳染というものがあって、
ハナズオウの花の色が蘇芳染の汁の色に似ていることが理由であるらしい。
蘇芳の漢字をバラして調べてみる。
蘇の方はそと読み、よみがえるという意味があるが、「他にふさ。鳥の尾や糸でつくった垂れ飾り」を指すらしい。
蘇といえば、奈良時代あたりの乳の発酵食品の名前も蘇と呼ぶ。
芳は良い香りや評判が良いという意味があるらしい。
これらの漢字から鮮やかな赤という意味にはならないので、蘇芳染は染めている間にとても良い匂いだったのかな?と想像する。
木の漢字を調べると、今まで触れたことがない漢字が次から次へと出てくるね。