コナラのように見えるけれども、このドングリは一体何だ?に引き続き、ドングリを探す。

ドングリは神社仏閣や古墳等の遺跡を探すと良いと何処かで見た。

好都合な事に私が住んでいる大阪府高槻市は今城塚古墳を筆頭に素晴らしい史跡がたくさんあるため、ドングリ探しとしても良質な地域であると言っても過言ではない。


というわけで、


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ハニワ工場公園に行ってきた。

ハニワ工場公園/高槻市ホームページ


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ハニワが並んでいる道を通って、公園の奥に向かうと、


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足元に見慣れないドングリが落ちていた。


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殻斗は二つがくっついた形で落ちていて、


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殻斗はうろこ状だ。

このドングリのあった場所の木を見てみると、


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肉厚な葉の木があって、


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ドングリが付いていた。


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念の為に樹皮も記録しておく。


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これらの特徴からマテバシイ属か?と頭に浮かんだ。

マテバシイの殻斗にある瘤らしきものは何だ?


ただ、マテバシイで新たに得た知見として、


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マテバシイ属のドングリは殻斗側が凹んでいるらしく、


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今回見たドングリは殻斗側が凹んでいないので、マテバシイ属でない可能性が高い。

帰宅して図鑑を持ち出してみたら、どうやらウバメガシという木らしい。


ウバメガシの説明を読んでみると海岸沿いに多いらしいけれども、街路樹でもよく植えられるという内容も何処かで見かけたので、海から遠い高槻にあっても違和感はない。

ウバメガシ - Wikipedia


実際はどうだかわからないけれども、新たな形のドングリに出会ったのは確か。