前回の川代恐竜街道と丹波竜の記事で、

兵庫県の丹波篠山の恐竜化石の発掘場所周辺に行ってきたことを記載した。


この地域から何らかの情報が得られないか?と把握できたことを整理してみることにする。



丹波地域恐竜化石フィールドミュージアムの拠点の一つであるちーたんの館にて、


※ちーたんの館内の展示物の一部を掲載


篠山層群の分布と金屋の噴気孔化石というものを知った。

篠山盆地と丹波市山南町東部は古生代ペルム紀から中生代ジュラ紀にかけて形成された基盤岩類を覆う形で分布しており、化石が発掘された西部では白亜期後期の火山噴出物を中心とした有馬層群によって覆われているとのこと。


恐竜化石が発掘された個所の地質を確認してみると、


20万分の1日本シームレス地質図


流紋岩質の山を侵食するように川が流れ、

山の端に砂や泥が堆積した個所で化石が発掘されたという解釈になるだろうか?


20万分の1日本シームレス地質図


恐竜化石の発掘から大体9km程離れた個所に噴気孔化石という7千万年前の火山噴火による流紋岩にのこる化石があるらしいということで行ってみたが、大量の虫が寄ってきたため、軽装であったので引き返すことにした。


金屋の噴気孔化石については下記のサイトに詳しく記載されているのでリンクを掲載しておく。

久下歴史散歩&宝ものAtoZ[F]・こどもかるた「噴気孔化石」 | 久下自治振興会


20万分の1日本シームレス地質図


化石発掘の東側が2億5000万年よりも前の付加体となっているので、

古い時代の付加体の上に火山噴出物が覆うという冒頭の説明がなんとなくイメージ出来るようになった。

隆起して露頭した地層


これらの内容を踏まえた上で、



化石発掘場所の周辺の地層を見直してみたら、

見えてくるものが増えているのかもしれない。


-続く-


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