一見壁から垂れ下がる枝だけれども、
近づいてみると、ハギの小さな花が咲いているのを見ると、秋の訪れを感じる。
話は変わるが、ハギは低木として扱われているものが多い中、
表現が正しいかわからないが、ヌスビトハギとハギといった茎が木化しないような種類もある。
もしかしたら、草本のように見えて、刈り倒さずに残していたら木化するかもしれないので、なんとも言えないけれども、木本のハギと草本のハギは分類学的に近いのなか?ということが気になった。
木本のハギから木化する遺伝子の欠損が草本のハギになったとか。
木化できないから茎が丈夫にならず、背丈が短くならざるを得なくなったとか。
木化の際のリグニンの付着は年々重要度が増すはずなので、人間よ、萩から学べという事になるかもしれない。