最近思うことがある。
NHKのブラタモリという番組の影響でもあるけれど、地質(土質)を知ることができれば栽培はもちろんその地域の歴史を把握することに繋がると。
ブラタモリみたいに専門家がついて解説というわけではないので、見えないところまで知ることが出来ない。
ならばせめて、
認識できる特徴ぐらいは把握しておきたいと、目に付くキーワードはメモしておいて、それを帰ってから調べるということをしている。
でだ、さっそく先日の東尋坊だけど、ここは何か高くて怖いので、他のところをうろちょろしていたら、
鉾島という東尋坊と同じような特徴の島があった。
これらの島の特徴は、
岩が柱の様に割れ目が入っているもので、これを柱状節理(ちゅうじょうせつり)と呼ぶらしい。
※節理とは岩石の規則的な割れ目のことを指す。節理は岩石が形成される際の冷却や地殻変動の際に発生する
鉾島は頂上まで行けるので進んでみると、
五角形の柱状の岩が転がっていたり、
岩が侵食されていたりとここから得られることは多そうだ。
東尋坊周辺は安山岩の柱状節理とのことで、これが中学理科で習った安山岩という火山岩か!
安山岩はマグマが地表に現れ、冷却されて固まった際に形成される岩で、白っぽい流紋岩と黒っぽい玄武岩の中間の様な岩石とのこと。
有色鉱物の構成によって岩の色や特徴が決まる。
琵琶湖博物館で黒っぽい岩は鉄を多く含むということが記載されていたので、
ここの岩が風化して土壌になったとしても、鉄がふんだんに含まれていることはない(あくまで相対的)ということは予想できる。
※栽培にとっての規定量は含まれているかもしれない
この先で知りたいことといったら、なんと言っても安山岩風化土だろう。
基本的に深成岩由来の土よりも火山岩由来の土の方が土の肥沃度が高いらしいので、今まで出てきた花崗岩由来の真砂土よりも肥沃度が高い可能性がある。
ここらへんはよくわからないので、とりあえず今回はここまでにしておく。
追記
以前記載した花崗岩は深成岩で海底で長い時間をかけて形成された岩