福井の東尋坊にいる。
別に東尋坊に来ようと思ったわけではなく、カニの時期だからカニを食べに行こうと思わったわけでもなく、どうしても福井に行かなければならない気がして、そのついでで東尋坊にいる。
岩石見習い中の身として、せっかく前を通ったのだから、見ておかなければならないだろう。
で、行ってみて、
あぁ、東尋坊は落ちたらやばいなという一般的な話は体感しておいた。
それよりもだ、
どうしても目につくのがこれ!
岩場に松が生えていて、場所によってはそれなりに大きくなっていることだ。
実際歩いて近づいてみたけど、ここはどうみても岩場で土らしき箇所がないぞ!
そんなところでも松は生育できるのかい!
と小さな感動をしたわけですが、それよりもすごいことに、
松の根元ね。
松の根元で広葉の木かな?
それが生えている。
松でも驚きなのに、広葉樹もここで育つものなの?
多分あれだろうな。
ここで松なり、根元にいる新しい植物にしても、それなりに育って、タネが出来たとしても、
大半は崖から落ちて、どこかに流されていくのだろうな…
そう思うと切ないな。