小滝の夜学で美味しい米の話をしましたの記事で2週間前に長野県下水内郡栄村小滝集落に訪れたことを記載した。
小滝集落は苗場山麓ジオパーク内に位置している。
夜学の集まりの際にジオパークの関係者が参加していて、
最近、苗場山麓ジオパークのガイドブックが販売されたことを教えて頂き、
翌日、拠点に訪れ早速購入した。
苗場山麓ジオパーク ガイドブック完成! - 苗場山麓ジオパーク
読み進めてみると、
栄村の南東に位置する新潟県の津南の結東に
苗場山麓最古の地層があって、ここにグリーンタフがあるそうだ。
上の地図を見ても分かる通り、
結東は海ではないのに、海の作用(実際は水で良い)によって火山岩が変成したグリーンタフ(緑色凝灰岩)があるのだ?
疑問は一旦置いといて、
結東層は、安山岩や玄武岩の溶岩と火山砕屑岩(火砕岩)などから出来ていて、それらが変質して緑色凝灰岩となっている。
ということは、
結東層の緑色凝灰岩は兵庫県の竹野海岸付近で見かけた鮮やかな緑色をしているのだろうか?
また栄村を訪れる機会があったら、結東を訪れることにして、緑色凝灰岩をこの目で確認してみたい。
結東にグリーンタフがあるという疑問だけれども、
グリーンタフによって日本列島の誕生の大きなヒントを得たらしい。
※画像:Googleで「Googleマップ 信濃川」で検索した際に表示されたものを引用
栄村を流れる千曲川(長野県に入ると信濃川と呼ばれる)という川があるが、
川の北側(信濃川の場合は西側)は200万年程前は海だったとされる。
北側は堆積や隆起によって現在は陸地となっていて、
結東は太古の日本では海の近くであったとされる。
このことに関して興味深い読み物に行き着いたけれども、
それは次回にすることにしよう。
-続く-