鶏糞の中にある有用だけど厄介な有機態リン酸


家畜糞の中に含まれている貯蔵用のリン酸であるフィチン酸

強いキレート作用を持ちいろいろと厄介だぞ。


キレートというのはおいおい説明するとして、

リン酸はたくさんあるけど、分解しなければリン酸を摂取することはできないし、

そもそも分解自体が難しいし、


フィチン酸の各リン酸が手の様になって、

大事なミネラル分をがっちりと掴んでしまう(キレート作用)し、

フィチン酸 + ミネラルを摂取してもそのまま排泄されちゃうし、


と言うことで、

世の畜産農家はこのフィチン酸を予め分解させてから家畜に給餌するらしい。


そこで使う酵素をフィターゼと言い、




こんな感じでフィチン酸の各リン酸を切る。

切れたことによってキレート作用がなくなり、

リン酸と各種ミネラルを吸収出来る様になった。


で、

このフィターゼだけど、土壌微生物の中にいたら、

その微生物を活性環境を作れば何も問題なくなるわけで、


その微生物を調べてみたら、

アオカビの一種がフィターゼを合成するらしい。


というわけで、

鶏糞を施用する時はアオカビが繁殖する資材を一緒に施用すれば、

期待するアオカビが増えてフィチン酸の影響が減らせる可能性があるわけね。


で、

アオカビが増える資材ってなんだ?