先日から書いている城ヶ島の話。

城ヶ島は地形・地質駆け出しの初心者に様々な事を教えてくれる。

断層、スランプ構造が城ヶ島の成り立ちを物語る



先日まで島の東側の観光橋と呼ばれるところの付近を記載してきたが、



今回は島の南側の岩礁のところに移ってみる。

ここらへんの地層は緩やかな傾斜かほぼ水平の箇所が多く見られる。


これらの地層の中で、




ところどころで炎が揺らいだような層がある。

この層のことを火炎構造と呼ぶ。


火炎構造の白い層は火山灰からなり、

上の灰色の層は目の粗い砂の層となる。


火炎構造とは水分を多く含み塑性変形(ソセイヘンケイ)しやすい泥質堆積物の上に砂が堆積すると、荷重が加わった泥質堆積物は水を吐き出しつつ上方に押し出されます。後から堆積した砂の周りに泥が舞い上がることによって、もともとは水平であった泥と砂の境界線が、揺らめく炎のような形に変わる際に形成される構造の事を指す。

株式会社誠文堂新光社 / 増補版 地層の見方がわかる フィールド図鑑 15ページより抜粋

火炎構造 - Wikipedia


火山灰が堆積し水圧による固結が終わる前に

比重の重い土砂(主に砂)が流れ込んできて、

まだ軟らかい火山灰の層に砂が沈み込む作用で層が揺らぐということね。


ここでの白っぽい火山灰というのは、

粘性が高い流紋岩質的な火山灰という解釈でOKか?

火山灰土壌は栽培しやすいというイメージ


とりあえずまとめると、

先日までの地質の話も含め、

次から次へと様々な堆積物が流れ込んできた上、

地形の変化も頻繁に発生していたため、

城ヶ島は小さな範囲で様々な現象を観測できるんだろうね。