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童謡に出てくる赤トンボことアキアカネの個体数が減少しているという内容を見かけた。

ちなみに冒頭の写真がアキアカネであるかを見分ける自信はない。


減少していると聞くと、町の開発が進み自然環境が減り、生育環境が減っていることに因るものと連想するけれども、実際のところはどうなのだろう?

町の開発が進み個体数が増えた生物もいるので、何の要因が減少の鍵となるのか?は把握しておきたいところ。


とりあえず、トンボといえば幼虫がヤゴで、ヤゴといえば水生昆虫になり、水生昆虫といえば水が綺麗な場所に住んでいるというイメージがある。

誰もがこの手のイメージがあるかはわからないが、私にはある。


ただ、汚い止水で暮らすヤゴたちの記事でBOD値という水の綺麗さの指標で汚いとされる箇所を好んで産卵するトンボがいることを知ったので、アキアカネのヤゴはどうなのだろう?とトンボ出版から出版されている新装改訂版 トンボのすべて 増補 世界のトンボを開いてみたら、なんと繁殖力が非常に高いとされるウスバキトンボと同じ汚れた止水が生育条件となっていた。


プールでヤゴを見つけよう! - 公益財団法人 日本博物館協会に拠ると、プールにいるヤゴとしてアキアカネが紹介されいてた。

しかも、居そうな度合いが3段階中2と少なくはない。


アキアカネのヤゴはいるけれども、成虫になってからの生育環境が少なくなっているから?ということがアキアカネの個体数の減少の理由なのか?

アキアカネに関して一つずつ紐解いていくことにしよう。