稲作を理解するために赤トンボを学びたいの記事の続き。

赤トンボことアキアカネは稲作に密接な関係があるトンボとして扱われていて、最近個体数が減少しているので、ヤゴの生育条件はさぞキレイなところなのだろうと思ったところ、プールでも比較的頻繁に見られるということがわかった。


水を張ったままのプールは色んな所にあるけれども、それでもアキアカネの個体数が減少しているというのは何故なのだろう?


とりあえず、本来(童謡で歌われている里山時代)の産卵場所を調べてみることにする。




アキアカネの一生 | ミクロワールド | NHK for Schoolがわかりやすかったので参考にすると、



イネの収穫後の田に出来た水たまりに卵を産み、春の田に入水する時期に孵化するそうだ。




この話を読んで頭に浮かんだのが、



収穫期(コンバイン)を動かすために、収穫前に田の土を乾かして地耐力を高めることだ。

収穫後に都合よく雨が降れば、アキアカネの産卵のための泥はできるが、そう都合よくいかないのかもしれない。


他に、昨今の田は土作りをしていないので、収穫後に雨があっても、土が固くて理想の泥にはならないかもしれないし、藁をはやく腐熟させたいから殺虫作用のある石灰窒素をまいたり、冬に乾土効果を狙い田起こしを行ったりと、ヤゴにとってマイナスの要素が次々と頭に浮かぶ。

稲作の中干しという管理技術の歴史は浅い

稲わらの腐熟の為に石灰窒素の施用という謎


アキアカネは田で産卵することを諦めて、溜池やプールのような汚れた止水に積極的に向かうことにしたのかな?

まだ知るべきことはたくさんある。


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