近所の溜池で
カキツバタか?
和名にこだわる必要はないか…
アヤメ科の何らか(アイリス)の花が咲いていた。
この花が咲いている溜池はやたらと緑だけれども、
緑といえばクラミドモナスのような緑藻類が増殖していて、緑藻類の緑色の色素が大量にあることを意味している。
緑色の色素と言えばクロロフィル
クロロフィルと言えばヘムの中心にマグネシウムが配位している。
光合成で他に重要な要素といえば鉄やマンガンもある。
この手の溜池はある程度緑色になると、
そのうち茶色になるらしい。
それは動物プランクトンが緑藻を食べて増殖することで、
動物プランクトンの茶色の比率が増えるかららしい。
ふと思ったことだけれども、
緑色であれば酸素を放出する量が増え、
茶色であれば呼吸で酸素を消費する。
どちらのプランクトンであっても、
微量要素の使用量はさほど変わらないだろう。
これらの変化はここで咲いているこの花にとってストレスになり得るのだろうか?
ということ。
緑藻が増えるタイミングに合わせて花を咲かせるということがあったりして。